総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器(全8回)

シリーズ解説

総合内科専門医試験対策レクチャーの決定版登場!総合内科専門医試験の受験者が一番苦労するのは、自分の専門外の最新トピックス。そこでこのシリーズでは、CareNeTV等で評価の高い内科各領域のトップクラスの専門医11名を招聘。各科専門医の視点で“出そうなトピック”を抽出し、1講義約20分で丁寧に解説します。キャッチアップが大変な近年のガイドラインの改訂や新規薬剤をしっかりカバー。2022年のアップデート情報を追加し、今年の試験対策としても万全です。
循環器については、慶應義塾大学循環器内科の香坂俊先生がレクチャーをします。薬剤とカテーテルインターベンションのどちらも進歩がめざましい循環器。心電図で疾患を素早く見極めるだけでなく、適切な治療を選ぶ力が問われます。



香坂 俊 先生 慶應義塾大学 循環器内科 准教授

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第1回 イントロダクション プレミアム対象

  • 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器 | 第1回 イントロダクション
  • 2021/02/03(水)公開
  • 18分42秒

香坂俊先生が解説する総合内科専門医試験の循環器領域。第1回はシリーズの導入として、問題を解く際に注目すべきキーワードやタイムリーなトピックを紹介。「労作時に失神」「吸気時に増悪」など、具体的なシチュエーションから疾患のパターンを絞り込み。カテーテルの進歩によって治療できるようになった疾患も総合内科専門医試験には頻出です。エコーやCTなど画像から判断する問題の対策も万全に。静止画からイメージしにくい疾患について、動画で心臓の動きを確認します。

第2回 急性冠症候群 プレミアム対象

  • 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器 | 第2回 急性冠症候群
  • 2021/02/17(水)公開
  • 22分22秒

第2回では急性冠症候群(ACS)を取り上げます。まず基本はST上昇型の心筋梗塞。どの誘導のSTが上昇しているかで、心臓のどこに心筋梗塞が起きているかを判断。特徴的な心電図のパターンも総合内科専門医試験ではよく狙われます。交互脈、PQ低下、巨大陰性T波、aVR誘導でのST上昇など、日常の診療であまり見られない心電図のパターンと、対応する疾患の組み合わせを確認します。薬剤の禁忌と、PCIの合併症の予防策も押さえます。

第3回 安定狭心症 プレミアム対象

  • 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器 | 第3回 安定狭心症
  • 2021/03/03(水)公開
  • 20分30秒

第3回は、安定狭心症について解説します。治療選択において、バイパス手術かPCIのどちらを行うかの判断は、SYNTAX試験のスコアが決め手。安定狭心症は経過観察できる疾患なので、至適薬物療法(OMT)の導入も極めて重要です。近年、薬剤のエビデンスの蓄積により、投与期間短縮や、併用から単剤使用への変化が見られます。最新のトピックとして、薬剤による保存的治療と血行再建治療を比較したISCHEMIA試験の結果にも注目です。

第4回 末梢動脈疾患・大動脈疾患 プレミアム対象

  • 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器 | 第4回 末梢動脈疾患・大動脈疾患
  • 2021/03/17(水)公開
  • 12分39秒

第4回は、冠動脈以外の動脈硬化性疾患。以前は閉塞性動脈硬化症(ASO)と呼ばれていましたが、最近では、大動脈・頸動脈・腎動脈などを含む、心臓よりも末梢の動脈疾患を、末梢動脈疾患(PAD)と呼びます。冠動脈で行われてきたインターベンションが、ほかの血管にも応用できるようになりました。ただし、冠動脈の治療と微妙に違う部分に要注意。大動脈瘤、大動脈解離について、ステントグラフト内挿術の適応基準を押さえます。

第5回 不整脈と心電図(1) プレミアム対象

  • 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器 | 第5回 不整脈と心電図(1)
  • 2021/03/31(水)公開
  • 23分38秒

総合内科専門医試験の循環器の試験領域での最大の山場となる不整脈。今回は頻脈性の上室性不整脈のポイントを押さえます。不整脈はマクロリエントリー型とミクロリエントリー型に分類。発作性上室性頻拍(PSVT)は薬でコントロール。ただし、WPW症候群合併時の対応は異なるので要注意。PSVTと心房粗動(AF)は、アブレーションの奏効率も非常に良好です。近年、新しい抗凝固薬が注目されている心房細動(AF)。抗凝固薬の適応判断はCHADS2スコアを使います。

第6回 不整脈と心電図(2) プレミアム対象

  • 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器 | 第6回 不整脈と心電図(2)
  • 2021/04/14(水)公開
  • 19分31秒

第6回で取り上げるのは、徐脈性不整脈と心室性不整脈。徐脈性不整脈で肝心なのは、まずP波を見つけること。洞不全症候群(SSS)、房室ブロック(A-V block)などの特徴的な波形を確認します。失神や突然死につながる危険な心室性不整脈は、誘因となる所見の見分け方が総合内科専門医試験ではよく問われます。QT延長、Brugada波形、J波症候群に要注意。心不全と関連する、心臓のイオンチャネルの変異によって起こるチャネル病についても確認しておきましょう。

第7回 心不全・心筋症 プレミアム対象

  • 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器 | 第7回 心不全・心筋症
  • 2021/04/28(水)公開
  • 22分36秒

第7回は心不全と心筋症。総合内科専門医試験試験では主に難治性の心筋症が問われる傾向があります。薬剤、手術、カテーテルそれぞれの治療法の適応基準を確認。心臓サルコイドーシスはPET検査による精度の高い診断で、より早期から治療可能に。慢性心不全は複数の薬剤の併用が課題です。左脚ブロックはペースメーカーによる再同期療法の適応となる数値をチェック。最後に循環器のセッションのまとめとして、香坂俊先生から総合内科専門医試験攻略の秘訣をアドバイス。

第8回 アップデート2022 プレミアム対象

  • 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器 | 第8回 アップデート2022
  • 2022/05/18(水)公開
  • 24分1秒

循環器領域のアップデート情報を香坂俊先生が解説します。重要なガイドラインの改訂が相次いでいるなか、とくに重要となる安定狭心症、周術期管理、心不全、不整脈の4分野をピックアップし、ガイドラインの変更点やその理由、日常臨床への影響をレクチャーします。

評価一覧

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4.6(47)
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2024/11/08(金)
40代
勤務医
消化器内科
最初のイントロダクションだけでも、かなり頭が整理されました。勉強になりました。
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2024/09/07(土)
30代
勤務医
血液内科
循環器の病態が非常にわかりやすく、また検査の原理などにも触れていて深い理解につながり、試験対策はもちろん医師としての研鑽にもなる優れた講義です。
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2024/03/24(日)
20代以下
勤務医
神経内科
試験対策のみならず、実臨床に活用できる内容が多く大変勉強になりました。
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2024/02/23(金)
60代
開業医
内科
復習としても、わかりやすく視聴できました。
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2022/09/12(月)
40代
勤務医
内科
2022年の総合内科専門医試験を受けてきました。不整脈の問題が難しかったです。講義は大変わかりやすく、テストに関係あるかどうかは別として大変役にたちました。香坂先生のシリーズは他のものも大変わかりやすく、本当に助かっています。ありがとうございます。

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DVD

総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器 総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器
発売日 2021/06/10(木)
価格 4,950円(税込み)

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