救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ厳選8症例(全8回)

シリーズ解説

医学図書出版の金芳堂が発行する書籍『救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ症例から学ぶ58例』と連動した共同制作番組です。
対応を間違えると後に大きな問題となることが少なくない精神科救急。
書籍では、救急医が出合うであろう対応が難しい精神科症例を58例紹介、救急医/精神科医の久村正樹先生と精神科医の日野耕介先生がその対応をQ&A方式で解説しています。本番組ではその中からとくに遭遇しそうな8例を厳選。不穏で検査が進まない患者や薬物使用が疑われる患者への対応、さらに法律や精神科救急システムの話なども盛り込みました。

金芳堂『救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ症例から学ぶ58例』はこちら

入江 仁 先生 弘前大学医学部附属病院 高度救命救急センター川口 祐美 先生 戸田中央総合病院 救急科重松 咲智子 先生 川越救急クリニック林 哲也 先生 オリンパス株式会社専属産業医 埼玉医科大学総合医療センター救急科 非常勤久村 正樹 先生 埼玉医科大学総合医療センター 救急科(ER)日野 耕介 先生 沼津中央病院 精神科

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第1回 興奮している患者に鎮静薬を使用してよいか? プレミアム対象

  • 救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ厳選8症例 | 第1回 興奮している患者に鎮静薬を使用してよいか?
  • 2021/12/01(水)公開
  • 9分0秒

第1回は精神科救急における興奮への対応について解説します。自宅で刃物を振り回し警察に保護された30歳女性。四肢に切創があるため救急搬送されました。 患者の興奮が激しく診療するのが困難な場合、鎮静薬を使用してよいのでしょうか? 精神科医の久村正樹先生と弘前大学医学部附属病院高度救命救急センターの入江仁先生が解説していきます。

第2回 薬物使用が疑われる患者の薬物検査を同意なく行ってよいのか? プレミアム対象

  • 救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ厳選8症例 | 第2回 薬物使用が疑われる患者の薬物検査を同意なく行ってよいのか?
  • 2021/12/15(水)公開
  • 7分27秒

第2回は薬物検査の同意について。 新幹線で移動中の38歳女性が車内で気分不快を訴え救急外来に搬送されました。 来院時から不穏状態で何らかの薬物による急性中毒が鑑別に挙げられたため、薬物検査を提案しましたが明確な返答が得られません。 そのような場合に薬物検査を同意なく行ってもよいのでしょうか?

第3回 精神科治療が必要な患者が精神科受診を拒否する場合、受診させる方法はあるか? プレミアム対象

  • 救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ厳選8症例 | 第3回 精神科治療が必要な患者が精神科受診を拒否する場合、受診させる方法はあるか?
  • 2022/01/05(水)公開
  • 8分36秒

急性呼吸不全により救急搬送された63歳の女性。統合失調症で精神科病院に入院歴がありました。 ICUでの急性期治療後、一般病棟でリハビリ施行中ですが「命を狙われているのでリハビリ室に行けない」などの訴えによってリハビリに支障を来たしています。精神科医への診察を勧めても患者本人が納得しません。 このような精神科治療が必要な患者が精神科受診を拒否する場合、受診させる方法はあるのでしょうか?

第4回 自傷行為であれば必ず精神科入院となるか? プレミアム対象

  • 救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ厳選8症例 | 第4回 自傷行為であれば必ず精神科入院となるか?
  • 2022/01/19(水)公開
  • 7分34秒

うつ病で治療中の27歳女性が、リストカットをして救急搬送されました。 創は浅く、縫合のみで処置は終了。「死にたい気持ちがあったが今はない」と話しています。 入院を勧めましたが拒否したため帰宅としました。 このような自傷行為の場合、必ず精神科入院となるのでしょうか?

第5回 リストカットや過量内服を繰り返すパーソナリティ障害患者が、本当に自殺することはないか? プレミアム対象

  • 救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ厳選8症例 | 第5回 リストカットや過量内服を繰り返すパーソナリティ障害患者が、本当に自殺することはないか?
  • 2022/02/02(水)公開
  • 9分23秒

境界性パーソナリティ障害の診断で精神科クリニックに通院中の28歳女性。 リストカットをたびたび繰り返し救急外来を受診していましたが、今回は市販の解熱鎮痛薬を50錠内服したうえで前腕を刃物で傷つけ動脈損傷。 救命救急センターに救急搬送され同日手術、入院となりました。患者は入院翌日になり、「今すぐ帰りたい」と病棟スタッフに訴えています。 このように自殺企図を繰り返すパーソナリティ患者は、本当に自殺することはないのでしょうか?

第6回 患者の不眠の自覚だけで睡眠薬を処方してよいのか? プレミアム対象

  • 救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ厳選8症例 | 第6回 患者の不眠の自覚だけで睡眠薬を処方してよいのか?
  • 2022/02/16(水)公開
  • 8分51秒

1ヵ月前から不眠で内科外来に通院している75歳男性。若い頃から21時頃に寝て5時頃起床、その後散歩をする習慣がありました。 しかし新型コロナウイルス感染症により散歩を止め、その頃から寝た感じがしなくなってきたと言います。 眠くなってからベッドに入ることを提案しましたが、早寝の習慣を崩したくないと訴えます。 このような患者に不眠の自覚だけで、睡眠薬を処方してもよいのでしょうか?

第7回 精神疾患、認知症で判断能力が十分ではない患者への医療処置は同意がなくても可能か? プレミアム対象

  • 救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ厳選8症例 | 第7回 精神疾患、認知症で判断能力が十分ではない患者への医療処置は同意がなくても可能か?
  • 2022/03/02(水)公開
  • 7分16秒

道路で倒れているのを通行人に発見され救急搬送された89歳男性。左大腿部の変形を認め骨折の疑いがあります。検査、治療が必要と本人に説明するのですが、すぐに忘れ何度も同じ質問をします。 お薬手帳を確認すると抗認知症薬の処方を受けており、認知症状態である可能性が高いと考えられましたが、それ以上の情報は不明です。家族とも連絡が取れていません。 このように認知症で判断力が十分ではない患者への医療処置は、同意がなくても可能なのでしょうか?

第8回 断酒をする気がない患者に、精神科への受診を勧めても意味がないか? プレミアム対象

  • 救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ厳選8症例 | 第8回 断酒をする気がない患者に、精神科への受診を勧めても意味がないか?
  • 2022/03/16(水)公開
  • 9分6秒

もともと晩酌の習慣があった58歳男性。連日ワインボトルを1本以上空けるような生活が続いており、健康診断で肝機能障害を指摘されていました。 背部痛を主訴に受診した救急外来でアルコール性の慢性膵炎と診断され、担当医が断酒を勧めましたが、「いざとなったら簡単にやめられる」と主張し、精神科への受診の勧めにも応じようとしません。 このように断酒をする気がない患者に、精神科への受診を勧めても意味がないのでしょうか?

評価一覧

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4(20)
★★★★★
★★★★★
2024/05/31(金)
60代
勤務医
小児科
とても
★★★★★
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2022/04/24(日)
50代
開業医
内科
結局、身寄りがいない判断能力の欠如した方で、Opeなどの侵襲性の高い処置が必要な患者さんは具体的にどうすべきなのでしょうか?
★★★★★
★★★★★
2022/03/21(月)
60代
勤務医
内科
睡眠衛生指導の項目に「寝室は寝るときだけ使用する」というのがありました。寝床で本を読んだりスマホをいじる自分を反省しています。
★★★★★
★★★★★
2022/03/18(金)
30代
勤務医
循環器内科
勉強になった。
★★★★★
★★★★★
2022/03/15(火)
40代
勤務医
麻酔科
大変勉強bになりました。

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