ナベちゃん先生のだれでも読める心エコー(全6回)
シリーズ解説
- 第1回 心筋梗塞
- 第2回 大動脈弁狭窄症
- 第3回 大動脈弁逆流症
- 第4回 僧帽弁逆流症
- 第5回 閉塞性肥大型心筋症
- 第6回 拡張型心筋症
配信中の番組
第1回 心筋梗塞 プレミアム対象
- 2015/08/19(水)公開
- 12分10秒
心筋梗塞は、心エコー検査で局所壁運動異常を評価することができます。ナベちゃん先生こと渡辺弘之先生曰く、「虚血診断の基本は、壁運動で診断する」。どの領域の壁運動に異常が起きているのかがわかると、どの冠動脈に狭窄が起きているかがわかります。提示するエコー動画は傍胸骨短軸像、心尖部長軸像・四腔像・二腔像。像の動きから心筋の異常を見極め、心筋梗塞を正確に診断する心エコーの読み方を学びましょう。
第2回 大動脈弁狭窄症 プレミアム対象
- 2015/09/09(水)公開
- 13分45秒
今回のテーマは大動脈弁狭窄症。高齢化に伴い、大動脈弁狭窄の患者が増えてきました。大動脈弁狭窄になると、加齢性または動脈硬化性の変化で大動脈弁の動きが低下します。 心エコーでの基本的な画像をさまざま提示する中で、とくに注目すべき傍胸骨短軸像。確実に診断できるポイントとは? さらに、連続波ドプラ法による大動脈弁狭窄ジェットの血流速度波形、圧較差の計測法など、大動脈弁狭窄症の診断を確定するための評価から重症度診断まで、ナベちゃん先生こと渡辺弘之先生が心エコーの読み方を詳しく解説します。
第3回 大動脈弁逆流症 プレミアム対象
- 2015/09/23(水)公開
- 8分16秒
大動脈弁逆流は、重症度がそれほど高くないのに心機能が落ちていく場合があります。心エコーを使ってしっかり評価しましょう。 評価の際に一番重要な画像は傍胸骨短軸像。逆流が起こっている大動脈弁の弁葉、弁尖の周辺の「穴」をどう見つけるか? 重症度は、カラードプラに切り替えて逆流ジェットで評価します。計測する方法や場所、注意するべき弁口の形など、評価のポイントを徹底的に解説します。
第4回 僧帽弁逆流症 プレミアム対象
- 2015/10/07(水)公開
- 10分4秒
聴診で全収縮期雑音を聴いたときに、必ず鑑別診断の中に入る僧帽弁逆流症。その評価に心エコーはとても有用です。 僧帽弁逆流を見るときは僧帽弁だけに注目するのではなく、僧帽弁複合体として、左心室や弁輪なども含めて全体を僧帽弁として捉えることが大切です。 循環器領域で常識的に行われている僧帽弁の考え方を、解剖図やシェーマを用いて詳しく解説します。
第5回 閉塞性肥大型心筋症 プレミアム対象
- 2015/10/28(水)公開
- 7分22秒
息切れや失神、胸痛などの症状が現れる閉塞性肥大型心筋症(HOCM)。傍胸骨長軸像で見ると、収縮期に僧帽弁が左室流出路へ倒れこむように動いていることがわかります。 これが、閉塞性肥大型心筋症の最大の特徴です。心尖部長軸像や二腔像など様々な像で、僧帽弁が左室流出路を狭窄している様子や壁の肥厚を見ていきます。 そのほか、肥大型心筋症(HCM)共通の特徴である局所性肥厚の分布を見るときの像についてなど、ナベちゃん先生がじっくりと解説していきます。
第6回 拡張型心筋症 プレミアム対象
- 2015/11/18(水)公開
- 7分58秒
ちょっとした息切れ、または健康診断での心房細動などから拡張型心筋症の発見につながることが多々あります。 心臓の中で起こっている心室と心房の拡大、壁運動の低下などがどの断面でどう見えるかを心エコーの基本5断面でしっかりと確認していきます。さらにこの疾患の場合は、収縮期だけでなく拡張期の心機能も心エコーで見ていくことが大切。呼吸困難のステージを見極め、的確な治療につなげましょう。
評価一覧
関連シリーズ
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Dr.わへいの在宅エコー いろはにほへ(全6回) 2024/09/26(木)~
在宅診療でポケットエコーを使用したことがありますか?もしまだ使ってないのであれば、その診療方法は時代遅れかもしれません。最新のポケットエコーはスマートフォンサイズ程度のプローブのみで、汎用タブレット端末等にワイヤレスで画像を映し出します。操作も簡単で高性能なため、リソースが限られる在宅診療の現場でこそ、真価を発揮するアイテムです。
このポケットエコーの有効性を理解し積極的に活用しているのが、北海道の離島で在宅診療を行う植村和平氏。発熱診療や嚥下・排泄エコーなど、在宅でとくに頻繁に遭遇しやすく習得しやすい6つのシチュエーションをピックアップ。手元のプローブ操作と鮮明なエコー画面を並行して示し、操作方法をわかりやすく解説します
ポケットエコーの活用は在宅診療の新たなスタンダードになりつつあります。ぜひ本シリーズで在宅診療のマストスキルを身につけましょう。
第1回 発熱のフレームワーク1 ~尿路感染症~
第2回 発熱のフレームワーク2 ~胆道系感染症~
第3回 運動器エコー
(以降、公開準備中) -
COVID-19をエコーで診る(全1回) 2022/12/14(水)~
COVID-19のエコー画像は、非特異的で、その診断にはあまり役立ちません。 では何を「診る」のか? COVID-19疑い/確定患者において、コロナ以外の疾患を除外、あるいは診断するためにエコーが極めて有効なのです。 たとえば、COVID-19疑い患者が呼吸困難で受診した場合、「COVID-19だから呼吸困難」と結論付けてしまいがち。でも、実際は、気胸や心不全、肺血栓塞栓症などの疾患が隠れているかもしれません。そのような疾患を見逃さないために、エコーを使って「診る」のです。講師は、福井県立病院 救急救命センターの瀬良誠先生。 瀬良先生は救急の最前線でエコーを駆使し救急診療を行いながらも、POCUS(point-of-care ultrasound)に関連する書籍の執筆、各地でのセミナーなどを精力的に行っています。瀬良先生の番組「救急エコー最速RUSH!」はCareNeTVでも人気番組の1つです。 その瀬良先生がご自身の経験した症例を提示しながら、“いつ”、“どのようなとき”に“どのように”エコーを行うべきなのかを指南します。 エコーは、ベッドサイドでできることから、感染のリスクが、CTやMRIなどの他の検査機器と比べてもとても低く、コロナ診療に非常に有用です。 ぜひこの機会にCOVID‐19疑い/確定患者をエコーで診ることができるよう、しっかりと確認してください。
COVID-19をエコーで診る -
総合内科専門医試験オールスターレクチャー 循環器(全8回) 2021/02/03(水)~
総合内科専門医試験対策レクチャーの決定版登場!総合内科専門医試験の受験者が一番苦労するのは、自分の専門外の最新トピックス。そこでこのシリーズでは、CareNeTV等で評価の高い内科各領域のトップクラスの専門医11名を招聘。各科専門医の視点で“出そうなトピック”を抽出し、1講義約20分で丁寧に解説します。キャッチアップが大変な近年のガイドラインの改訂や新規薬剤をしっかりカバー。2022年のアップデート情報を追加し、今年の試験対策としても万全です。
循環器については、慶應義塾大学循環器内科の香坂俊先生がレクチャーをします。薬剤とカテーテルインターベンションのどちらも進歩がめざましい循環器。心電図で疾患を素早く見極めるだけでなく、適切な治療を選ぶ力が問われます。
第1回 イントロダクション
第2回 急性冠症候群
第3回 安定狭心症
第4回 末梢動脈疾患・大動脈疾患
第5回 不整脈と心電図(1)
第6回 不整脈と心電図(2)
第7回 心不全・心筋症
第8回 アップデート2022 -
Dr.白石のLet's エコー 運動器編(全9回) 2019/05/15(水)~
運動器エコーハンズオンセミナーでも大人気の白石吉彦先生の新番組!今回は、運動器を中心に外来超音波診療について実技や実際の診療場面も交えて解説します。また、痛みを軽減する“Hydrorelease”についても実際のやり方とコツを伝授いたします。外来でちょっとエコーをあててみませんか?あなたの外来が変わります!
監修:一般社団法人 日本整形内科学研究会→
参考書籍:離島発 とって隠岐の 外来超音波診療 動画でわかる運動器エコー入門:肩こり・腰痛・五十肩・膝痛のみかた(中山書店)→
協力:コニカミノルタジャパン(株)ヘルスケアカンパニー→
第1回 外来超音波診療の実際
第2回 MPS(筋膜性疼痛症候群)
第3回 エコーガイド下穿刺
第4回 肩こり
第5回 腰臀部痛(前編)「特異的圧痛点」
第6回 腰臀部痛(後編)「筋膜性疼痛症候群」
第7回 五十肩(前編)
第8回 五十肩(後編)
第9回 膝痛 -
救急エコー最速RUSH!(全6回) 2017/02/22(水)~
ショック患者が来たときにどう対応しますか? 採血、心電図、X線、CT・・・・。CT室に運んでいるときに患者の容態が悪化・・・そんな経験はありませんか。 ショックの原因をベッドサイドでルールイン、ルールアウトできるのがエコーです。 そんな救急エコーのプロトコルの中でも、最も早く、最も広範囲をカバーする「RUSH Exam.」。 わずか2分でショックの原因検索ができます。 この番組「救急エコー最速RUSH!」で、救急の現場で役に立つエコーテクニック「RUSH Exam.」をモノにして、ショックに立ち向かいましょう!
第1回 ショックの鑑別にはエコー!
第2回 ダッシュで“RUSH”をモノにする
第3回 PUMP
第4回 TANK(1)
第5回 TANK(2)
第6回 PIPES -
スーさんの急変エコー 裏ワザ小ワザ(全6回) 2016/07/27(水)~
あなたは、エコーを有効に使いこなせていますか?疾患の鑑別と病態評価だけの使い途ではありませんか?患者の急変時に手軽で役立つ“裏ワザ小ワザ”を発明し提案し続けているのがスーさんこと鈴木昭広先生。救急の現場において、エコーで必要な画像を素早く描出すれば、まず目の前の患者が「ヤバいかどうか」を反射的に判断できます。ショックの原因を探るために心臓、肺のエコーはどこをどう見ればいいのか。また、見ておくと安心な気道、腹部、下肢深部静脈、脳圧を測る眼のエコー術も伝授します! そして医師自身を守ってくれるのもエコーです!気管挿管や穿刺を“勘”に頼らず、エコー画像で確認しながら行えば、より正確に、安心して処置できます。 スーさんのワザをマスターして、エコーをあなたの頼れるパートナーにしましょう!
第1回 ショック検索の心エコー
第2回 肺エコー
第3回 気道エコー
第4回 胃のエコー
第5回 下肢深部静脈のエコー
第6回 眼のエコー -
ナベちゃん先生のだれでも撮れる心エコー(全4回) 2015/04/22(水)~
心エコーは視覚的に心臓を捉えることができるとても有用な検査ですが、きちんとした像を映し出せないということが最初のハードルになっています。しかし、基本さえ身に付けていれば実は心エコーのやり方はそれほど難しくありません。 この番組では、患者さんの姿勢コントロールから基本像の出し方、体型別の撮像方法まで、心エコー走査の基本を余すことなくお伝えします。 講師は東京ベイ・浦安市川医療センター ハートセンター長の渡辺弘之先生、通称ナベちゃん先生。 ナベちゃん先生の親切丁寧なレクチャーを見ると、「よし、やってみよう!」という気持ちになること間違いなしです。
第1回 基本的な走査法
第2回 心エコーの基本断面
第3回 体型別 心エコーの撮り方
第4回 ドプラ法 -
Dr.小川のアグレッシブ腹部エコー 肝臓編(全6回) 2014/11/19(水)~
非侵襲的な検査「超音波」。超音波は触診感覚で行える患者にとっても、医師にとっても非常に有用な検査です。しかしながら、超音波画像は一度の表示範囲が狭く、他の検査画像と異なることもあり、なかなか理解し難い検査ともいわれています。それでは、どうすればよいのでしょうか。その答えは、この動画「Dr.小川のアグレッシブ腹部エコー 肝臓編」の中にあります! 超音波解剖、走査方法、画像評価などの腹部エコーを行ううえでのポイントを、小川眞広先生が肝臓にフォーカスし詳しく解説します。さまざまな症例の超音波画像を比べながら、どう見て、何を評価すればいいのか・・・、この動画を見ると腹部エコー画像がみるみる見えるようになるでしょう。
第1回 基本を押さえて異常を知る!超音波解剖と走査のポイント
第2回 びまん性肝疾患1-脂肪肝を中心に-
第3回 びまん性肝疾患2-エコーパターンと肝内脈管評価を中心に-
第4回 肝腫瘤性病変と肝細胞がん1 -基本を押さえる-
第5回 肝腫瘤性病変と肝細胞がん2 -バリエーションを学ぶ-
第6回 肝腫瘤性病変3-症例から学ぶ- -
Dr.ゴン流ポケットエコー簡単活用術(全8回) 2014/02/12(水)~
日常診療に手軽に使えるポケットエコーが普及しつつあります。そんなポケットエコーの基本から応用までを、たくさんのエコー画像と実演を交え、わかりやすく解説します。ポケットエコーを身体所見の一部として、体の中を診る聴診器のように活用することで、在宅をはじめ、救急、外来、病棟などあらゆるシーンで診療スタイルが大きく変わることでしょう。
ポケットエコーの上達のコツは繰り返し練習すること。失敗しても「なんくるないさー(なんとかなるさ)!」の精神で、何度もチャレンジしてください。ポケットエコーの様々な活用術を網羅したこの番組を参考にして、あなたもポケットエコーの名人に!
第1回 心臓へのアプローチと評価
第2回 肺・下大静脈・下肢へのアプローチと評価
第3回 腹部へのアプローチ
第4回 腹部の評価(1)
第5回 腹部の評価(2)
第6回 心肺エコー鑑別法とUB-FAST
第7回 医学的管理・処置への活用法
第8回 在宅医療でのポケットエコー活用法