ガイドラインから学ぶ緑内障診療のポイント(全1回)

シリーズ解説

緑内障はもっともコモンな眼科疾患の1つ。
「緑内障診療ガイドライン2022」改訂のポイントを中心に最新の緑内障の診療トピックを解説するとともに、一般内科医も知っておくべき臨床知識をお届けします。
講師は、一般内科医への眼科疾患啓発に取り組んできたみさき眼科クリニック院長の石岡みさき氏。 ジェネラリスト向けに執筆された自著を引用しながら、緑内障をはじめとする眼科疾患と内科疾患との交差点で講義を展開します。
緑内障の有病率は40歳以上の5%、70歳以上では10%と報告され、循環器や内分泌など内科系疾患を抱える高齢患者にもよく併存する疾患です。 緑内障を正しく理解し、ピットフォールを回避することは、円滑な日常診療につながります。
「緑内障診療ガイドライン2022」ではシステマティックレビューによるエビデンスの評価が新たに設けられ、 投薬のタイミングや術後の薬物療法がわかりやすくまとめられています。 なかでも、眼科以外の医師も知っておきたい点は、「緑内障に禁忌」の薬剤選択に際して、どう対処すべきかです。
内科系の一般臨床医の先生方には、緑内障を併存する患者さんが来院された際の投薬治療の注意点やポイント、 生じる可能性がある問題点や解決法を具体的に紹介します。 また、緑内障のタイプごとの特徴、眼科疾患なのに内科を受診することも多くみられる緑内障発作の特徴なども、 内科医が知っておくべき情報です。
高齢者にとっては循環器疾患も緑内障も同じく身近なコモンディジーズです。 眼科医へのアクセスがよくない地域ではプライマリの先生方が対応を求められるケースも珍しくありません。 ぜひ、本講演をご視聴いただき、日常診療にお役立てください。

石岡 みさき 先生 みさき眼科クリニック 院長

配信中の番組

ガイドラインから学ぶ緑内障診療のポイント プレミアム対象

  • ガイドラインから学ぶ緑内障診療のポイント | ガイドラインから学ぶ緑内障診療のポイント
  • 2022/07/06(水)公開
  • 38分26秒

緑内障はもっともコモンな高齢疾患の1つ。
眼科以外の医師が、緑内障診療でとくに押さえておきたい点は、「緑内障に禁忌」の薬剤選択に際して、どう対処すべきか。一般内科医への眼科疾患啓発に取り組んできたみさき眼科クリニック院長の石岡みさき氏が、ジェネラリスト向けに執筆された自著も引用しながら、緑内障と内科疾患との交差点をピンポイントに講義します。

評価一覧

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4.3(12)
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2024/10/05(土)
70代以上
薬剤師
薬局勤務
我々 薬剤師は抗コリン剤が緑内障と禁忌というイメージがあり 開放隅角緑内障の場合 (多くはそうなんであろうが) 抗コリン作用の薬剤を使っている場合 どのように対応すればいいのか よくわからない。
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2024/05/17(金)
50代
勤務医
精神科
とてもクリアカットでわかりやすかったです。
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2024/05/13(月)
60代
勤務医
放射線科
緑内障の基本から治療の考え方までコンパクトにまとめてあり、非常にわかりやすかった。
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2023/04/04(火)
40代
看護師
今まで受け持っていた患者さんの病態について良く理解できました
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2023/02/23(木)
50代
勤務医
総合診療科
健診ドックで日常的に関わる疾患だがここまで深く知らなかったです。石岡先生の説明はとても分かり易いです。

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