クニコ先生の知っておきたい渡航医学(全5回)
シリーズ解説
- 第1回 感染症編:渡航地でのリスクと予防法(1)
- 第2回 環境編:渡航地でのリスクと予防法(2)
- 第3回 渡航者のリスク編:慢性疾患・小児・妊婦・高齢者
- 第4回 渡航前・帰国後編:医療者は何をすべきか
- 第5回 渡航先情報とトラベルクリニックの探し方
配信中の番組
第1回 感染症編:渡航地でのリスクと予防法(1) プレミアム対象
- 2015/05/27(水)公開
- 23分47秒
まず「渡航医学」とは何か、具体的にどういうときに有用なのかを、番組全体のイントロダクションとして解説します。渡航医学を実践する際に、考え方の軸になるのが「渡航者」「渡航地」「介入」の3要素。この回では「感染症」をテーマに、3要素に沿ってリスクを想定し、どのような予防策を講じたらよいのかを中山久仁子先生が具体的に説明します。渡航者が年々増加傾向にあるなか、滞在先でデング熱やマラリアに罹患したというケースに遭遇する機会も決して少なくありません。渡航地ごとに異なる感染症リスクを知り、適切な情報と、ワクチン接種などの予防策を提供できるようになりましょう。
第2回 環境編:渡航地でのリスクと予防法(2) プレミアム対象
- 2015/06/03(水)公開
- 19分41秒
海外渡航する際、旅行者のリスクになるのは現地に生息する病原菌ばかりではありません。極端に標高が高い場所や、スキューバダイビングなど大きく気圧が変化するアクティビティなど、環境そのものが渡航者の体への負担やリスクになりうるのです。今回の「クニコ先生の知っておきたい渡航医学」では、航空機内や高地、潜水など、気圧の変化に関連するリスクや疾病のほか、外傷、気候由来の健康問題とその予防方法について中山久仁子先生が詳しく解説します。
第3回 渡航者のリスク編:慢性疾患・小児・妊婦・高齢者 プレミアム対象
- 2015/06/10(水)公開
- 19分30秒
旅行や出張での海外渡航はもはやスタンダードといっても過言ではありません。渡航者の年齢や体力もさまざまで、慢性疾患を有する人も少なくありません。今回の「クニコ先生の知っておきたい渡航医学」では、糖尿病や高血圧、アレルギーなどの慢性疾患を有する患者のほか、健康であっても年齢や体力の面で配慮が必要な小児、妊婦、高齢者が海外に渡航する際にどのようなリスクが考えられ、予防策としてどのようなことをすべきかを詳しく解説します。在宅酸素療法中の患者に不可欠な酸素ボンベの手配の仕方、出入国時にトラブルにならないインスリンの携行方法など、見落としがちな細かい情報まで網羅。かかりつけ患者を不安なく旅に送り出しましょう!
第4回 渡航前・帰国後編:医療者は何をすべきか プレミアム対象
- 2015/06/17(水)公開
- 19分10秒
これまでは、渡航地や渡航者自身に起因するリスクを個別にみてきました。この回では、そうした想定しうるリスクに対して、医療者が具体的に行うべきことを中山久仁子先生が解説します。なかでも、さまざまな感染症を予防できるワクチンは、渡航前の適切な接種によって、渡航者自身の罹患だけでなく、帰国後の蔓延防止にもつながるので、非常に重要です。また、海外旅行保険の加入を徹底させ、英文の診断書や薬剤証明書を発行するのも、医療者の役目。渡航者のリスクを最小限にするための渡航医学のノウハウを知ってください。
第5回 渡航先情報とトラベルクリニックの探し方 プレミアム対象
- 2015/06/24(水)公開
- 12分59秒
「クニコ先生の知っておきたい渡航医学」はこれまでの回で、医療者側からの情報提供の重要性を詳しく解説しましたが、現地で流行している疾病や医療事情は刻々と変化しています。常に最新情報をキャッチアップして、適切な情報提供ができるようになりましょう。この回では、渡航医学にまつわる国内外のインターネット情報サイトや、書籍を一挙紹介。海外渡航者向けの特殊なワクチンを取り扱うトラベルクリニックの検索方法もお教えします。必要なときに、すばやく最新の情報が引き出せるツールを知っておくことは、かかりつけ患者を持つすべての方にとっての心強いミカタになるはずです!
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