死への立ち合い方(全7回)

シリーズ解説

死亡診断時の医師の振る舞いは、遺族を傷つけることもあれば、支えになることもあります。だからこそ、死に際して患者や家族に起こる変化と要望をすべての医師は知っている必要があります。患者が亡くなるとき、遺族にどのような変化が起こるのか。そして私たちはどのように対処したらよいのか。このシリーズでは、遺族に起こる変化を解説し、死亡診断書の書き方かから言葉かけや身だしなみといった具体的な対応まで、緩和ケアや終末期医療の課題解決に取り組む日下部明彦先生が解説します。

日下部 明彦 先生 横浜市立大学 総合診療医学教室 准教授

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第1回 死亡診断時、医師の振る舞いが重要なワケ プレミアム対象

  • 死への立ち合い方 | 第1回 死亡診断時、医師の振る舞いが重要なワケ
  • 2019/06/19(水)公開
  • 7分30秒

死亡診断時の医師の振る舞いは、遺族が死を受け入れる支えになることもあれば、かえって傷つけてしまうこともあります。患者が亡くなるとき、遺族にどのような変化が起こるのか。死に際して医師はどのように対処したらよいのか。第1回では死への立ち合い方の基本を日下部明彦先生が解説します。

第2回 死亡診断書の書き方 プレミアム対象

  • 死への立ち合い方 | 第2回 死亡診断書の書き方
  • 2019/07/03(水)公開
  • 18分46秒

死亡診断書と死体検案書の使い分けは? 警察への届け出が必要かをどう判断するのか? 死亡時刻は医師が確認した時間でいいのか? 死亡診断書作成時のよくある疑問について、事例を挙げて解説します。 平成31年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル https://www.mhlw.go.jp/toukei/manual/dl/manual_h31.pdf

第3回 死亡診断時の振る舞い Do and Don't プレミアム対象

  • 死への立ち合い方 | 第3回 死亡診断時の振る舞い Do and Don't
  • 2019/07/17(水)公開
  • 14分36秒

死亡診断時の応対が重要とはいえ、具体的にどんなことに気を付ければいいのか? 遺族・訪問看護師へのアンケート調査をもとに、医師の悪い振る舞い・良い振る舞いを日下部明彦先生が紹介します。臨終に際して遺族が心穏やかに患者との別れの時間を過ごせるよう、振る舞いのポイントを押さえましょう。 地域の多職種で作る『死亡診断時の医師の立ち居振る舞い』についてのガイドブック http://www.zaitakuiryo-yuumizaidan.com/docs/booklet/booklet29.pdf 死亡診断時の応対が重要とはいえ、具体的にどんなことに気を付ければいいのか? 遺族・訪問看護師へのアンケート調査をもとに、医師の悪い振る舞い・良い振る舞いを日下部明彦先生が紹介します。臨終に際して遺族が心穏やかに患者との別れの時間を過ごせるよう、振る舞いのポイントを押さえましょう。 地域の多職種で作る『死亡診断時の医師の立ち居振る舞い』についてのガイドブック http://www.zaitakuiryo-yuumizaidan.com/docs/booklet/booklet29.pdf スクリーン リーダーのサポートを有効にする

第4回 全医師が行うべき最初のグリーフケア プレミアム対象

  • 死への立ち合い方 | 第4回 全医師が行うべき最初のグリーフケア
  • 2019/07/31(水)公開
  • 8分32秒

大切な人を亡くした時に体験する身体的・心理的な反応を”グリーフ”と呼びます。グリーフは自然な反応ですが、深刻な場合は身体・精神疾患につながることも。だからこそ、すべての医師が基本的なグリーフケアを行う必要があります。今回は誰でもができるグリーフケアの方法を解説します。

第5回 遺族の喪失感を和らげる方法 プレミアム対象

  • 死への立ち合い方 | 第5回 遺族の喪失感を和らげる方法
  • 2019/08/14(水)公開
  • 9分5秒

「私が早く気付いていれば父は死ななかったのではないか…」 患者の家族はときに不合理な罪悪感や悲しみを持つことがあります。スピリチュアルペインと呼ばれるこれらの感情を理解し基礎的なケアを行うことが遺族の喪失感を和らげます。今回は簡単にできる声かけや対応を解説します。

第6回 患者の状態変化から予後を予測する プレミアム対象

  • 死への立ち合い方 | 第6回 患者の状態変化から予後を予測する
  • 2019/08/28(水)公開
  • 9分56秒

医師だからこそできる遺族へのケア、それは予後を予測することです。今回は、そのために役立つ3つのポイントを日下部明彦先生が解説します。がん、慢性疾患、老衰ごとの大まかな臨床経過。患者の状態変化から亡くなるまでの期間を予測するスケール。そして亡くなる1週間前・1日~3日前・1日前に応じて患者に起こる具体的な症状。これらを押さえて、患者と家族にお別れまでの準備時間を提供できるようになりましょう。

第7回 死期の上手な伝え方 プレミアム対象

  • 死への立ち合い方 | 第7回 死期の上手な伝え方
  • 2019/09/11(水)公開
  • 8分8秒

患者が亡くなりそうな時、「いつ何が起きてもおかしくありません」などのあいまいな言葉を使っていませんか?  わかりやすく伝えることこそが家族の悲嘆を長引かせない最良の選択です。病状説明・予後予測・死期といった伝えづらい事柄を、家族の心情を尊重しつつわかりやすく伝えるためのポイントを伝授します。 OPTIM緩和ケア普及のための地域プロジェクト『これからの過ごし方について』 http://gankanwa.umin.jp/pdf/mitori02.pdf

評価一覧

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4.2(18)
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2019/09/29(日)
40代
薬剤師
薬局勤務
もう少し喪失感を和らげる具体的な内容が知りたいです。
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★★★★★
2019/09/29(日)
50代
勤務医
総合診療科
行ってはいけないことなど、注意しなければいけないことがわかりました。
★★★★★
★★★★★
2019/09/15(日)
20代以下
研修医
臨床研修医
普段考えないことなのでみてよかった
★★★★★
★★★★★
2019/09/15(日)
70代以上
勤務医
腎臓内科
参考にはなった。
★★★★★
★★★★★
2019/08/27(火)
50代
開業医
泌尿器科
うまく整理できました。

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