ERで闘うための手技(全8回)
配信中の番組
第1回 マスク換気 プレミアム対象
- 2020/09/23(水)公開
- 10分34秒
簡単そうでコツが必要な「マスク換気」。ERでは必須の手技ともいえます。この回では、マスク圧迫方法や状況に応じた気道確保の姿勢などを、講義とシミュレーターを用いた手技動画で解説します。
第2回 DAM気管挿管 プレミアム対象
- 2020/10/07(水)公開
- 15分10秒
1度目の気管挿管がうまくいかなかったとき、次にどのようなプランを立てるか。 この回では、DAM(Difficult Airway Management:困難気道管理)の場合の気管挿管について勉強します。 DAMで一番重要なのは準備です。講義ではABCプランニング+SOAPMDチェックリストなどの解説、、シミュレーターを用いた手技動画では、ガイドラインで推奨されている声門上器具やビデオ喉頭鏡を用いた気管挿管を学びます。
第3回 輪状甲状靭帯切開 プレミアム対象
- 2020/10/21(水)公開
- 10分41秒
DAMが発展しさまざまなデバイスがある近年では輪状甲状靭帯切開(外科的気道確保)に至る症例は少なくなっています。ですが、もしものときには躊躇せず的確に行わなければならないため、ERでは確実に習得しなければならない手技です。 この回では、輪状甲状靭帯の同定方法から切開、カニューレ挿入までをシミュレーターを用いた手技動画でわかりやすく解説しています。いざというとき必ず役に立つはずです。
第4回 動脈穿刺 プレミアム対象
- 2020/11/04(水)公開
- 8分59秒
難易度が高い動脈穿刺は、ショックなどの重症患者の管理には欠かせない手技です。 この回では、第1選択である橈骨動脈での穿刺方法について学びます。 講義では橈骨動脈での動脈路確保の前に必ず行うアレンテストの手順、シミュレーターを用いた手技動画では、穿刺法と貫通法をそれぞれイラストを交えて詳しく解説していきます。
第5回 除細動・カルディオバージョン プレミアム対象
- 2020/11/18(水)公開
- 9分13秒
除細動・カルディオバージョンは、致死性の不整脈や循環動態が不安定な不整脈に最初に行う手技であり、命を救う基本手技としてその適応や手順を確実に身につける必要があります。この回ではそれぞれの適応や注意事項を、除細動器を使って実演しながらわかりやすく解説しています。
第6回 肘内障整復 プレミアム対象
- 2020/12/02(水)公開
- 6分32秒
肘内障(橈骨亜脱臼)は小児救急外来を受診する小児整形疾患の中では非常にコモンです。 保護者からの病歴聴取と症状から肘内障であることを診断したらすばやく整復し、児や保護者に安心感を与えましょう。 肘内障整復は一瞬で終わります。手技動画で整復のコツをつかんでください。
第7回 腰椎穿刺 プレミアム対象
- 2020/12/16(水)公開
- 10分32秒
中枢神経系感染症や炎症性疾患、くも膜下出血などの診断に用いられる腰椎穿刺は、行う頻度が少なくても確実にできるようになりたい手技です。その手順はもちろん、腰椎穿刺で重要な体位の取り方や解剖を手技動画やシェーマを用いてわかりやすく解説します。
第8回 縫合処置 プレミアム対象
- 2021/01/06(水)公開
- 9分33秒
今回の「ERで闘うための手技」では単純結節縫合と垂直マットレス縫合について学びます。まずは基本の各器具や針の持ち方を正しく理解しましょう。実際にシミュレーターを使った手技動画で針の刺入の注意点や糸の結び方を解説しているので、間近で習っているようにすんなり頭に入ります。
基本をマスターして、自信をもって手技を行ってください。
講師は埼玉医科大学総合医療センター救急科の久村正樹先生と各現場で活躍する若手救急医たち。経験に裏打ちされた手技のインストラクションはあくまで実践的です。
中外医学社『ERで闘うための手技』はこちら