ERで即使える けいれん/てんかん診療ストラテジー(全5回)
シリーズ解説
- 第1回 ERの、そのてんかん発作を評価する
- 第2回 ERでのけいれん診療フローを理解する
- 第3回 ERで使うけいれん発作治療薬を押さえる
- 第4回 薬から理解するてんかん診療入門1
- 第5回 薬から理解するてんかん診療入門2
配信中の番組
第1回 ERの、そのてんかん発作を評価する プレミアム対象
- 2021/06/30(水)公開
- 10分49秒
ERでてんかん発作に遭遇したとき、起こっている発作を止めることが最優先です。同時に、そのけいれん発作がてんかんなのか、それ以外の要因によるものかを見分けることが重要です。今回は、病歴からてんかんを疑うポイント、鑑別に使える神経学的所見の取り方を脳神経内科の山本大介氏が解説します。またてんかんを疑う場合の検査オーダー、発作抑制フローの概要もコンパクトに解説します。
第2回 ERでのけいれん診療フローを理解する プレミアム対象
- 2021/07/21(水)公開
- 12分36秒
ERでのけいれん発作対応に使える時間は最大60分。限られた時間で治療的行動と診断的行動を同時に進めるためのけいれん診療の基礎知識を叩き込みましょう。 間違って使われやすいけいれん、けいれん発作、てんかんといった名称の違いを理解することは重要。そして救急のけいれん発作で頻度が高い急性症候性発作についても解説します。
第3回 ERで使うけいれん発作治療薬を押さえる プレミアム対象
- 2021/08/04(水)公開
- 14分14秒
けいれん診療は時間との勝負。治療薬をすぐに投与するための準備が重要です。ジアゼパムの投与量やホスフェニトインの換算表、ミダゾラム持続投与の投与量など、いつでもさっと思い出せるよう準備が必要な項目をまとめます。けいれん発作治療だけでなく診断的行動も含めて、搬送からのフローで解説します。
第4回 薬から理解するてんかん診療入門1 プレミアム対象
- 2021/08/25(水)公開
- 10分53秒
今回は抗てんかん薬を切り口にてんかんの分類と治療を扱います。 抗てんかん薬も、抗菌薬と同じようにスペクトラムがあります。新規抗てんかん薬のレベチラセタムは抗菌薬でいえばカルバペネム的。専門外の先生にも使いやすい薬でもあります。新規抗てんかん薬、古典的抗てんかん薬それぞれの特徴を押さえておきましょう。
第5回 薬から理解するてんかん診療入門2 プレミアム対象
- 2021/09/08(水)公開
- 13分8秒
抗てんかん薬を切り口に、てんかんの分類と治療について解説します。扱う薬剤は、新規抗てんかん薬のラコサミド、従来薬であるゾニサミドとカルバマゼピン、バルプロ酸。 専門医向けの処方ではありますが、治療開始後に副作用や薬価等により従来薬に変更になるケースもあるので、特徴を必ず押さえておきたい薬剤です。さらにケーススタディでこれまでのけいれん診療とてんかん診療の知識をまとめます。