ガイドラインから学ぶ過敏性腸症候群診療のポイント(全1回)

シリーズ解説

日本消化器病学会は2020年から2021年にかけて多くの疾患の診療ガイドラインをクリニカルクエスチョン(CQ)に対して、GRADEシステムでエビデンスレベルと推奨度を提示する形式に統一し改訂を進めています。過敏性腸症候群についても、この形式で病態、診断、治療が最新のエビデンスを基にまとめられています。
過敏性腸症候群は機能性疾患であるため、診断では器質性疾患除外が重視されがちですが、病型によって薬剤の適応が変わります。 新薬も出てきているため、正確な病型分類が大切です。
便の形状と問診から過敏性腸症候群の病型を分類するポイント、病型に応じた薬物治療や食事指導を公立豊岡病院消化器科医長の宮垣亜紀氏がしっかりお伝えします。
ストレス社会を反映して過敏性腸症候群の潜在患者は10人に約1人。その多くが初診に訪れるのは、プライマリケアです。 ぜひ第一線の一般医の先生方にご覧いただき、明日の診療に役立てていただきたいと思います。

宮垣 亜紀 先生 公立豊岡病院組合立豊岡病院 消化器科 医長

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ガイドラインから学ぶ過敏性腸症候群診療のポイント プレミアム対象

  • ガイドラインから学ぶ過敏性腸症候群診療のポイント | ガイドラインから学ぶ過敏性腸症候群診療のポイント
  • 2021/08/18(水)公開
  • 42分32秒

病態が明らかになるにつれ、過敏性腸症候群の診断・治療・日常管理も明確になってきました。過敏性腸症候群診療における器質性疾患除外のポイント、問診を重視した病型分類、病型分類ごとの薬物治療や食事指導など、過敏性腸症候群診療に役立つ最新の知見を公立豊岡病院消化器科の宮垣亜紀氏がわかりやすく講義します。10人に1人と推定され、過敏性腸症候群の多くが腹痛や不快感を主訴に初診に訪れる一般医の先生方、必見です。ぜひ、ご覧ください。

評価一覧

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4.2(10)
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2022/06/18(土)
30代
勤務医
消化器内科
消化器内科医なので日常的にIBSを疑う患者さんと出会いますが苦手意識のある分野なので視聴してみました。薬の使い分けなどガイドラインを読むだけではわかりにくいが、そこが知りたいんだよなという部分にもしっかりスポットライトが当てられた講義で参考になりました。
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2021/12/26(日)
30代
勤務医
その他
日常臨床に必要な知識のアップデートに極めて有用です。講演を拝聴し、宮垣先生の患者さんへの優しさがすごく伝わってきて、好感を持てました。
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2021/09/26(日)
60代
開業医
内科
知識がアップデートできた
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2021/09/26(日)
60代
勤務医
呼吸器外科
重要な項目が簡潔にまとめられており、内科を専攻としない医師も聴講に値します。
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2021/09/26(日)
60代
開業医
精神科
薬の勉強になります。

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