講師情報:宮垣 亜紀(みやがき あき)
各講師の出演しているシリーズを見ることができます。
宮垣 亜紀(みやがき あき)
公立豊岡病院組合立豊岡病院 消化器科 医長
専門は消化器内科、内視鏡治療。2011年島根大学卒業。豊岡病院にて臨床初期研修、飯塚病院 総合診療科内視鏡コース、消化器内科にて後期研修を経て、2016年より東京ベイ浦安市川医療センターに勤務。総合内科と親和性の高い消化器内科医を志すと共に、超音波内視鏡に魅了され、国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科で短期研修、Interventional EUSについて学ぶ。2020年より現職。

出演シリーズ
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ガイドラインから学ぶ過敏性腸症候群診療のポイント(全1回) 2021/08/18(水)~
日本消化器病学会は2020年から2021年にかけて多くの疾患の診療ガイドラインをクリニカルクエスチョン(CQ)に対して、GRADEシステムでエビデンスレベルと推奨度を提示する形式に統一し改訂を進めています。過敏性腸症候群についても、この形式で病態、診断、治療が最新のエビデンスを基にまとめられています。
過敏性腸症候群は機能性疾患であるため、診断では器質性疾患除外が重視されがちですが、病型によって薬剤の適応が変わります。 新薬も出てきているため、正確な病型分類が大切です。
便の形状と問診から過敏性腸症候群の病型を分類するポイント、病型に応じた薬物治療や食事指導を公立豊岡病院消化器科医長の宮垣亜紀氏がしっかりお伝えします。
ストレス社会を反映して過敏性腸症候群の潜在患者は10人に約1人。その多くが初診に訪れるのは、プライマリケアです。 ぜひ第一線の一般医の先生方にご覧いただき、明日の診療に役立てていただきたいと思います。
ガイドラインから学ぶ過敏性腸症候群診療のポイント -
ガイドラインから学ぶNAFLD/NASH診療のポイント(全1回) 2021/07/28(水)~
ほどほどの飲酒、あるいはお酒を飲まない人もかかる脂肪肝炎がNASH。NASHを含む非アルコール性脂肪性肝疾患がNAFLDと呼ばれます。 NASHの状態が続く間に肝線維化が進行しますが、肝硬変や肝がんになるまで自覚症状はほとんどないため、早期の介入が重要になります。
NASHは肥満やメタボと密接に関連するため中年男性や高齢女性に多くみられ、潜在的なNAFLD患者は全国1000万人以上と推定されます。 7年ぶりに改訂されたNAFLD/NASH診療ガイドライン2020は、消化器病を専門としない先生方が対象。薬物治療の使い分けやエビデンスに加え、食事・運動・減量など患者指導にも役立つプラクティカルな項目が盛り込まれています。
「ガイドラインから学ぶNAFLD/NASH診療のポイント」を講義するのは公立豊岡病院消化器科医長の宮垣亜紀氏。NAFLD/NASHの診療経験を踏まえ、日常診療に必要な要素を現場目線でわかりやすく紹介します。脂質異常症や糖尿病など生活習慣病がNAFLD/NASHの進展リスクであることからも、消化器疾患を専門としない先生方にも有益な内容になると思います。
ガイドラインから学ぶNAFLD/NASH診療のポイント -
総合内科専門医試験オールスターレクチャー 消化器(消化管)(全8回) 2021/05/19(水)~
総合内科専門医試験対策レクチャーの決定版登場!総合内科専門医試験の受験者が一番苦労するのは、自分の専門外の最新トピックス。そこでこのシリーズでは、CareNeTV等で評価の高い内科各領域のトップクラスの専門医11名を招聘。各科専門医の視点で総合内科専門医試験に“出そうなトピック”を抽出し、1講義約20分で丁寧に解説します。キャッチアップが大変な近年のガイドラインの改訂や新規薬剤をしっかりカバー。2022年のアップデート情報を追加し、今年の試験対策としても万全です。
消化管については、公立豊岡病院の宮垣亜紀先生がレクチャー。消化管は内視鏡画像の診断がポイント。豊富な症例画像を使って、頻出の内視鏡検査問題を徹底的にトレーニングします。
第1回 ピロリ菌感染症関連
第2回 消化管悪性腫瘍
第3回 消化管出血 腹部緊急疾患
第4回 消化管機能性疾患
第5回 感染症 炎症性腸疾患
第6回 遺伝性疾患 好酸球性胃腸症 内分泌
第7回 アップデート2022(1)
第8回 アップデート2022(2)