COVID-19をエコーで診る(全1回)

シリーズ解説

COVID-19のエコー画像は、非特異的で、その診断にはあまり役立ちません。 では何を「診る」のか? COVID-19疑い/確定患者において、コロナ以外の疾患を除外、あるいは診断するためにエコーが極めて有効なのです。 たとえば、COVID-19疑い患者が呼吸困難で受診した場合、「COVID-19だから呼吸困難」と結論付けてしまいがち。でも、実際は、気胸や心不全、肺血栓塞栓症などの疾患が隠れているかもしれません。そのような疾患を見逃さないために、エコーを使って「診る」のです。講師は、福井県立病院 救急救命センターの瀬良誠先生。 瀬良先生は救急の最前線でエコーを駆使し救急診療を行いながらも、POCUS(point-of-care ultrasound)に関連する書籍の執筆、各地でのセミナーなどを精力的に行っています。瀬良先生の番組「救急エコー最速RUSH!」はCareNeTVでも人気番組の1つです。 その瀬良先生がご自身の経験した症例を提示しながら、“いつ”、“どのようなとき”に“どのように”エコーを行うべきなのかを指南します。 エコーは、ベッドサイドでできることから、感染のリスクが、CTやMRIなどの他の検査機器と比べてもとても低く、コロナ診療に非常に有用です。 ぜひこの機会にCOVID‐19疑い/確定患者をエコーで診ることができるよう、しっかりと確認してください。

瀬良 誠 先生 福井県立病院 救命救急センター 医長

配信中の番組

COVID-19をエコーで診る プレミアム対象

  • COVID-19をエコーで診る | COVID-19をエコーで診る
  • 2022/12/14(水)公開
  • 53分28秒

COVID-19のエコー画像は、非特異的で、その診断にはあまり役立ちません。
では何を「診る」のか?
COVID-19疑い/確定患者において、コロナ以外の疾患を除外、あるいは診断するためにエコーが極めて有効なのです。
たとえば、COVID-19疑い患者が呼吸困難で受診した場合、「COVID-19だから呼吸困難」と結論付けてしまいがち。でも、実際は、気胸や心不全、肺血栓塞栓症などの疾患が隠れているかもしれません。そのような疾患を見逃さないために、エコーを使って「診る」のです。 講師の瀬良先生ご自身が経験した症例を提示しながら、“いつ”、“どのようなとき”に“どのように”エコーを行うべきなのかを指南します。

評価一覧

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3.3(3)
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2023/01/20(金)
60代
勤務医
内科
内容はわかるが、COVID19というのははったり?
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2023/01/17(火)
60代
勤務医
呼吸器外科
大変参考になりました。
★★★★★
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2022/12/17(土)
60代
勤務医
外科
所見の説明がもっとあると良かったですね。

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