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ユキティ先生の救急MRI読影教室(全8回)

シリーズ解説

MRIは診断に欠かせない重要なモダリティの一つ。ですがX線やCTに比べて撮影や読影の頻度が低く、読影のコツを学ぶ機会が少ないのも事実です。このシリーズでは、ユキティ先生がMRIの原理、つまり画像上の白黒やコントラストがどのように描出されるかを誰もが理解できる「シンプルなルール」で教えてくれます。これを会得すれば、より早く正確に病変を特定できるだけでなく、適切な撮像依頼もできるようになります。 全8回を通して、遭遇頻度の高い疾患の症例写真を豊富に用いた解説で、臨床で使える読影力を育てます。

熊坂由紀子 先生 大原綜合病院 放射線科 主任部長

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第1回 10分で押さえるMRIの原理 プレミアム対象

  • ユキティ先生の救急MRI読影教室 | 第1回 10分で押さえるMRIの原理
  • 2023/09/14(木)公開
  • 10分25秒

診断に欠かせない重要なモダリティの一つであるMRI。このシリーズでは、ユキティ先生がMRIの原理、つまり画像上の白黒やコントラストがどのように描出されるかを誰もが理解できる「シンプルなルール」で解説します。第1回のキーワードは縦緩和と横緩和。これを理解すると、T1強調画像とT2強調画像の違いが明確にわかるようになります。T1WIとT2WIはMRIの最もベーシックな撮像法。これらの違いを押さえて正確な読影の基礎を作りましょう。

第2回 脂肪信号あって役立つ消して役立つ プレミアム対象

  • ユキティ先生の救急MRI読影教室 | 第2回 脂肪信号あって役立つ消して役立つ
  • 2023/10/05(木)公開
  • 9分57秒

脂肪はT1WI、T2WIいずれでも高信号。この脂肪信号を低下させるのが脂肪抑制法です。今回は、まず同じ病変の写真を脂肪抑制の有無で違いを確認しましょう。その後、どんなときに脂肪抑制を使うべきか解説します。脂肪抑制法の使いどころを押さえると、MRI読影の精度は格段に上がります。T1WI、T2WI、造影MRIそれぞれでの使い方をマスターしてください。

第3回 混じりけのある水 プレミアム対象

  • ユキティ先生の救急MRI読影教室 | 第3回 混じりけのある水
  • 2023/10/26(木)公開
  • 9分50秒

MRIの信号強度は、液体に何が混ざっているかで変化します。今回は、漿液性、粘液性、血性の嚢胞性腫瘤を例に、混和物による画像の違いを見ていきます。基準となる漿液性の画像を確認したのち、粘液性では、T1WI、T2WIに加えてより変化を明確に捉えられる撮像法を解説。出血性では、急性期と慢性期それぞれの特徴を踏まえた読影のポイントを押さえましょう。

第4回 細胞性浮腫 プレミアム対象

  • ユキティ先生の救急MRI読影教室 | 第4回 細胞性浮腫
  • 2023/11/16(木)公開
  • 10分13秒

細胞性浮腫を見つけることは、超急性期の脳梗塞やてんかん重積などを迅速に診断するために欠かせないスキルです。 使用する撮像法は、拡散強調画像(DWI)とADCmap。水分子の拡散を画像化するDWIの仕組みから2つの撮像法の使い方を解説します。 シンプルな図を用いた解説と症例写真で、原理も含めて使い方をマスターしていきましょう。

第5回 拡散制限 プレミアム対象

  • ユキティ先生の救急MRI読影教室 | 第5回 拡散制限
  • 2023/12/07(木)公開
  • 8分38秒

DWIは、early CT signよりも正確に脳梗塞を検出できるため、救急では必須の撮像法です。これを使いこなすポイントは、ほかの撮像方法との組み合わせで読むこと。撮像方法ごとに信号強度、信号が出るタイミングを表にしてユキティ先生がクリアカットに示します。脳梗塞だけでなく、脳梗塞の鑑別疾患に上がる脳膿瘍などの症例を提示し、原理と実際の画像をつなげて考えられるよう解説します。

第6回 血管性浮腫 プレミアム対象

  • ユキティ先生の救急MRI読影教室 | 第6回 血管性浮腫
  • 2024/01/11(木)公開
  • 9分47秒

頭部病変の中には可逆性のものがあり、これを迅速に発見するスキルは救急に欠かせないものです。可逆性病変を見つける際に重要なのが血管性浮腫。この描出に優れた撮像法であるFLAIRの原理と評価の方法を解説します。FLAIRの画像を正確に評価するために、DWI、ADC mapの補助的な使い方も合わせて学びましょう。

第7回 診断に役立つMRIの現象(1) flow void プレミアム対象

  • ユキティ先生の救急MRI読影教室 | 第7回 診断に役立つMRIの現象(1) flow void
  • 2024/02/01(木)公開
  • 7分13秒

flow voidは、プロトンの流速がMRI操作よりも速いときに信号が欠損する現象。流速が速い動脈に出現しやすく、頭部MRIでの疾患検索に有用です。ユキティ先生のシンプルな原理解説と、3つの症例でflow voidを使えるようになりましょう。

第8回 診断に役立つMRIの現象(2) 磁化率効果 プレミアム対象

  • ユキティ先生の救急MRI読影教室 | 第8回 診断に役立つMRIの現象(2) 磁化率効果
  • 2024/03/07(木)公開
  • 10分29秒

体内の組織や病変はみな磁化率が異なりますが、なかでもヘモグロビンの経時変化による磁化率の違いを理解することはMRIの撮像・読影に有用です。特徴的な信号低下として描出されるため、CTでは検出されない病変や過去の出血を見つけることも可能。このしくみと画像での見え方をユキティ先生の明解な解説で押さえておきましょう。

評価一覧

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4.5(11)
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2024/02/23(金)
50代
医薬関係者
先日視ました。大学のゼミのような雰囲気でしたよ。
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2024/02/11(日)
20代以下
研修医
臨床研修医
とても良かった
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2024/02/01(木)
60代
勤務医
内科
難しいです!
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2024/01/26(金)
50代
勤務医
内科
今更聞けなかったMRIの鷲見、とても丁寧な説明いただきありがとうございました。お声がとても耳に心地よくてそれもいいです
★★★★★
★★★★★
2024/01/10(水)
50代
勤務医
膠原病・リウマチ科
貴重なご講義をありがとうございます。「緩和時間が長い・短い」だとわかりにくいです。「高信号・低信号」の方がありがたいです。(本当は白い・黒いの方がもっとありがたいです。)case1皮下脂肪腫は大腿部ではなくて上腕ですよね? 何度も見て勉強させていただきます。

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