 
			高齢者感染症ベストアンサー(全8回)
シリーズ解説
- 第1回 高齢者の特徴と診療の注意点
- 第2回 高齢者感染症診療の誤解
- 第3回 検査適応と解釈
- 第4回 診断と過剰治療
- 第5回 抗菌薬の使い方
- (以降、公開準備中)
中村 造 先生 東京医科大学病院 感染制御部・感染症科 感染制御副部長、専任ICT・医局長/東京都保健医療局アドバイザー
配信中の番組
第1回 高齢者の特徴と診療の注意点 プレミアム対象
 
- 2025/07/31(木)公開
- 11分23秒
「高齢者は症状が非典型的」。これは多くの医師が抱く共通認識であり、高齢者の特徴に違いありませんが、このイメージこそが診断の落とし穴になりうると中村先生は警鐘を鳴らします。実際は多くの高齢者が典型的な症状を呈しており、このイメージで見すぎることによって、かえって診断のカギを見逃す危険があるのです。第1回では、本シリーズ全体に通じる高齢者感染症診療の注意点をお話します。
第2回 高齢者感染症診療の誤解 プレミアム対象
 
- 2025/08/21(木)公開
- 11分55秒
高齢者は「症状が非典型的でわかりにくい」というイメージから、診断が曖昧なまま広域抗菌薬で治療開始されることがあります。しかし、高齢者は治療による有害事象も起きやすく、Empiric therapy(経験的治療)のリスクにも目を向けなければなりません。では、過剰な抗菌薬投与をどのように防ぐのか。中村先生は「多くの症例で起因菌が判明してから治療を開始しても遅くない」と言います。具体的な症例を例に挙げて、治療を最適化する方法をお伝えします。
第3回 検査適応と解釈 プレミアム対象
 
- 2025/09/11(木)公開
- 9分5秒
第3回は検査がテーマです。高齢者であることを理由に、侵襲的な検査をためらう…。そんな経験がある先生も多いのではないでしょうか?しかし、検査によって得られる情報が、診断や治療、マネジメントを大きく左右することもあり安易な「検査控え」は禁物です。また、高齢者では検査結果を解釈する際にいくつか注意すべきポイントもあります、腎機能検査や画像検査を例に挙げて解説します。
第4回 診断と過剰治療 プレミアム対象
 
- 2025/10/02(木)公開
- 11分1秒
第4回は、高齢者感染症診療の問題点に迫ります。感染症診断は想像以上に曖昧に行われていると中村先生は指摘。高齢者が発熱すると、多くの医師は、肺炎や尿路感染症とつい思い込みがちです。画像検査をしても「高齢者はこんなもの」と見過ごされ、誤った診断のまま治療開始されることもまれではありません。今回は、実は抗菌薬が不要だった症例を提示し、問題点を検証。適切な診断・治療を行うために明日から実践できることをお伝えします。
第5回 抗菌薬の使い方 プレミアム対象
 
- 2025/10/30(木)公開
- 12分1秒
今回から治療の話に入ります。第5回は、抗菌薬の使い方について。まずは腎機能・肝機能、常用薬など抗菌薬開始前に確認すべき点を整理します。入院患者には抗菌薬の投与経路として静脈的投与が選ばれがちですが、高齢者診療では経口抗菌薬をうまく使いこなすことが重要です。経口薬への切り替え基準や、各種細菌と使用可能な経口抗菌薬の組み合わせを紹介します。
評価一覧
今後の配信予定
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										2025/11/20(木) 第6回 抗菌薬の用法用量 
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										2025/12/11(木) 第7回 抗ウイルス薬の使い方 
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										2026/01/08(木) 第8回 予防対策 

 
					 
					 
					 
					


