三重大学式家庭医療学講座 ~症候別アプローチ~(全3回)
シリーズ解説
配信中の番組
第1回 病態生理から迫る「腹痛」へのプライマリ・ケア的アプローチ プレミアム対象
- 2012/03/28(水)公開
- 87分28秒
多くの腹痛は、対症療法だけで対処が可能です。
しかし、その中に潜んでいる緊急手術を必要とする腹痛を見つけなくてはなりません。
そのために重要なことは、「問診」と「身体診察」を軽視してはならないことだと、竹村洋典教授は語ります。
腹痛に苦しむ患者を前に、時として、すぐに検査に走りたくなる場合もあるかと思いますが、「問診」と「身体診察」を大切にしてください。
第2回 プライマリ・ケアで見逃してはいけないメンタル・ヘルス プレミアム対象
- 2012/03/28(水)公開
- 104分26秒
あなたは昨晩ぐっすり眠れましたか? 大きく2つのテーマについて説明します。 まずは「うつ病」についてです。日本でも20人に1人と高い罹病率です。特に、中年男性の自殺率が高くなっている今日、見逃してはいけない病気となっています。しかし、残念なことに日本においては、多くの患者は見逃されています。次に、睡眠障害についてです。5人に1人は睡眠障害があり、入眠障害がその6割を占めると言われています。不眠症は、糖尿病や高血圧症の危険因子にもなり死亡率も増加するので、不眠の有無を医療従事者が聞き出すことが肝要です。 メンタル・ヘルス不調の患者は、プライマリ・ケアの診療の場で多く遭遇しているに違いないので、決して見逃してはいけません。
第3回 最低限知らなくてはならない日常診療でよく遭遇する「めまい」へのアプローチ プレミアム対象
- 2012/03/28(水)公開
- 62分31秒
多くのめまいは、生死に係る重大なものではありません。
しかし、そこには死亡したり、後遺症を残しうる重大な疾患が潜んでいることが稀にあります。
まず大切なのは、「患者の症状を正確に認識する」だと竹村洋典教授は言います。
また、すべてのめまいを「回転性めまい」にしてはいけません。
「重大な疾患が潜むめまい」を見つけるためのコツをお伝えします。
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