Dr.清水のおいしい栄養療法(全11回)
シリーズ解説
- 第1回 栄養療法のスゴイところ!
- 第2回 病院はガイコツだらけ!
- 第3回 問診と身体診察でできる低栄養の評価
- 第4回 アルブミンを使いこなそう!
- 第5回 どうする?必要エネルギー量
- 第6回 栄養の中身に気を配ろう!
- 第7回 栄養の経路の考え方!
- 第8回 栄養の経路の実例
- 第9回 末梢静脈栄養の考え方(1)
- 第10回 末梢静脈栄養の考え方(2)
- 第11回 中心静脈栄養 メニューを決めるステップ
配信中の番組
第1回 栄養療法のスゴイところ! プレミアム対象
- 2012/07/25(水)公開
- 8分46秒
栄養療法と聞いても、ピンと来ない、なんか面倒くさそう、そんなのやって意味あるの?、と思う方が多いでしょう。しかし、栄養療法を一般的な治療と組み合わせることで、患者さんに劇的な効果をもたらすことができます。患者さんが早く治り、早く退院できる、そしてそれは病院の増収にもつながるのです。これからは栄養に気を遣わない医療は考えられません。
第2回 病院はガイコツだらけ! プレミアム対象
- 2012/08/22(水)公開
- 5分15秒
あなたが担当している患者さん、低栄養に陥っていませんか?そんなことないだろうと高をくくってはいけません。実は、気づかないうちに低栄養状態になっている患者さんが院内には溢れています。そんな患者さんは当然、回復も遅く、予後が悪くなることも。病院での低栄養状態の実体を知って、患者さんの栄養状態に気を配れるようになりましょう。
第3回 問診と身体診察でできる低栄養の評価 プレミアム対象
- 2012/08/22(水)公開
- 10分47秒
見逃しやすい患者さんの低栄養状態。どうやって見つければいいのでしょう。まずは問診と身体診察での評価のし方を解説します。難しく考える必要はありません。慣れれば、通常の診察の中で自然とできるようになります。まずは、患者さんの栄養状態を評価するクセをつける。そこから始めましょう。
第4回 アルブミンを使いこなそう! プレミアム対象
- 2012/09/26(水)公開
- 12分24秒
栄養状態を表す代表的な指標、アルブミン。 でも、「アルブミンが低い!即、低栄養状態」というわけではありません。 実は、アルブミンを使いこなすことで、栄養状態を知るだけでなく、他の疾患を診断する力もつくのです。 今回は、「低アルブミンだけど低栄養ではない」という鑑別疾患を見分けるコツと、誤って判断しがちな「アルブミンの落とし穴」を紹介。アルブミンを、徹底的に使いこなしましょう!
第5回 どうする?必要エネルギー量 プレミアム対象
- 2012/09/26(水)公開
- 10分24秒
今回は実際に「一日分の必要エネルギー量」を計算してみましょう。 といっても、ややこしい計算式では、忙しい臨床現場で使いにくく意味がありません。 いくつかの計算方法を紹介しますので、使いやすそうなものを選んでみてください。 もちろん、数式はあくまで数式にすぎません。「どう算出するか」だけではなく、 「算出結果は本当に適量であるか?正しいのか?」という疑問やズレを疑問やズレを正していくための、ちょっとした配慮も解説。
第6回 栄養の中身に気を配ろう! プレミアム対象
- 2012/10/24(水)公開
- 9分31秒
ブドウ糖の点滴では低栄養を防げない! 食欲がない患者さん、食べられない患者さんに栄養補給の目的でブドウ糖の点滴・・・病院でよく見られる光景ですね。でも、「これで栄養は大丈夫」と安心してはいけません! ブドウ糖、つまり糖質だけの栄養だと、人体には何が起こるのか? どんな栄養を、どんな配分で患者さんに供給するのか? 栄養療法で栄養の「中身」を組み立てる基本を清水健一郎先生が解説します。
第7回 栄養の経路の考え方! プレミアム対象
- 2012/10/24(水)公開
- 11分10秒
さて、必要なエネルギー量や栄養素が分かったら、いよいよ患者さんに供給します。 ところで・・・どの経路で栄養を供給すればいいのでしょうか。 経口摂取?経鼻チューブ?胃瘻?腸瘻?末梢静脈?中心静脈?・・・ 今回は、栄養療法で経路を選択するための考え方と目指すべき目標について、清水健一郎先生が解説します。
第8回 栄養の経路の実例 プレミアム対象
- 2012/11/28(水)公開
- 11分19秒
臨床現場では、さまざまな患者さんに栄養を投与していかなくてはいけません。 「経口」「経鼻チューブ」「経腸チューブ」「末梢静脈(点滴)」・・・はたして、どの経路を選択することが、目の前の患者さんにとって最善なのでしょうか。 嘔吐や下痢がある患者さんには? 脳梗塞で意識はないけれど、胃が正常に活動している患者さんには? 具体的な5つの症例を元に、リスクを避けた的確な投与経路の選択の仕方を学びます。
第9回 末梢静脈栄養の考え方(1) プレミアム対象
- 2012/11/28(水)公開
- 6分25秒
点滴による栄養補給は、使い方を間違えると筋肉を崩壊させ、ADLの低下を招いてしまいます。 ブドウ糖だけの栄養がダメな理由とは・・? 脂肪乳剤を点滴しないと、たった2週間で大変なことに・・? 病気が治った時すぐに退院できる“体”を作っておくためには、末梢静脈栄養の中身をどのように組み立てたら良いのか。 「考え方(1)」では、4つの構成要素のうち2つ、「糖質」「タンパク質(アミノ酸)」について、製剤名や投与量も含めて清水健一郎先生が具体的に解説!
第10回 末梢静脈栄養の考え方(2) プレミアム対象
- 2012/12/26(水)公開
- 10分20秒
使い方を間違えると筋肉を崩壊させてADLの低下を招く、末梢静脈栄養。 「考え方(2)」では、4つの構成要素の残り2つ、「脂質」「ビタミン」について。 白い「脂肪乳剤」を点滴で投与するのは、気が引ける・・? 投与の量、速度はどうやって決めるの? 末梢静脈栄養を効果的に使って、患者さんを必須脂肪酸欠乏や乳酸アシドーシスから守る栄養療法のコツ、教えます! 番組の最後に、清水健一郎先生はこの製剤をこの量で投与していますよ!という“メニュー例”があります。要チェック!
第11回 中心静脈栄養 メニューを決めるステップ プレミアム対象
- 2012/12/26(水)公開
- 12分14秒
最終回は、中心静脈栄養についてです。 どんな時に、中心静脈栄養に踏み切るの?どのようにメニューを決めていくの? ・総エネルギー量(カロリー)の決定 ・「タンパク質」「脂質」「糖質」「ビタミン」といった栄養素の投与量の決定 ・NPC/N比の確認 さあ、考え方はもう勉強済みです。これまで学んできたことをもとに、中心静脈のメニューをつくってゆきましょう!