シリーズ解説
発熱症状はどの医療現場においても診療する機会があります。感染症や悪性腫瘍、自己免疫性疾患など多くの鑑別疾患が挙げられ、原因がすぐに見つけられないことも多いはず。そのつかみどころがない発熱症状に直面したとき、意外に意識していないのが「セッティング」いわゆる自分が診療をしている場所ではないでしょうか。
飯塚病院感染症科の的野多加志先生は発熱を「セッティング」別にとらえると、発熱の診かたのポイントが整理され、診断が効率的にできると説きます。
セッティングは「内科病棟」、「外科病棟」、「救急」、「外来」、「在宅」の5つ。的野先生が自宅風のスタジオから優しく明瞭な語り口で教えてくれます。
明日の現場で出合うかもしれない発熱症状に備え、このシリーズで予習しておきましょう!