シリーズ解説
内科医が診察すべき関節の数をご存じですか? アメリカリウマチ学会のコアセットでは圧痛箇所を68、腫脹箇所は66関節と定められています。これらすべての関節に対して触れて評価し、リウマチをはじめとする内科疾患と整形外科疾患を見極めるのは内科医の重要な役割です。
本シリーズは、2007年にCareNeTVで配信された岸本暢將先生の「Dr.岸本の関節ワザ大全」を大幅にリニューアル。岸本先生に加え、関節エコーや解剖に精通する亀田総合病院の六反田諒先生も講師として登場し、内容をバージョンアップしてお届けします。
全10回にわたり、関節痛を訴える患者に対する問診の方法や、68関節における評価アプローチを詳しく解説。さらに、エコーが特に効果的な関節に対しては、その診察方法も実演します。関節のエキスパートである2人から、まるで直接指導を受けるように学び、関節症状に対応する診察スキルを磨きましょう。
岸本 暢將 先生 杏林大学医学部付属病院 腎臓・リウマチ膠原病内科 准教授 / 六反田 諒 先生 亀田総合病院 リウマチ・膠原病・アレルギー内科 部長