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ウオノメ、タコ、イボの違いは?難解な皮膚科の世界をクイズで身近に

2023/06/24

鶏眼、胼胝、疣贅。


これらの漢字が読めるでしょうか?最後の「ゆうぜい」は比較的一般的な医学用語だと思いますが、前の2つは一般の先生にはひょっとすると難しいかもしれません。


正解は前から「けいがん」「べんち」。それぞれ俗にいうウオノメ、タコのことです。(尋常性)疣贅はもちろんイボのこと。


「皮膚科の病気は種類が多くて、しかも病名に難しい漢字が多いので、他科の先生はなかなか勉強しようという気にならないんですよね」


皮膚科の先生と雑談していると、皆さんだいたいこんなことをおっしゃいます。


冒頭の3つは、病名の漢字こそ難しいけれど、一般人も知っているコモンな疾患ですが、当然そうでないものが大半。それをほぼ皮疹だけから鑑別疾患を挙げなくてはいけないので、勉強する気が萎えるのも仕方ないかもしれません。


一方で、皮膚症状は、一般内科の先生が日常診療で、患者さんからの訴えとして比較的頻繁に遭遇するものです。そのすべてを診断して治療することは無理だとしても、ある程度は対応できるようにしたいところ。


このギャップを埋めるべく、難解な皮膚科の世界に一般の先生方が抵抗なく入っていけるよう、1疾患1問5分のクイズで構成したのが『Dr.安部の皮膚科クイズ』。誰もが診たことのあるメジャーな皮膚疾患を扱う初級編から、専門医も慎重に診断する必要がある上級編まで3ステップで学べます。


タイトルの「タコ、ウオノメ、イボの違い」については初級編で解説しています。


ごく簡単にいうと、ウオノメが真皮側に向かって表皮が楔状に増殖して痛みがあるのに対し、タコとイボは外側に向かって表皮が増殖し、痛みも痒みもない。タコとイボの違いは、タコは外観が平坦なのに対し、イボはカリフラワー状に小さい盛り上がり多数見える場合が多いこと。


『Dr.安部の皮膚科クイズ』は、こんなシンプルなクイズ形式をとることで、皮膚科特有の小難しい感じがないためか、たくさんの先生方に支持されているCareNeTVの名作の1つとなっています。


『Dr.安部の皮膚科クイズ 初級編』

『Dr.安部の皮膚科クイズ 中級編』

『Dr.安部の皮膚科クイズ 上級編』

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