意表をついて大好評!“医師のマナー”を「まつり」で学べ

2024/09/15

ケアネットでは、今月21日、22日の2日間にわたって「ケアネットまつり」を開催します。


CareNeTVでお馴染みのスター講師陣が、立て続けに趣向を凝らしたオリジナルレクチャーを繰り出すオンラインイベント。2年連続2回目。僕としては、フジロックのように観客を熱狂させ、24時間テレビのように人々の心を動かし、紅白歌合戦のように全国民が注目する医療界のビッグイベントに育てたいと思っています。


今年は、医師向けだけでなく、医学生、看護師のためのプログラムも複数用意しましたが、中でも異色なものとして、メイヨークリニックの松尾貴公先生による「若手医師のためのマナーと仕事術」があります。


松尾先生は、正直CareNeTVでお馴染み!では決してなく、今年度からスタートした「臨床研修サポートプログラム」の、しかも最後の最後に登場した先生です。「研修医のための医師の仕事術」「研修医のための医師のマナー」の2シリーズを公開中。


「臨床研修サポートプログラム」は、医師になってからの最初の2年間、臨床研修をより実りあるものにすることを支援する目的で立ち上げた新企画です。臨床研修のローテーションで回る必修診療科で必ず学ぶ臨床トピックから始め、続いて、診療科にかかわらず研修医が押さえておくべき臨床テーマを「全科共通」番組としてリリースしてきました。


実は、松尾先生と知り合い、意見交換する機会を得たのはまったくの偶然で、それらの企画があらかた決まった後でした。


長年研修医教育に携わってきた松尾先生が強調していたのは、「全科共通」よりさらに手前、いわば「社会人共通」のようことだと僕は受け止めました。それを医師という職業に限定してまとめてみたらどうかと。


でも「今の若い人って、ビジネスマナーとか興味あるのかなー」


最初そう思いましたが、よくよく考えて、真逆の結論に達しました。


僕らのような古い世代の人間は、そうしたものをきちんと学んでいたのだろうか?否。むしろ、それらはマニュアル的に明文化され、体系的に教育されるものではなく、上司や先輩方の背中を見て「暗黙のうちに」身につけていくものではなかったか?


一方、Z世代の人々は、そんな「阿吽の呼吸」みたいな話、意味わかんないしー、知っておかなきゃならないことがあるなら、短時間でわかりやすく簡潔に教えてよ!と考えるのではなかろうか?


実際リリース後、期待通りの好意的な意見をあちこちからいただいているので、異色ではありますが、今回「ケアネットまつり」でそのエッセンスを濃縮した特別版を全医療者に向けて広く公開することとしました。


ケアネットまつり2024


9月21日午後14時35分から。若い先生方のみならず、中堅、ベテランの先生方にも耳が痛い話が多いはず。目から鱗が落ちること請け合いです。

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