ケアネットライブGT Season2(全16回)
シリーズ解説
- 第1回前編 日常診療に潜む“Killer sore throat” -危険な咽頭痛を見逃すな!-
- 第1回後編 日常診療に潜む“Killer sore throat” -危険な咽頭痛を見逃すな!-
- 第2回前編 明日から使える小児漢方ベスト5
- 第2回後編 明日から使える小児漢方ベスト5
- 第3回前編 漏れなく診断に必要な情報が聴取できる問診の型「PODCAST法」
- 第3回後編 漏れなく診断に必要な情報が聴取できる問診の型「PODCAST法」
- 第4回前編 急増する梅毒をどう診るか?
- 第4回後編 急増する梅毒をどう診るか?
- 第5回前編 初めての英語ケースレポート 症例選びと執筆のコツ
- 第5回後編 初めての英語ケースレポート 症例選びと執筆のコツ
- 第6回前編 「医師の働き方」を変える生成AI活用術
- 第6回後編 「医師の働き方」を変える生成AI活用術
- 第7回前編 聴診が楽しくなる「呼吸音」特論
- 第7回後編 聴診が楽しくなる「呼吸音」特論
- (以降、公開準備中)
井田 翔太 先生 群馬大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 助教 / 香田 将英 先生 岡山大学学術研究院医歯薬学域 地域医療共育推進オフィス 特任准教授 / 小林 尭広 先生 防衛医科大学校病院総合臨床部 / 佐藤 佳澄 先生 秋田大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学講座 助教 / 鈴村 水鳥 先生 名鉄病院小児科・小児漢方内科、かけはしクリニック小児科、かけはし糖尿病・甲状腺クリニック漢方内科 / 長谷川 耕平 先生 堺市立総合医療センター 感染症内科 / 森川 昇 先生 中東遠総合医療センター 呼吸器内科
配信中の番組
第1回前編 日常診療に潜む“Killer sore throat” -危険な咽頭痛を見逃すな!- プレミアム対象
- 2023/11/01(水)公開
- 21分4秒
第1回のテーマは、咽頭痛。日常診療で必ず出合うものですが、その中に潜んでいる「致死的な咽頭痛 “Killer sore throat”」について、上気道のスペシャリストである耳鼻咽喉科医の目線から講義します。
講師は、群馬大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科の井田翔太先生。
豊富な症例写真・画像所見とともに実際のケースを提示し、各疾患の特徴と治療、一般内科診療において“Killer sore throat”を見逃さないためのコツをお伝えします。
内科医・研修医にとって、最も重要なことは、緊急気道確保の必要性を的確に判断すること。口腔・中咽頭診察では判断が難しい疾患はありますが、問診で気づける気道緊急の要注意サインをしっかり伝授。
前編では、解剖の基本知識を解説したうえで、2つの症例を提示します。
第1回後編 日常診療に潜む“Killer sore throat” -危険な咽頭痛を見逃すな!- プレミアム対象
- 2023/11/01(水)公開
- 27分34秒
後編では、3つの症例を提示します。 講義の最後には、覚えておきたい気道確保法を適応とともに解説。気道狭窄に遭遇した際に適切な対処をするために、必須知識を押さえましょう。
第2回前編 明日から使える小児漢方ベスト5 プレミアム対象
- 2023/12/13(水)公開
- 21分58秒
検査で異常がないのに症状が改善しない、手を尽くしているのに同じ訴えを繰り返す、そんな患者への対応に苦慮することもあるのではないでしょうか。このようなケースでは漢方薬が有効なことがしばしばあります。小児も例外ではなく、夜泣きや夜尿症、繰り返す風邪・腹痛・頭痛、花粉症そして発達障害など、漢方薬が奏効する疾患・症候はたくさん存在します。
そこで今回のケアネットライブGTでは、小児科・漢方・アレルギーの各専門医資格を有し、名鉄病院で自ら小児漢方内科を立ち上げて活躍する鈴村水鳥氏が、明日からの診療ですぐに使える小児漢方ベスト5を紹介します。取り上げるのは五苓散、小青竜湯、小建中湯、柴胡桂枝湯、そして甘麦大棗湯。適応になる症例、エビデンスから処方、服用のさせ方、減らし方・やめ方まで、押さえるべきポイントをズバリ解説します。
第2回後編 明日から使える小児漢方ベスト5 プレミアム対象
- 2023/12/13(水)公開
- 23分5秒
後編では小建中湯、柴胡桂枝湯、甘麦大棗湯を紹介します。小児に服薬させるコツ、2剤併用の際の注意点、親子で一緒に漢方薬を服用する効果などについても触れます。
第3回前編 漏れなく診断に必要な情報が聴取できる問診の型「PODCAST法」 プレミアム対象
- 2024/02/07(水)公開
- 17分12秒
臨床医であれば日常的に行っている問診ですが、近年それをより効率的に漏れなく行うためにその手法を型として整理することが行われています。今回取り上げる「PODCAST法」もその1つです。
講師の小林尭広氏は医学生時代の共用試験(通称 OSCE)に臨んだ際、その対策法として一般に紹介されている問診の型では有効な病歴聴取は難しいと強く感じました。そこで総合内科医としての研鑽の傍ら独自に編み出したのが「PODCAST法」です。本ライブではその基本的な考え方を解説した上で、主要な症候について「PODCAST法」に則った問診フローチャートを示しながらその手法をわかりやすく説明します。PODCASTを意識することで問診の質がワンランクアップするはずです。
第3回後編 漏れなく診断に必要な情報が聴取できる問診の型「PODCAST法」 プレミアム対象
- 2024/02/07(水)公開
- 23分16秒
後編ではめまいと咳嗽を取り上げ、診断フローチャートを用いながらPODCAST法による問診のノウハウを具体的に解説します。
第4回前編 急増する梅毒をどう診るか? プレミアム対象
- 2024/03/06(水)公開
- 22分11秒
今回は、今まさに急増中の梅毒をテーマに取り上げます。 講師は、堺市立総合医療センター 感染症内科の長谷川耕平先生。 まずは、梅毒の近況や法制度、感染経路などの基本を示したうえで、実際に外来でどのように梅毒と診断されているか、症例を複数提示します。咽頭違和感をきっかけに受診した例など、最初は梅毒が疑われず、診断まで時間がかかった事例も紹介。 病期によって多彩な症状を示す“偽装の達人“、梅毒をどのように疑い、診断するか、症例写真を交えながら解説します。
第5回前編 初めての英語ケースレポート 症例選びと執筆のコツ プレミアム対象
- 2024/05/01(水)公開
- 12分9秒
専門医取得やキャリアアップのために英語でケースレポートを書きたいけれど、何から手を付けたらよいかわからない。今回のケアネットライブGTでは、そんな英語ケースレポート初心者にその症例選びと執筆のコツを伝授します。
講師の佐藤佳澄氏も、初めて英語ケースレポートを執筆した際にはロールモデルが身近に見当たらず、試行錯誤を繰り返したそうです。昨年末、その経験を踏まえて『正攻法ではないけれど必ず書き上げられるはじめてのケースレポート論文』(中外医学社、2023年)を上梓し好評を博しています。
佐藤氏によれば、症例選びで大切なのはどんな症例を選ぶかではありません。希少疾患、貴重な症例といった観点からアプローチするのではなく、読者にとってその症例のLearning pointは何か、を明確に意識することが大切です。また、効率よく執筆できるようになるコツは論文の構造をパターン化して身に付けること。具体例を示しつつ講師自身が用いている議論の流れを開陳します。
本ライブを視聴すれば、きっとあなたもアクセプトされる英語ケースレポートの著者になれることでしょう。
第5回後編 初めての英語ケースレポート 症例選びと執筆のコツ プレミアム対象
- 2024/05/01(水)公開
- 11分7秒
後編では、英語ケースレポート執筆のコツについて、著者の具体的な体験談を交えて解説します。
第6回前編 「医師の働き方」を変える生成AI活用術 プレミアム対象
- 2024/06/05(水)公開
- 24分35秒
「医師の働き方改革」に呼応するように登場したChatGPTをはじめとした生成AI。AIを活用して効率的に業務をこなし、業務の質を向上させる取り組みは、今日医療現場でも必須となりつつあります。今回のケアネットライブでは「医療者のためのChatGPT:面倒な事務作業、自己学習、研究・論文作成にも!」(新興医学出版社)の著者である香田将英氏が、最新のAIの実際の使用例とそのポテンシャルを解説します。
まずは医師がどのような場面で生成AIを活用すべきかを紹介。次に、プロンプトの効果的な入力方法など、普遍的な活用術を伝授します。実際の使用方法として、抄読会の準備、場面に応じた文章の作成、当直勤務表の作成、研究論文の作成サポートなど、多岐にわたる業務の効率化を図る新たなアプローチを提案します。
香田氏は、生成AIは日常の業務を協働・サポートしてくれる存在であり、医師にしかできない業務に専念する時間を生み出すための有用なツールであると説きます。日々の仕事に生成AIを取り入れ、生産性を高める方法を学べる充実した内容となっています。お見逃しなく。
第7回前編 聴診が楽しくなる「呼吸音」特論 プレミアム対象
- 2024/07/03(水)公開
- 15分16秒
今回は呼吸音の臨床的意義を独特な切り口で説き明かす特別講義をお届けします。
呼吸音の聴診なんて基本中の基本、と思うかもしれませんが、この講義は通常とは一線を画します。講師の森川氏は「呼吸音はどこから発生するか」という生理学的な視点から解説。Crackles、Wheeze、Stridorなど、各肺音の特徴、聴き方のコツ、そしてそれらがどのように臨床で役立つかを、ときに風船やコップなどの小道具も用いながらわかりやすく説明します。
意外にもあまり語られてこなかった聴診の奥深さと有用さを再発見できる内容となっています。ぜひ聴診器を自分の胸に当てながらご視聴ください。