聖路加GENERAL<内分泌疾患>(全6回)
配信中の番組
第1回 脳卒中から自殺未遂まで プレミアム対象
- 2011/02/01(火)公開
- 28分0秒
黒帯師範:出雲 博子氏 内分泌疾患は、ホルモンを産生する場所に症状が現れるとは限らないために「発見が難しい」と言われます。他の疾患と診断されて、発見が遅れることもしばしばあります。まず重要なのは問診です。内分泌疾患の症状は、なかなか患者自身が訴えることがありませんから、積極的に訊くことが診断の第一歩です。問診の際、どのような症状から疑うのか、どのような手順で診断するのか、どのような治療をすればよいのかを、症例を交えて具体的に解説します。
第2回 消化性潰瘍、高血圧、便秘から見つかった内分泌疾患 プレミアム対象
- 2011/03/15(火)公開
- 21分0秒
黒帯師範:出雲 博子氏
ある女性患者は10 年前からさまざまな症状に悩まされ、入退院を繰り返していました。大腿骨頸部骨折をきっかけに骨粗鬆症の検査を受けたところ、副甲状腺機能亢進症と診断され、結局、10 年間に発症した消化性潰瘍や膵炎は、副甲状腺機能亢進症による高カルシム血症が原因だったことがわかりました。副甲状腺の異常を見つけるためには、カルシウムを測るのが最も簡単な方法です。ところが、一般の健康診断の項目にカルシウムが入っていることは少ないようです。アメリカでは、カルシウムを標準的に測るようにしてから、副甲状腺機能亢進症が7 倍多く見つかったというデータもあるのです。今回の「聖路加GENERAL<内分泌疾患>」も具体的な事例をもとに、診断のポイントを詳しく解説します。
第3回 あなたのせいではありません プレミアム対象
- 2011/03/23(水)公開
- 26分0秒
黒帯師範:出雲 博子氏 「禁煙したら太ってキーボードが打てなくなった男性」、「言葉がはっきりしなくなったアルコール性肝障害患者」、「両手にしびれが出てきた欝患者」など、今回はさらにバラエティに富んだ症例が出ますが、このような状況から、内分泌疾患をどのように見つけ出せばよいでしょうか。今回は甲状腺機能低下症について解説します。第1 回の甲状腺機能亢進症と同様に、重要なのは問診です。内分泌疾患の症状は、なかなか患者自身が訴えることがないため積極的に訊くことが第一歩です。特に、最近急増しているうつなどの精神疾患の中にも内分泌疾患が隠れている場合があります。どのような症状から疑うのか、そして診断の手順、治療法について症例を交えて具体的に解説します。
第4回 糖尿病の悪化だと思ったら… プレミアム対象
- 2011/04/18(月)公開
- 28分0秒
黒帯師範:出雲 博子氏 人間ドックにおいて、糖尿病の疑いということで精査を勧められていた68歳の男性。 肥満も家族歴もないことから受診していませんでしたが、急な体重減少をきっかけに初めて検査を受けたところ、A1Cが13.7%と、急激に上昇していることが判明。 高血糖の要因は、I型II型糖尿病以外にも、膵炎、膵がん、ヘモクロマトーシス、Cushing症候群、先端肥大症、PCOSなどさまざまなものがあります。 本症例の患者さんは、急な体重減少もあることから膵臓のCTを撮影したところ、膵がんが発見されました。血糖の悪化が膵がん発見のきっかけになり、膵がんが糖尿病治療のきっかけになったという例を通して、糖尿病の裏に隠れている内分泌系の異常をどのようにして見抜くか、そしてその対応について解説します。 どうぞ、お楽しみに。
第5回 ただ風邪といっても プレミアム対象
- 2011/05/23(月)公開
- 30分0秒
黒帯師範:出雲 博子氏 もともと健康な21歳の女子大生。 発熱、咽頭痛など、感染症の症状を呈したため近医で受診しました。数種類の抗菌薬を処方されましたが改善せず、ついには意識低下で救急コールとなりました。 糖尿病の既往のある78歳の男性。 家族が訪ねて行ったら、すでに意識がなく倒れていました。 いずれも意識障害が出る危険な状態ですが、その裏には糖尿病がありました。 意識障害の鑑別AIUEO tipsから始まって、DKA(糖尿病性ケトアシドーシス)、遷延性の低血糖による意識障害など、難度の高い診断について解説します。 どうぞお楽しみに。
第6回 2次性高血圧を見逃さない! プレミアム対象
- 2011/06/06(月)公開
- 30分0秒
黒帯師範:出雲 博子氏
見落とされやすい内分泌疾患を紹介してきた「聖路加GENERAL」も最終回。今回は、高血圧の裏に隠れた内分泌疾患を紹介します。
10年間高血圧があるも、降圧薬が効かない60歳女性。とくに目立った所見はないものの、低Kから原発性アルドステロン症をつきとめました。
内分泌性高血圧もさまざまなものがありますが、まずは患者をよく観察することがポイントです。たとえば、クッシング症候群では、にきび、肥満、多毛、アクロメガリーでは大きな鼻顎手足、腎血管性高血圧では腎周囲の血管雑音など。その後、症状によって、所定の検査をおこなうことで診断します。
ともすれば、見逃して放置されてしまう可能性もある内分泌性高血圧を、具体的な症例を呈示して解説します。
どうぞお楽しみに。
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関連シリーズ
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聖路加GENERAL
(全8回) 2012/09/12(水)~ これまで、好評を博してきた「聖路加GENERAL」が、「聖路加GENERALシリーズ」として、さらにパワーアップして帰ってきました! 今回のテーマは、救急疾患です。診断の難しい救急の症例を集め、痛みのチェックリスト“OPQRST”や腰痛のRed flag signなど、どのような場合に迅速に救急に送ればよいかをお伝えします。 おなじみ、岡田正人、岸本暢將両氏が、各科のスペシャリストをゲストに迎えて、ジェネラリストの立場から鋭く切り込みます。ジェネラリスト指南は、徳田安春先生。 どうぞ、ご期待ください。
第1回 頭痛篇(1)
第2回 頭痛篇(2)
第3回 胸痛篇(1)
第4回 胸痛篇(2)
第5回 腰痛篇(1)
第6回 腰痛篇(2)
第7回 腹痛篇(1)
第8回 腹痛篇(2) -
聖路加GENERAL<Dr.衛藤の皮膚科疾患アーカイブ>(全9回) 2012/05/23(水)~
これまで、好評を博してきた「聖路加GENERAL」が、「聖路加GENERALシリーズ」として、さらにパワーアップして帰ってきました! 引き続き、岡田、岸本両氏が、各科のスペシャリストをゲストに迎えて、ジェネラリストの立場から鋭く切り込みます。ジェネラリスト指南は、徳田先生。今回のシリーズのスペシャリストは、聖路加国際病院皮膚科部長の衛藤光氏です。 これを観れば、鑑別力、診断力アップまちがいなし! どうぞ、ご期待ください。
第1回 蕁麻疹
第2回 アトピー性皮膚炎
第3回 痛い皮膚疾患(1) 感染症
第4回 痛い皮膚疾患(2) 炎症
第5回 症状のない皮膚疾患(1) -黒い疾患-
第6回 症状のない皮膚疾患(2) -赤い疾患-
第7回 内臓系の皮膚疾患(1)-爪の皮膚疾患-
第8回 内臓系の皮膚疾患(2) -舌の皮膚疾患-
第9回 内臓系の皮膚疾患(3) -黒色表皮腫と皮膚筋炎- -
聖路加GENERAL<消化器内科> (全8回) 2011/11/22(火)~
「聖路加GENERAL」シリーズでは、各科のエキスパートがジェネラリストの疑問に明快に答えていきます。プライマリケアでも高い頻度で遭遇する消化器疾患。対象となる臓器も多く、その見極めは簡単ではありません。今回の「消化器内科」では、その中でも、特に「下痢」、「黄疸」、「嚥下困難」、「腹痛」の4つの症状について、具体的な症例を提示しながら解説します。黒帯師範は小林健二先生。アメリカで学んだ豊富な経験と知識に基づいて、独特の優しい語り口でわかりやすく説明してくださいます。
第1回 ”海外で””生肉”は要注意? CASE1 72歳女性
第2回 ”海外で””生肉”は要注意? CASE2 21歳女性
第3回 黄疸は 急いで診断 よい治療 CASE1 40歳男性
第4回 黄疸は 急いで診断 よい治療 CASE2 63歳男性
第5回 つっかえ感? まず内視鏡 CASE1 64歳男性
第6回 つっかえ感? まず内視鏡 CASE2 52歳 女性
第7回 先生、胸のあたりが痛むのですが… CASE1 45歳男性
第8回 先生、胸のあたりが痛むのですが・・・ CASE2 47歳女性 -
聖路加GENERAL<呼吸器内科> (全8回) 2011/10/12(水)~
遭遇する頻度の高い呼吸器疾患。まずは、その鑑別がポイントになります。各種検査、画像などを駆使して、その疾患が何なのかを追い込んでいく方法について、聖路加国際病院の仁多先生をお迎えして勉強したいと思います。今回は、大きな4つのテーマ、呼吸困難、胸痛、咳嗽、血痰を取り上げ、重要な鑑別ポイントをわかりやすくお伝えします。
第1回 息が苦しいのはどういう時ですか?CASE1 65歳男性
第2回 息か苦しいのはどういう時ですか?CASE2 60歳女性
第3回 胸が痛いのは、心臓のせいだけではありません CASE1 42歳男性
第4回 胸が痛いのは、心臓のせいだけではありませんCASE2 58歳 女性
第5回 慢性の咳には まずCXRから CASE1 62歳男性
第6回 慢性の咳には まずCXRから CASE2 65歳女性
第7回 先生、痰に血が混じっているのですが… CASE 1 77歳 女性
第8回 先生、痰に血が混じっているのですが… CASE2 66歳女性 -
聖路加GENERAL<循環器内科>(全4回) 2011/07/27(水)~
リスクが高い循環器疾患。胸痛、呼吸困難など、他の疾患でも見られる症状から、最初に除外しなければなりません。的確な問診をして、心電図を読み、心雑音を聞き分けて、心エコーを見てその疾患を見極めていく。アメリカでも活躍された経験豊富な香坂先生が、わかりやすく指導してくださいます
第1回 階段がつらいのは歳のせい?
第2回 夜間の呼吸困難は花粉症のせい?
第3回 心雑音と言われたのですが元気なんです
第4回 ためらってはいけないCAB -
聖路加GENERAL<腫瘍内科学>(全2回) 2011/07/13(水)~
専門分野の診療で忙しい日々を送っていると、非専門分野の進歩になかなかついていけず、専門医の先生にちょっと質問してみたくなることがあると思います。この番組は、こうしたカーブサイド・コンサルテーションをイメージしています。毎回、各専門医の先生を「黒帯」としてお招きし、岡田正人先生、岸本暢将先生、徳田安春先生がプライマリ・ケアの視点から質問して知識をupdate。症例ベースでポイントを解説していくため、わかりやすく、学習効率も向上するはずです。継続医学教育として12領域をマスターできる、米国のCME(Continuing Medical Education)のように構成されています。
第1回 がんの一般情報について
第2回 Oncologic emergenciesとがん性疼痛管理について -
聖路加GENERAL<がん検診>(全2回) 2011/06/24(金)~
今回は、癌の検診の是非を様々な角度から検討していきます。厚生労働省の推奨項目として、胃癌検診、肺癌検診、大腸癌検診があげられていますが、その根拠となった日本のデータはランダム化比較試験に基づくものでなく、さまざまなバイアスが指摘され、信頼性が疑問視されています。一方、米国のUSPSTF は多数のランダム化比較試験に基づいたエビデンスレベルの高いデータですが、果たしてそのデータをそのまま日本で当てはめられるのでしょうか。聖路加国際病院の徳田安春先生が「黒帯師範」となり、岡田正人先生、岸本暢将先生がプライマリ・ケアの視点から質問して知識をupdateします。
第1回 どのがん検診を受けるべき?
第2回 がんを疑う症候について -
聖路加GENERAL<腎臓内科>(全4回) 2011/06/13(月)~
専門分野の診療で忙しい日々を送っていると、非専門分野の進歩になかなかついていけず、専門医の先生にちょっと質問してみたくなることがあると思います。この番組は、こうしたカーブサイド・コンサルテーションをイメージしています。毎回、各専門医の先生を「黒帯」としてお招きし、プライマリ・ケアの視点から質問して知識をupdate。症例ベースでポイントを解説していくため、わかりやすく、学習効率も向上するはずです。今回は聖路加国際病院腎臓内科部長の小松康宏氏が黒帯師範。継続医学教育として12領域をマスターできる、米国のCME(Continuing Medical Education)のように構成されています。
第1回 CKD
第2回 尿異常の検査方針
第3回 高カリウム血症
第4回 急性腎障害(AKI) -
聖路加GENERAL<神経内科>(全4回) 2011/05/20(金)~
日常診療で忙しい日々を送っていると、非専門分野の進捗に追いつくのは容易ではありません。エキスパートにちょっと質問してみたくなることもあると思います。「聖路加GENERAL」シリーズでは、「カーブサイド・コンサルテーション」をイメージして、各科のエキスパートがジェネラリストの疑問に明快に答えていきます。神経内科編では、聖路加国際病院神経内科の竹見敏彦先生が神経所見をとることの意義や、脳卒中から認知症の診断について電車ネタなどを使ってわかりやすく解説。“とっつきにくい”とされる神経所見が理解しやすく、ここさえおさえておけば大丈夫!というエッセンスを凝縮しました。ジェネラリスト師範・徳田安春先生の切れ味鋭い洞察とコメントにも注目です。
第1回 脳梗塞を見逃さないために
第2回 パーキンソン病の症状を覚えよう
第3回 しびれ
第4回 認知症 -
聖路加GENERAL<感染症>(全2回) 2011/05/02(月)~
専門分野の診療で忙しい日々を送っていると、非専門分野の進歩になかなかついていけず、専門医の先生にちょっと質問してみたくなることがあると思います。この番組は、こうしたカーブサイド・コンサルテーションをイメージしています。毎回、聖路加国際病院の岡田正人氏と岸本暢將氏が、各専門医の先生を「黒帯」としてお招きし、プライマリ・ケアの視点から質問して知識をupdate。症例ベースでポイントを解説していくため、わかりやすく、学習効率も向上するはずです。継続医学教育として12領域をマスターできる、米国のCME(Continuing Medical Education)のように構成されています。ジェネラリスト指南は、徳田安春先生です。今回のテーマは「感染症」、黒帯師範は国際感染症センター長の大曲貴夫氏です。
第1回 咽頭炎
第2回 尿路感染症 -
聖路加GENERAL<心療内科>(全3回) 2011/03/25(金)~
日常診療で忙しい日々を送っていると、非専門分野の進捗に追いつくのは容易ではありません。エキスパートにちょっと質問してみたくなることもあると思います。「聖路加GENERAL」シリーズでは、「カーブサイド・コンサルテーション」をイメージして、各科のエキスパートがジェネラリストの疑問に明快に答えていきます。心療内科編では、例えば高血圧や高脂血症で診ている患者さんから「先生、最近眠れないんです」と言われたときに心療内科医に紹介する前に簡単にできる不眠への対応や、お勧めの睡眠薬処方などについて、聖路加聖路加国際病院の“心療内科の黒帯専門医”山田宇以先生が伝授します。
第1回 プライマリケアで診る不眠症
第2回 難しくない ! うつ病の診断
第3回 今日からできるうつ病治療
今回の「聖路加GENERAL」は「内分泌疾患」がテーマ。症例ベースでポイントを解説していくため、わかりやすく、学習効率も向上するはずです。継続医学教育として12領域をマスターできる、米国のCME(Continuing Medical Education)のように構成されています。