感染症コンサルタント岸田が教える どこまでやるの!?感染対策(全9回)
シリーズ解説
- 第1回 感染対策総論
- 第2回 多剤耐性菌って何?
- 第3回 感染対策の基本はMRSA
- 第4回 どうする?多剤耐性菌の感染対策
- 第5回 最も大変!インフルエンザの感染対策
- 第6回 感染力が強いノロウイルス
- 第7回 命にかかわる!カテーテル関連血流感染症
- 第8回 入院中の患者が下痢!クロストリジウム ディフィシル感染症
- 第9回 ワクチン接種が自分自身と患者を守る
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第1回 感染対策総論 プレミアム対象
- 2015/12/02(水)公開
- 23分8秒
感染対策の理想をいうことは簡単です。でも、実際の現場において、理想的な対策をとることはできません。そのなかで、置かれている医療機関の現状を踏まえ、本当に何をどこまでやれば良いのか。そのGOALは意外に明確です。
第2回 多剤耐性菌って何? プレミアム対象
- 2016/01/06(水)公開
- 14分2秒
MRSAはメチシリン耐性黄色ブドウ球菌すなわちメチシリンに耐性であるということが明確ですが、多剤耐性緑膿菌、多剤耐性アシネトバクターなどの多剤耐性菌の“多剤”とはどのようなことを示すのかご存知ですか?複数の抗菌薬に耐性があることなのでしょうか?これからさまざまな微生物の感染対策に進む前に、定義を確認しおきましょう。 対策のためにもちろんですが、「国や自治体への報告の義務」にも関わってくるので、しっかりとして理解が必要です。
第3回 感染対策の基本はMRSA プレミアム対象
- 2016/01/27(水)公開
- 35分32秒
なんといっても感染対策の基本はMRSAです。 最近ではMRSAに関する報道もなく、MRSAに慣れっこになっていませんか? でも実は日本の医療機関で検出される黄色ブドウ球菌に占めるMRSAの割合はなんと50%!まだまだ高いのが現状です。 そのMRSAを抑えることができれば、院内感染を“ゼロ”に近づけていくことも可能です。 MRSAの感染対策について理想論を語るのではなく、理想と現実のギャップを理解した上で、 実際にどうすべきかを感染症コンサルタントである岸田直樹先生がお教えします。 MRSAを制するものは感染対策を制する!
第4回 どうする?多剤耐性菌の感染対策 プレミアム対象
- 2016/02/17(水)公開
- 9分53秒
感染対策の一番の基本である、MRSAの次の微生物といえば多剤耐性緑膿菌(MDRP)です。 多剤(薬剤)耐性緑膿菌の定義は覚えていますか?IMP (イミペネム)、AMK (アミカシン)、CPFX (シプロフロキサシン) の3剤に耐性を持つ緑膿菌です。 でも、こうなってしまうと、治療の選択肢がなくなってしまうのです。 そうなる前に手をうつことが重要です。そうなる前とはどういったことか?そして何をすればいいのか?臨床現場でやるべきことについて、岸田直樹先生が詳しく解説します。 もちろん緑膿菌だけでなくアシネトバクター、セラチアなどの多剤(薬剤)耐性菌の感染対策についても見ていきます。
第5回 最も大変!インフルエンザの感染対策 プレミアム対象
- 2016/03/09(水)公開
- 17分10秒
インフルエンザの感染対策について見ていきましょう。 感染対策を考える上で重要なことは、感染経路と感染性のある期間についてキチンと知っておくことです。 また対策は、患者さんだけではありません。医療者が発症した場合についても考えておく必要があります。 どこで線を引くのか、現実的な対策について、岸田直樹先生と一緒に考えていきましょう。
第6回 感染力が強いノロウイルス プレミアム対象
- 2016/03/23(水)公開
- 21分2秒
ノロウイルスは10~100個程度の少量のウイルスで感染が成立、僅かな糞便や吐物から空気を介して経口感染するなど、非常に感染力が強いウイルスです。しかも、手指衛生の基本であるアルコールも無効で感染対策は一筋縄ではいきません。その為、医療者も病院も、そして一般の人たちもノロウイルスの感染対策は重要だと思っているかと思います。 でも、ノロウイルスだけが重要なのでしょうか。冬季下痢症の原因はノロウイルスだけではありません。ロタウイルスやアデノウイルスなどさまざまです。それぞれのウイルスに対しての対策を講じるのか?感染症コンサルタントの岸田直樹先生がお答えします。
第7回 命にかかわる!カテーテル関連血流感染症 プレミアム対象
- 2016/04/20(水)公開
- 30分27秒
医療関連感染症の中でも、急激な経過をたどることが多い重篤な感染症 カテーテル関連血流感染症(CRBSI:catheter-related bloodstream infection)についてみていきます。 カテーテル関連血流感染症を疑うと、カテーテルを抜去しないといけないのでしょうか? カテーテル関連血流感染症の診断に重要なことは何なのか!予防のためにできることは?そして予防するための特効薬は? 実例やエビデンス、そしてコンサルタント岸田直樹先生の経験を提示しながら、詳しく解説します。
第8回 入院中の患者が下痢!クロストリジウム ディフィシル感染症 プレミアム対象
- 2016/05/18(水)公開
- 20分59秒
今回のテーマはクロストリジウム・ディフィシル感染症です クロストリジウム・ディフィシル(CD)の感染対策については、診断・治療などの臨床の側面を押さえておくことが重要です。 入院中の患者さんが突然下痢に!さあ、あなたならどう対応しますか?抗菌薬が入っている、それならばクロストリジウム・ディフィシル感染症だと、治療と感染対策を進めますか? 抗菌薬が入っているからクロストリジウム・ディフィシル感染症だろうと疑ってかかるのは大きな間違いです! どのように診断をすすめ。治療はどうするか?そして感染対策は? 感染症コンサルタントの岸田直樹先生が事例を提示しながら詳しくお教えします。
第9回 ワクチン接種が自分自身と患者を守る プレミアム対象
- 2016/06/15(水)公開
- 21分38秒
受けていますか?ワクチン接種。 既に御存知の通り、ワクチン接種は、病気からあなた自身を守ります。 もちろん患者さんにもワクチン接種を進めましょう。 ですが、医療者として忘れてはならないのは、あなた自身の接種が患者さんを守るということです。 医療者がワクチンを接種していないことで起こった実際の事例を取り上げ、 やるべき対策とそれを実現するための道筋を感染症コンサルタントの岸田直樹先生がお教えします。
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