Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス(全10回)
シリーズ解説
- 第1回 X線写真と実際の臓器の位置関係を正確につかむ
- 第2回 異常の場所を知らせるシルエットサイン
- 第3回 気管の動きに注目する
- 第4回 横隔膜の動きに注目する
- 第5回 見えてはいけない毛髪線
- 第6回 見落としを防ぐ”目線”テクニック
- 第7回 臨床情報から読影を深める(1)
- 第8回 臨床情報から読影を深める(2)
- 第9回 パパッと総復習
- 第10回 実臨床で使うための読影演習
長尾 大志 先生 島根大学医学部地域医療学講座 教授
島根大学医学部附属病院 総合診療医センター/病院医学教育センター/クリニカルスキルアップセンター副センター長
配信中の番組
第1回 X線写真と実際の臓器の位置関係を正確につかむ プレミアム対象
- 2016/03/02(水)公開
- 16分50秒
胸部X線は、どんな医療機関でも最も頻繁に使われる画像検査。ですが今では活用される場面が減り、体系的に習う機会は少くなっています。 初回の「Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス」は心臓と肺と血管の位置関係を3次元モデルで確認。そして胸部X線写真でどのように表現されるのかをレクチャーします。 ブロンコ体操で肺区域を覚えれば、胸部X線写真上で肺のどこに異常が存在するのかビシッと指摘できるようになるでしょう! 胸部X線画像読影の基礎を、映像ならではの表現で教科書よりも平易に長尾大志氏が解説します。
第2回 異常の場所を知らせるシルエットサイン プレミアム対象
- 2016/03/23(水)公開
- 13分3秒
胸部X線読影で異常を発見するために重要なシルエットサイン。 この情報を正しく認識できれば、病変が心臓に接するのか大動脈に接するのか、といった詳細な位置を胸部X線写真から特定することができます。 特徴的な症例を通して胸部X線読影でシルエットサインを使えるよう、目を慣らしていきましょう。
第3回 気管の動きに注目する プレミアム対象
- 2016/04/06(水)公開
- 16分47秒
胸部X線読影でX線写真上で気管の位置に注目することも、異常を見つけるために効率的な手段のひとつ。 今回は、何を基準に偏位していると判断するか、また病的な偏位の原因疾患を胸部X線読影で見分けるコツなどを伝授します。
第4回 横隔膜の動きに注目する プレミアム対象
- 2016/05/11(水)公開
- 11分15秒
横隔膜の位置を正しく読み取ることも、胸部X線読影で異常を見つけるために欠かせません。 まずは横隔膜の正常な位置や肋骨の見方を再確認し、横隔膜が拳上になる疾患、低位になる疾患のそれぞれについて、症例を交えて見方を学んでいきます。 気管と横隔膜に注目して、胸部X線写真をパッと見た印象から疾患の見当をつけていく長尾大志先生オリジナルの鑑別チャートは必見です。
第5回 見えてはいけない毛髪線 プレミアム対象
- 2016/05/25(水)公開
- 9分30秒
毛髪線を正しく読めるようになると、異常の位置が瞬時に特定できるようになります。 つまり、胸部X線読影で絶対に押さえておきたいポイントです。 毛髪線を使い倒して、診断の精度を一気に高めていきましょう!
第6回 見落としを防ぐ”目線”テクニック プレミアム対象
- 2016/06/15(水)公開
- 18分55秒
胸部X線写真で見落としを防ぐには、数多く読影して目を慣らすのが近道。効率的にかつ、とくに注意すべき箇所を見落とさない胸部X線読影のルールを長尾大志氏が伝授します。 骨化や石灰化などと早期の腺がんを見分けるポイントも必見です!
第7回 臨床情報から読影を深める(1) プレミアム対象
- 2016/07/06(水)公開
- 12分44秒
肩痛、腰痛などの身体症状だけではその原因が特定できないとき、胸部X線写真を使うと思わぬ疾患を発見することがあります。 反対に胸部X線写真だけでは診断が難しい場合の手がかりは臨床情報。 患者の訴えと照らし合わせて胸部X線写真を読影することで、診断の精度はぐっと上がります。 今回は病歴や身体所見を生かして胸部X線写真を読むコツを伝授します。
第8回 臨床情報から読影を深める(2) プレミアム対象
- 2016/08/10(水)公開
- 11分50秒
今回の「Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス」は肺内の病変を見分けるために臨床情報を有効に使う方法を学びます。 急性なのか慢性なのか、どんな呼吸音が聴取されているのかといった所見は、胸部X線でどこを重点的に見たらいいのかを示唆してくれる重要な情報です。 症例を通して臨床情報と胸部X線写真の情報を結びつけられるよう練習していきましょう!
第9回 パパッと総復習 プレミアム対象
- 2016/09/07(水)公開
- 10分43秒
今回は胸部X線読影のポイントを10分で復習します。 肺と心臓の位置関係やシルエットサインの原理などの基礎知識から目線の動かし方といった実践的なノウハウまでパパッと押さえてください。
第10回 実臨床で使うための読影演習 プレミアム対象
- 2016/10/05(水)公開
- 17分24秒
注意すべき読影箇所や、気になるサインなどを、胸部X線を読む基礎を学習したら、あとは実践あるのみです。 最終回の「Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス」は、ひたすら胸部X 線写真を読みこなして、実臨床で使えるよう練習していきましょう。 長尾大志先生が提示する症例写真をスケッチしてみてください。手を動かして胸部X線の読影情報を整理しておけば、診断はもちろんコンサルトの際にも役立つはずです。 ぜひスケッチシートを使って挑戦してみてください!
評価一覧
関連シリーズ
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 呼吸器(全7回) 2020/10/21(水)~
総合内科専門医試験対策レクチャーの決定版登場!総合内科専門医試験の受験者が一番苦労するのは、自分の専門外の最新トピックス。そこでこのシリーズでは、CareNeTV等で評価の高い内科各領域のトップクラスの専門医11名を招聘。各科専門医の視点で“出そうなトピック”を抽出し、1講義約20分で丁寧に解説します。キャッチアップが大変な近年のガイドラインの改訂や新規薬剤をしっかりカバー。2022年のアップデート情報を追加し、今年の試験対策としても万全です。
呼吸器については、島根大学医学部附属病院の長尾大志先生がレクチャーします。ガイドラインの改訂がとくに顕著な呼吸器領域。疾患の概念や治療方針に関する大きな変更点、新たに採用された診断基準に注目します。
第1回 慢性閉塞性肺疾患(COPD) オーバーラップ症候群(ACO)
第2回 特発性間質性肺炎(IIPs)
第3回 咳嗽・喀痰
第4回 喘息
第5回 肺炎
第6回 肺癌
第7回 アップデート2022 -
Dr.長尾の胸部X線クイズ 上級編(全6回) 2018/06/27(水)~
上級編は、専門医も迷う12症例。超難問を読みこなすコツは、「病歴」と所見を組み合わせるスキル。1問5分のクイズで、専門医の読影テクニックを身に付けましょう!呼吸器のスペシャリストである長尾大志氏が胸部X線写真の読影ノウハウをわかりやすく伝授します。
第1回 画像だけでは気付けない
第2回 異常がありすぎる写真、どう絞る?
第3回 肺紋理が濃く見える、その理由は?
第4回 撮影条件の違いを乗り越える
第5回 覚えておきたいあのサイン
第6回 その所見がなぜあるか俯瞰的に考える -
Dr.長尾の胸部X線クイズ 中級編(全6回) 2018/02/28(水)~
症例X線写真クイズで読影腕試し!中級編は、見つけた異常所見を組み合わせて判断する力を鍛える12症例。1問5分のクイズで論理的思考力を鍛えましょう!滋賀医科大学ベストティーチャー賞も受賞した長尾大志氏が、胸部X線写真の読影ノウハウをわかりやすく解説します。
第1回 気管を押すか、引っ張るか
第2回 その肺炎、間質性?それとも?
第3回 慣れるとハマる落とし穴
第4回 カタチでわかる、あの疾患
第5回 あの疾患の超初期像はこう見える
第6回 専門医の勘 ”なんとなく違う” を養う -
Dr.長尾の胸部X線クイズ 初級編(全6回) 2017/11/01(水)~
症例X線写真クイズで読影腕試し!異常所見を見つけ、鑑別診断を挙げる-実臨床に近い問いに答えて読影スキルをブラッシュアップしていきましょう! 初級編は、基本的な胸部X線読影テクニックで見つけられる症例を厳選。中には見逃したら訴えられるほど重要な所見も…。研修医や若手医師から多くの支持を集める長尾大志氏が、1問5分のX線写真クイズそれぞれに、すぐに役立つ胸部X線読影ノウハウを詰め込みました。
第1回 場所が言えなきゃ始まらない
第2回 その影は、大きいか?小さいか?
第3回 比べまくると、見えてくる
第4回 この所見、この疾患。
第5回 選択肢は多いほうがいい
第6回 大切なものは目を凝らさないと見えない