東京大学高齢社会総合研究機構 在宅医療推進総合研修プログラム 指導者養成研修(全6回)

シリーズ解説
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超高齢化社会を目前に控え、在宅医の養成が大きな課題です。今後、不安なく開業医が新たに在宅医療を導入するには、在宅医を指導する在宅医療の指導者を養成し、その指導方法を確立する必要があります。 在宅医療の指導者の養成や指導法の確立は試行錯誤の段階ですが、本シリーズでは、地域での在宅医療の普及に実績をあげている東京大学と柏市が開催した在宅医療推進総合研修プログラムから指導者養成研修をお届けします。 在宅医療の確立は、いかに地域の医療介護資源を把握し、いかに多職種と顔の見える関係を築けるかにかかっていると言っても過言ではありません。本シリーズでは指導者や既に在宅導入している医師、これから在宅医療の導入を予定する医師がワークショップ形式で熱い議論を交わしていきます。

大西 弘高 先生 東京大学医学教育国際協力研究センター川越 正平 先生 あおぞら診療所 院長平原 佐斗司 先生 梶原診療所 在宅サポートセンター長

配信中の番組

第1回 ガイダンス:本研修における指導者の役割 プレミアム対象

  • 東京大学高齢社会総合研究機構 在宅医療推進総合研修プログラム 指導者養成研修 | 第1回 ガイダンス:本研修における指導者の役割
  • 2012/09/12(水)公開
  • 13分27秒

在宅医療動機付け指導者養成研修コースは1日かけて行われる研修コースです。本番組では、プログラム作成に携われた川越正平先生が、セミナー開始に先立ち本コースの構造と概要をガイダンス形式で紹介します。

第2回 よい指導者とは ~アイスブレイク:自分にとって一番印象的だった指導者~ プレミアム対象

  • 東京大学高齢社会総合研究機構 在宅医療推進総合研修プログラム 指導者養成研修 | 第2回 よい指導者とは ~アイスブレイク:自分にとって一番印象的だった指導者~
  • 2012/09/12(水)公開
  • 33分39秒

「よい指導者出会い、学び、経験を積む事ことにより、よい指導者になる。」とよく言われる。
では、「よい指導者」とはどのような指導者のことを指すのだろうか?
また、指導者に求められる能力とはどういうものだろうか。
本番組では東京大学医学教育国際協力研究センターの大西弘高先生が、3つの指導者を例に特徴や良い点?悪い点、指導者の言動による研修医のリアクションを分析し良い指導者像を掘り下げていく。

第3回 ワークショップ・グループワークの進め方とファシリテーターの役割 ~グループ討論:効果的な多... プレミアム対象

  • 東京大学高齢社会総合研究機構 在宅医療推進総合研修プログラム 指導者養成研修 | 第3回 ワークショップ・グループワークの進め方とファシリテーターの役割  ~グループ討論:効果的な多職種参加型事例検討会とは~
  • 2012/09/12(水)公開
  • 62分31秒

在宅医療の推進には多職種連携および多職種間での研修が重要になります。そこで、本ワークショップでは多職種で小グループを形成し、症例ディスカッションを行っていく。
グループディスカッションでは、特に医師以外の職種の方は“医師に意見をして良いだろうか”“どこまで意見して良いのだろうか”などとかく不安がつきまといます。 そこで重要になるのがファシリテーター。
ファシリテーターの役割やディスカッションを円滑に進めるための技術などを、梶原診療所在宅サポートセンター長の平原佐斗司先生が解説します。
後半では、本プログラム動機付けコースの第4回 「事例検討:がんの症状緩和と多職種による在宅療養支援(前半)」におけるグループワークのファシリテーターのファシリテーションについて評議も交わす。

第4回 在宅実地研修における指導者の役割 ~ロールプレイ:振り返りシートを活用したフィードバックの体... プレミアム対象

  • 東京大学高齢社会総合研究機構 在宅医療推進総合研修プログラム 指導者養成研修 | 第4回 在宅実地研修における指導者の役割 ~ロールプレイ:振り返りシートを活用したフィードバックの体験~
  • 2012/09/12(水)公開
  • 83分25秒

本番組ではあおぞら診療所院長の川越正平先生を講師に迎え、ベテラン在宅医に診療訪問に新人在宅医が同行する在宅実地研修の設定のロールプレイングを行い、指導者、新人在宅医、第三者の視点で気づきを共有していく。
受講者は、ロールプレイングで何を気づき、考えれるか、指導者は、どのように受講者にフィードバックを行い、気づきを引き出せるか、観察者は、指導者のフィードバックを客観的に観察する、という3者それぞれの視点を体験。
参加者は回を重ねるごとに気づきが深まり、ディスカッションが活性化する様子が見てとれます。

第5回 在宅療養を支える医療介護資源マップの作成方法 ~グループ作業:医療介護資源マップの作成~ プレミアム対象

  • 東京大学高齢社会総合研究機構 在宅医療推進総合研修プログラム 指導者養成研修 | 第5回 在宅療養を支える医療介護資源マップの作成方法 ~グループ作業:医療介護資源マップの作成~
  • 2012/09/12(水)公開
  • 88分54秒

開業医が在宅医療を導入・実践する上で、地域の医療介護資源を把握しておくことはとても重要です。
本番組では、自地域の医療介護資源の抜粋方法やマッピング方法、情報の可視化の有用性について川越正平先生が解説したのち、グループで自地域の医療介護資源を共有し可視化するディスカッションを行います。
可視化されるにしたがい、より議論が白熱し、具体的な事象に落とし込まれていく様子は必見です。
また、各地域ごとに医療介護資源の実情が異なることもわかってきます。

第6回 まとめ(本プログラムを終えての感想など) プレミアム対象

  • 東京大学高齢社会総合研究機構 在宅医療推進総合研修プログラム 指導者養成研修 | 第6回 まとめ(本プログラムを終えての感想など)
  • 2012/09/12(水)公開
  • 51分37秒

今回の指導者養成コースのプログラムを終えて、参加者から研修の感想や各自が感じている現在の在宅医療の課題や今後の展望について、語っていただきます。グループディスカッションとフィシリテーション技術を学んだ後のこともあり、皆さんそれぞれが気づかれたことや在宅医療の促進と希望に満ちた感想が交わされます。 本シリーズは千葉県柏市近隣の在宅医療を中心とした内容ですが、在宅医療普及の方法論は普遍性です。在宅医療に興味を抱かれる先生が、本番組を通じて在宅医療導入の一歩にでもなって頂ければ幸いです。

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