番組検索結果
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研修医のための検査値の読み方(全10回)第4回 血算3:血小板2024/08/15(木)公開 鋪野 紀好 千葉大学大学院医学研究院 地域医療教育学 特任准教授、千葉大学医学部附属病院 総合診療科今回は、血小板増加症と血小板減少症を扱います。血小板増加症では、最初のステップとして本態性と二次性の見分け方を解説します。血小板減少症の原因疾患を想起するには血小板減少の機序を理解することが必要。この機序を踏まえてDICを見落とさない検査値の読み方を解説します。
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研修医のための検査値の読み方(全10回)第3回 血算2:白血球2024/08/15(木)公開 鋪野 紀好 千葉大学大学院医学研究院 地域医療教育学 特任准教授、千葉大学医学部附属病院 総合診療科白血球の値を読むコツは、分画に注目すること。白血球の異常として、白血球増加症、白血球の分画異常、白血球減少症を取り上げ、それぞれに原因になる疾患や生活習慣、薬剤を解説します。白血球増加症では結核を見逃さずに見つけるポイント、分画異常ではがんの骨髄転移を疑うものを挙げ検査値解釈のコツを教えます。白血球減少症の原因として見落とし...
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研修医のための病棟指示(全10回)第9回 便秘時の指示2024/08/15(木)公開 筒泉 貴彦 愛仁会 高槻病院 総合内科 主任部長第9回では、入院中の便秘管理と指示の出し方を中心に学びます。便秘はよく遭遇する一般的な症状ですが、背後にはイレウスや大腸がんなど重大な疾患が隠れていることがあり、原因の特定が重要です。また、原因を理解することで、適切な管理と薬剤の選択が可能になります。便秘の効果的な対応と指示の方法を詳しく解説し、実践的できるようになりましょう。
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研修医のための医療安全(全10回)第8回 医療に伴い生じる疾患/手技に関連したエラー2024/08/15(木)公開 栗原 健 名古屋大学医学部附属病院 患者安全推進部 病院助教提供した医療に関する予防可能な合併症を総称して医療関連合併症(HACs)と呼びます。ポイントは予防可能なものとそうでないものを選別し、予防可能な疾患に対して対策を取ることです。今回は、医原性気胸と術後異物遺残を取り上げます。中心静脈カテーテルの挿入・抜去のポイント、そして誤留置してしまった際の対応を知ることで医原性気胸の予防につ...
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研修医のための医療安全(全10回)第7回 コミュニケーションエラー2024/08/15(木)公開 栗原 健 名古屋大学医学部附属病院 患者安全推進部 病院助教医療者間のコミュニケーションエラーもインシデントの原因のひとつです。今回はコミュニケーションの齟齬を減らすキーポイントになる、メンタルモデルとその共有方法を重点的に解説します。そして、ヌケモレを防ぐ報告の型、相手からの情報を受け取ったことを明らかに伝える方法、次のアクションを促す話し方など、報告がスムーズに行える具体的な方法...
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Dr.RIKIの感染症倶楽部 根本から学ぶ!外来での経口抗菌薬の使い方(全26回)第24回 経口ST合剤 22024/08/15(木)公開 永田 理希 希惺会 ながたクリニック 院長、感染症倶楽部シリーズ 統括代表前回に引き続きST合剤がテーマです。実臨床においてST合剤が適応となり得る具体的な疾患について、エビデンスと自らの臨床経験を踏まえ、ST合剤を始めとする抗菌薬の選び方、具体的な投与量や副作用などについて詳しく解説します。
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Dr.和田の救急頭部CT読影の鉄則(全9回)第1回 救急頭部CT読影の鉄則 (1) (2)2024/08/08(木)公開 和田 武 帝京大学医学部放射線科学講座/放射線診断専門医・IVR専門医これから3回に分けて6つの鉄則について順番に解説します。今回取り上げる鉄則は「(1) MPRを活用して観察する」「(2) 適切なウインドウと再構成関数で観察する」の2つ。CT画像の断面による違いと活用のポイント、ウインドウ設定・再構成関数による画像の違いについてCTの原理を踏まえてわかりやすく解説します。
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プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ 皮膚科編(全16回)第5回 ステロイド外用薬の使い方 剤型2024/08/08(木)公開 前野 哲博 筑波大学 教授/筑波大学附属病院 副病院長・総合診療科長ステロイド外用薬の処方では、剤型選択も重要です。軟膏、クリーム、ローションそれぞれの特徴と選択のヒントを挙げ、アドヒアランスを向上させるTIPSとして混合処方の利点と注意点も併せて解説します。そして、ステロイド外用薬の副作用と専門医に紹介すべきタイミングは必ず押さえておきましょう。
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呼吸器内科医Kのイメージと病態がつながる胸部CTの読み方(全7回)第6回 肺の構造破壊が主体の病変2024/08/08(木)公開 中島 啓 亀田総合病院 呼吸器内科 主任部長肺の構造破壊が主体の病変で覚えるべきは、肺気腫、牽引性気管支拡張・蜂巣肺、中枢性気管支拡張の3つ。これらのどれが主体かでCOPD、間質性肺炎、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症かを鑑別できます。中でもとくに複雑な画像パターンを呈するのは間質性肺炎。3つの主要なパターンすなわちOP、UIP、NSIPのうちどれに該当するか、決まった順序で考...
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研修医のための医師の仕事術(全10回)第4回 習慣化2024/08/08(木)公開 松尾 貴公 メイヨークリニック 感染症科/聖路加国際病院 感染症科今回のテーマは「習慣化」。仕事やプライベート両方において何かを継続する上で大事なスキルの1つです。習慣化することのメリットと、習慣化するためのコツについて解説します。
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研修医のための医師の仕事術(全10回)第3回 メモ力2024/08/08(木)公開 松尾 貴公 メイヨークリニック 感染症科/聖路加国際病院 感染症科仕事を行ううえでメモを取るということは非常に重要なことです。言われたこと、気づいたことを忘れないというためにはもちろん、それ以外のメリットもたくさんあります。どのようにメモを取り、生かしていくのかをお教えします。
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医療者のための院内感染対策(全10回)第6回 医療器具関連感染予防策1 カテーテル関連血流感染2024/08/08(木)公開 坂本 史衣 板橋中央総合病院 院長補佐 感染対策相談支援事務所 所長今回から2回にわたって、医療器具関連感染予防策について解説します。今回は、カテーテル関連血流感染についてです。疾病の負荷が大きく予防の可能性が高い医療器具関連感染の1つが、中心ライン関連血流感染、Central line-associated bloodstream infection( CLABSI)です。 この予防には、カテーテルを挿入する前、そして挿入するとき、そして挿入...
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医療者のための院内感染対策(全10回)第5回 感染経路別予防策3 感染性微粒子を介した感染予防2024/08/08(木)公開 坂本 史衣 板橋中央総合病院 院長補佐 感染対策相談支援事務所 所長感染経路別予防策の中で感染性微粒子を介して伝播する「飛沫感染」「空気感染」「エアロゾル感染(仮)」への対策について、解説します。それぞれの代表的な医療関連感染を取り上げ、それぞれの対策をお教えします。自分が感染源とならないために、院内でのアウトブレイクを防ぐために、何をすべきかをしっかりと確認してください。
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研修医のための栄養・輸液(全10回)第8回 OverfeedingとRefeeding症候群2024/08/08(木)公開 伊在井 淳子 公益財団法人宮城厚生協会坂総合病院 救急外科科長 NST委員会委員長第8回はOverfeedingとRefeeding症候群について。Overfeedingは過剰栄養のことで、侵襲下では蛋白異化が亢進し内因性エネルギーが生じるため、平常時と同じエネルギーが供給されれば高血糖を招きます。一方、Refeeding症候群は慢性的な飢餓状態に急激な栄養補給を行うことで生じる代謝障害です。これらの危険性を理解し、予防策を講じましょう。
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研修医のための栄養・輸液(全10回)第7回 栄養輸液の常識2024/08/08(木)公開 伊在井 淳子 公益財団法人宮城厚生協会坂総合病院 救急外科科長 NST委員会委員長今回は末梢静脈栄養と中心静脈栄養の基本を学びます。まず押さえるべきは、ブドウ糖、脂質、ビタミンなど各栄養素の最低必要量。ビタミンB1欠乏によるウェルニッケ脳症や乳酸アシドーシスなど栄養素の不足によって引き起こされる重篤な病態を頭に入れ、適切なオーダーができるようになりましょう。
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整形外科SURGICAL TECHNIQUE動画シリーズ 骨折のピンニングと経皮的スクリュー固定 ~経皮テクニックを極める~(全8回)第8回 足部と足関節周囲骨折に対する経皮的K-wire,経皮スクリュー固定の適応と有用性2024/08/08(木)公開 藤由 崇之 君津中央病院整形外科 医務局脊椎脊髄外科部長第8回は足部と足関節周囲骨折に対する経皮的K-wire,経皮スクリュー固定の適応と有用性を君津中央病院の藤由崇之氏が解説します。足部を前足部、中足部、後足部の3つに分類した構造の確認からはじまり、どういったものが手術適応となるのか症例を交えながら紹介します。手術には立体的感覚が切り離せませんが、術中透視に騙されずにK-wireが骨の中を通っ...
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研修医のための検査値の読み方(全10回)第1回 検査値を解釈するための原則2024/08/01(木)公開 鋪野 紀好 千葉大学大学院医学研究院 地域医療教育学 特任准教授、千葉大学医学部附属病院 総合診療科検査値を診断に役立てるためには、感度、特異度、尤度比、ベイズの定理を理解していることが基本中の基本。そのうえで臨床情報やほかの検査とどう組み合わせて解釈するか、あらゆる検査の解釈で使える原則を解説します。
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Dr.林の笑劇的救急問答 Season18(全8回)第3回 首が原因?顔が痛いのに!2024/08/01(木)公開 林 寛之 福井大学医学部附属病院 救急科・総合診療部 教授顔が痛い!と訴える患者の鑑別には、腫瘍やSAHなど見逃してはならない疾患が隠れている場合があります。まずはそういった疾患を除外していかなければなりません。そのうえで、ある程度鑑別を絞り、病歴を絞り込んでいくことが重要です。さあ、どんなところに着目して絞り込んでいくのか。Dr.林のテクニックをご確認ください。
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Dr.RIKIの感染症倶楽部 根本から学ぶ!外来での経口抗菌薬の使い方(全26回)第23回 経口ST合剤 12024/08/01(木)公開 永田 理希 希惺会 ながたクリニック 院長、感染症倶楽部シリーズ 統括代表今回からST合剤を取り上げます。バイオアベイラビリティの高いST合剤は状況次第で第1選択にもなり得る抗菌薬です。葉酸合成・活性化を阻害するST合剤の作用機序を理解し、JANISの薬剤感受性データなどのエビデンスを踏まえてそのスペクトラムについて確認しましょう。
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Dr.YUKAの5分間ティーチング3 “型”で覚える研修医必修スキル(全6回)第6回 あらゆる手技の前に2024/08/01(木)公開 北野 夕佳 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 救命救急センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学准...今回は、あらゆる手技や処置の前にやるべきことをしっかりと型にしてお教えします。こんなの当たり前のことだと思うかもしれません。しかし当たり前のことを、車掌さんの指差し確認のように、毎回「必ず」やることが「当たり前」なのです。 そして、ここでも、第3回で解説した、出血傾向の補正の型が入ってきます。いろんなことがつながっていく感覚を...
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Dr.伊東の東大式ストーリーで語る抗菌薬(全11回)第7回 カルバペネム系2024/08/01(木)公開 伊東 完 東京医科大学茨城医療センター 総合診療科 臨床講師カルバペネム系抗菌薬について比較的よく使われているメロペネムを中心に解説します。メロペネムは、よく似たスペクトラムを持つペニシリン系の合剤であるピペラシリン・タゾバクタムと比較して理解します。また、セフェム系の中で特殊な存在であるためこれまで触れなかったセファマイシン系のセフメタゾールについても説明します。
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研修医のための医師のマナー(全10回)第4回 正しい敬語の使い方2024/08/01(木)公開 松尾 貴公 メイヨークリニック 感染症科/聖路加国際病院 感染症科敬語は正しく使えていますか?学生のときは、あまり気にせず、すこし丁寧な言葉遣いであれば、なんとかなってきたかもしれません。しかし、社会人となると、“正しく”敬語を使うというのは当たり前のことであり、非常に大切なことです。間違えやすい敬語やクッション言葉など、使い方のテクニックをお教えします。さあ、正しい敬語をマスターしましょう。
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研修医のための医師のマナー(全10回)第3回 身だしなみ2024/08/01(木)公開 松尾 貴公 メイヨークリニック 感染症科/聖路加国際病院 感染症科今回は身だしなみについて。医療現場での身だしなみの大切なポイントは3つ。清潔感、見た目、そして機能性です。それぞれでどう配慮すべきか見ていきましょう。そして、白衣とスクラブ。どちらを選ぶべきか悩むことはありませんか?日本の4つの市中病院で行われた白衣かスクラブかに関する研究をご紹介します。
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研修医のための検査値の読み方(全10回)第2回 血算1:赤血球2024/08/01(木)公開 鋪野 紀好 千葉大学大学院医学研究院 地域医療教育学 特任准教授、千葉大学医学部附属病院 総合診療科赤血球の異常は、赤血球減少症と赤血球増加症を取り上げます。赤血球減少症を疑う値のときは、MCVから鑑別疾患を挙げ必要に応じた追加検査がオーダーできるようになりましょう。赤血球増加症では多血症の鑑別がキモ。どちらも最小限かつ必須の項目を押さえて解説します。