聖路加GENERAL<腫瘍内科学>(全2回)

シリーズ解説
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専門分野の診療で忙しい日々を送っていると、非専門分野の進歩になかなかついていけず、専門医の先生にちょっと質問してみたくなることがあると思います。この番組は、こうしたカーブサイド・コンサルテーションをイメージしています。毎回、各専門医の先生を「黒帯」としてお招きし、プライマリ・ケアの視点から質問して知識をupdate。症例ベースでポイントを解説していくため、わかりやすく、学習効率も向上するはずです。継続医学教育として12領域をマスターできる、米国のCME(Continuing Medical Education)のように構成されています。

大山 優 先生 亀田総合病院 腫瘍内科 部長岡田 正人 先生 聖路加国際病院 アレルギー・膠原病科 部長岸本 暢将 先生 聖路加国際病院 アレルギー・膠原病科(成人、小児) 医長徳田 安春 先生 臨床研修病院群プロジェクト 群星沖縄センター長

配信中の番組

第1回 がんの一般情報について プレミアム

  • 聖路加GENERAL<腫瘍内科学> | 第1回 がんの一般情報について
  • 2011/07/13(水)公開
  • 28分0秒

黒帯師範:大山 優 氏
癌の検診の是非を様々な角度から検討していきます。厚生労働省の推奨項目として、胃癌検診、肺癌検診、大腸癌検診があげられていますが、その根拠となった日本のデータはランダム化比較試験に基づくものでなく、さまざまなバイアスが指摘され、信頼性が疑問視されています。一方、米国のUSPSTF は多数のランダム化比較試験に基づいたエビデンスレベルの高いデータですが、果たしてそのデータをそのまま日本で当てはめられるのでしょうか。また胃癌や肺癌の検査は、欧米では有用性が認められず、あまり行われていません。CT で癌の診断率は向上するものの、擬陽性の率がかなり高く、最終的に患者のメリットになっているのかは疑問が残るというわけです。この見識をどう捉えたらいいのか。逆に、近年増加傾向にある大腸癌の検診については、欧米において有用性に関する明確なエビデンスが認められていますが、日本では全例に内視鏡検査を行うべきとされています。その他、乳癌、子宮癌、前立腺癌についても取り上げます。

第2回 Oncologic emergenciesとがん性疼痛管理について プレミアム

  • 聖路加GENERAL<腫瘍内科学> | 第2回 Oncologic emergenciesとがん性疼痛管理について
  • 2011/07/13(水)公開
  • 28分0秒

黒帯師範:大山 優 氏
がんは慢性疾患のひとつと捉えられますが、救急処置が必要な「Oncologic emergencies」という病態があります。たとえばSAIDH は、肺がんなど、がん自体に起因するほかプラチナ系のシスプラチンなどの治療薬が原因となることもあります。また、がんの既往がある患者に脊髄圧迫による疼痛や高カルシウム血症などが発症した場合は、すぐに病院に送る必要のある症状かどうかの見極めが重要です。番組ではまずOncologic emergenciesの具体的な対処法について解説します。そして後半は、がんの疼痛管理についてお伝えします。薬のおかげで痛みが減って、“我慢できるようになった”ではダメ。痛み“0”を目指すためには、積極的な麻薬の使用が必要です。現場ではなかなか使われない麻薬について、その使い方と注意点を解説します。

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聖路加GENERAL 【一般診療に役立つ腫瘍内科学】 聖路加GENERAL 【一般診療に役立つ腫瘍内科学】
発売日 2011/08/19(金)
価格 5,250円(税別)

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