シリーズ解説
日々の診断と治療方針の決定、当直時の救急搬送など、臨床医であればCT画像を読まなければならない機会は多いはず。「ネッティー先生のわかる!見逃さない!CT読影術」では、一般的によく出合う症例、見落としてはいけない症例を中心に、実際の画像を見ながらCT画像の読み方を解説します。最大の特徴は「連続画像」。多くの成書や論文はキースライスしか掲出できませんが、この番組では動画という特性を生かし、たくさんの症例で膨大な量の連続画像を提示。実際の臨床現場で行うように、画像からの病変検索を“体験”できます。また、ネッティー先生こと関根鉄朗先生の明瞭で生き生きとした語り口で、読影の基礎、細かい読影テクニック、解剖構造と病態とのつながりの見つけ方がすっと理解できるはずです。画像診断に苦手意識がある、もう少しCT読影技術を伸ばしたい、とにかく画像診断に興味がある、そんな先生方、必見です。
同シリーズの番組

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2014/11/26(水)公開
第1回 頭部編1 怖い怖いくも膜下出血 - この患者は帰しちゃダメ! (初級)
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2014/12/24(水)公開
第2回 頭部編2 見落としやすい脳出血 - 理論立てて考える (中級)
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2015/01/28(水)公開
第3回 頭部編3 脳卒中を深く知る - 画像と病態をリンクさせる (上級)
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2015/02/18(水)公開
第4回 胸部・腹部編1 イレウスと腸管虚血 - 解剖構造ごとに読影すれば読める!(初級)
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2015/03/11(水)公開
第5回 胸部・腹部編2 胆管炎と胆嚢炎 - 画像の役割をきちんと理解する(中級)
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2015/04/01(水)公開
第6回 胸部・腹部編3 難しい胸部も怖くない - 基礎解剖を理解して攻略(上級)

初級編では、救急領域で必ず出合う“これを知らないと当直できない”メジャーな疾患から出題。ナビゲーターのトモコ先生と一緒に、CT所見のクイズを解きながら、基本をしっかり押さえていきましょう。