シリーズ解説
Dr.金井のCTクイズもいよいよ上級編、最終シリーズとなりました。今回は遭遇頻度が低く、所見を拾うのが難しい疾患12題を金井先生がセレクトしました。 知らなければ見逃してしまう症例や、画像は読めたけど、診断や原因がわからない症例など、バリエーション豊富にお届けします。さあ、あなたはその所見に気付けるか!ぜひチャレンジしてみてください。
金井 信恭 先生 東京北医療センター 副センター長・救急科科長・医療技術部長・臨床研修センター長/聖マリアンナ医科大学 救急医学非常勤講師
関連シリーズ
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呼吸器内科医Kのイメージと病態がつながる胸部CTの読み方(全7回) 2024/04/25(木)~
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Dr.金井のCTクイズ 中級編(全12回) 2022/12/21(水)~
Dr.金井のCTクイズ 中級編のスタートです。中級編では、遭遇頻度が低いものの知っておけば必ず見つけられる疾患から厳選して12問出題します。また、出題する画像だけではなく参考画像も多数提示。クイズを解きながら、参考画像と見比べながら、その所見をしっかりと目に焼き付けましょう。そうすれば、次から必ず見つけることができるようになりますよ!
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Dr.金井のCTクイズ 初級編(全12回) 2021/04/21(水)~
CTは現代の医療でもはや必須の診断機器になっています。読影は放射線医の専門領域ですが、一般医が日常診療を行ううえで、ここまでは読める必要があるという部分があります。この番組では、放射線医で救急医でもある金井先生が、臨床の最前線で経験したそのような実症例をピックアップし、読影のポイントを細かく解説していきます。
初級編では、救急領域で必ず出合う“これを知らないと当直できない”メジャーな疾患から出題。ナビゲーターのトモコ先生と一緒に、CT所見のクイズを解きながら、基本をしっかり押さえていきましょう。
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ネッティー先生のわかる!見逃さない!CT読影術(全6回) 2014/11/26(水)~
日々の診断と治療方針の決定、当直時の救急搬送など、臨床医であればCT画像を読まなければならない機会は多いはず。「ネッティー先生のわかる!見逃さない!CT読影術」では、一般的によく出合う症例、見落としてはいけない症例を中心に、実際の画像を見ながらCT画像の読み方を解説します。最大の特徴は「連続画像」。多くの成書や論文はキースライスしか掲出できませんが、この番組では動画という特性を生かし、たくさんの症例で膨大な量の連続画像を提示。実際の臨床現場で行うように、画像からの病変検索を“体験”できます。また、ネッティー先生こと関根鉄朗先生の明瞭で生き生きとした語り口で、読影の基礎、細かい読影テクニック、解剖構造と病態とのつながりの見つけ方がすっと理解できるはずです。画像診断に苦手意識がある、もう少しCT読影技術を伸ばしたい、とにかく画像診断に興味がある、そんな先生方、必見です。
※中島啓先生の書籍「胸部X線・CTの読み方やさしくやさしく教えます!」(羊土社、2016年)を読んで当番組を見ていただいたり、当番組を見て書籍を読んでいただければ、さらに理解が深まります。