目で学ぶ フィジカルアセスメント大全(全18回)

シリーズ解説

臨床現場で活躍するスーパー指導医たちが、身体診察の「一生モノの型」を伝授する本シリーズ。
フィジカルアセスメントの総論から、頭頸部、小児、呼吸、腹部の診察など、全18テーマを取り上げます。
各講師の実技と解説で、フィジカルアセスメントで診るべきポイントや診察のコツがスムーズに理解できます。
講師からの熱いレクチャーを十分に吸収し、診察の「型」をぜひ自分のモノにしてください!
※「Dr.Yukaの5分間ティーチングブログ」から、この番組と連動した「身体診察テンプレート」がダウンロードできます。
ダウンロードはこちら「身体診察テンプレート」
※講師の所属は、撮影当時のものです。
※筒泉貴彦先生のご意向により写真掲載はありません。



片岡 仁美 先生 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 地域医療法人人材育成講座 教授北野 夕佳 先生 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 救命救急センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学准教授小林 裕幸 先生 筑波大学附属病院 水戸地域医療教育センター 茨城県厚生連 総合病院 水戸協同病院 総合診療科 教授阪下 和美 先生 国立成育医療研究センター 総合診療部塩尻 俊明 先生 地方独立行政法人 総合病院国保旭中央病院 総合診療内科 部長Joel Branch 先生 医療法人 沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院 総合内科鈴木 智晴 先生 筑波大学附属病院 水戸地域医療教育センター 茨城県厚生連 総合病院 水戸共同病院 総合診療科須藤 博 先生 大船中央病院 内科 教育研修部 部長筒泉 貴彦 先生 愛仁会 高槻病院 総合内科 主任部長中野 弘康 先生 川崎市立多摩病院 総合診療センター則末 泰博 先生 東京ベイ・浦安市川医療センター 救急集中治療科部長 呼吸器内科部長平島 修 先生 徳洲会奄美ブロック 総合診療研修センター センター長藤井 達也 先生 医療法人社団 晃山会 松江病院 整形外科山中 克郎 先生 福島県立医科大学 会津医療センター 総合内科 教授吉野 俊平 先生 飯塚病院 集中治療科 部長

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配信中の番組

第1回 フィジカルアセスメント総論 プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第1回 フィジカルアセスメント総論
  • 2020/09/30(水)公開
  • 12分54秒

臨床現場で活躍するスーパー指導医たちが、身体診察で「一生モノの型」を伝授する本シリーズ。
第1回は、フィジカルアセスメントの総論および基本的な事項について、聖マリアンナ医科大学の北野夕佳先生がレクチャーします。
(1)患者との対面、(2)手指消毒・感染管理、(3)適切なプライバシー配慮・ドレーピング、(4)バイタルの把握、(5)H&P症例かABC症例かの概念、(6)サマリーステートメントの把握の6項目を、実技を交えながらわかりやすく解説。
これらの基本事項を理解したうえで、フィジカルアセスメントの各論へと進んでいきましょう!

第2回 頸静脈、末梢動脈の診察 ー頸静脈波の観察、四肢の動脈触診とABI測定ー プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第2回 頸静脈、末梢動脈の診察 ー頸静脈波の観察、四肢の動脈触診とABI測定ー
  • 2020/10/07(水)公開
  • 18分28秒

福島県立医科大学 会津医療センターの山中克郎先生が、頸静脈波の視診、四肢の動脈の触診、ABIの測定について解説します。
実演しながら、それぞれの血管の診察のコツを伝授。
フィジカルアセスメントで診るべきポイントはどこなのか、それにより、どのような鑑別疾患が挙がるのかなどもしっかりとお教えします。
山中流の診察の「型」をぜひ身に付けてください!

第3回 頭頸部の診察 プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第3回 頭頸部の診察
  • 2020/10/14(水)公開
  • 20分4秒

顔面の痛みを訴える患者が来院した際、どのようにアプローチしていますか?
今回は、頭頸部の診察が重要な疾患として、副鼻腔炎、甲状腺機能低下症、溶連菌性咽頭炎、伝染性単核球症のアプローチについて、川崎市立多摩病院の中野弘康先生が解説します。
顔面、眼瞼、口腔内などの診察方法、貧血、黄疸の評価のポイントを学びましょう。

第4回 呼吸の診察 ー病歴から想定される鑑別診断を意識した聴診ー プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第4回 呼吸の診察 ー病歴から想定される鑑別診断を意識した聴診ー
  • 2020/10/21(水)公開
  • 18分37秒

東京ベイ・浦安市川医療センターの則末泰博先生が、フィジカルアセスメントにおける頸部・胸郭の視診、聴診方法について説明します。
聴診を行う部位は、全部で16ヵ所。
しかし、毎回すべての部位を聴診するのではなく、想定する鑑別疾患がある場合は、的を絞って聴診を行うことが重要です。
実際の聴診音を聴きながら、診断のアプローチを学びます。

第5回 心音の診察 ー心電図・心エコーが撮られる前にー プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第5回 心音の診察 ー心電図・心エコーが撮られる前にー
  • 2020/10/28(水)公開
  • 14分40秒

「心音聴取にいまいち自信が持てない」「どの音も同じように聞こえてしまう」
そんな悩みを持つ先生も多いのではないのでしょうか。
今回は、水戸共同病院の鈴木智晴先生が、聴診器のあて方の注意点から、聴診で1音か2音を決める方法、心音聴取のポイントを丁寧に解説します。
ポイントを押さえれば、聴診も自信を持って臨めます。

第6回 腹部の診察 プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第6回 腹部の診察
  • 2020/11/04(水)公開
  • 44分19秒

湘南鎌倉総合病院のJoel Branch先生が、腹部診察をする際の注意点、見逃してはいけないポイントを具体的かつ詳細に解説します。
腹部の診察をする際は、視診、聴診、触診、打診の順に行い、患者の様子や表情を常に確認しながら、適切な診断を行いましょう。
Branch先生は、腹部診察に入る前の全身の確認も丁寧に説明しています。
※ 0:17:49~0:17:58 テロップに誤りがあったため修正いたしました。(2023.5.31)
  詳しくは正誤表をご参照ください。

第7回 高位脊髄損傷の診察 ー高位脊髄損傷のある外傷患者の初療、高位診断のための身体診察ー プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第7回 高位脊髄損傷の診察 ー高位脊髄損傷のある外傷患者の初療、高位診断のための身体診察ー
  • 2020/11/11(水)公開
  • 7分21秒

トラックの荷台から転落した52歳男性の脊髄損傷の症例をもとに、山王病院の藤井達也先生が、フィジカルアセスメントにおける頸部、下肢筋力、感覚障害、上肢筋力の評価について解説します。
必ず患者に声がけをしながら、どのような動きをしてほしいのかを具体的に伝え、どこに力が入るのか、どこに痛みを感じるのかなど、見落とすことのないよう診察していきましょう。

第8回 膝・肩の診察 プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第8回 膝・肩の診察
  • 2020/11/18(水)公開
  • 24分56秒

プライマリケアで重要な、膝・肩の診察について、筑波大学附属病院の小林裕幸先生が解説します。
診察のポイントの説明のあとには、通しの実演もあり、診察の流れがわかります。
この流れは、救急・スポーツ現場・ベッドサイドなど、さまざまな整形外科的な診察の場面で活用できるものです。
ぜひ習得して、ひと通りの診察ができることを目指しましょう。

第9回 手の診察 プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第9回 手の診察
  • 2020/11/25(水)公開
  • 14分7秒

「握手をしただけで病気がわかることもある」という、大船中央病院の須藤博先生の登場です。
「手」といっても、診るべきポイントがとても多く、たくさんのヒントが隠れています。
手の温度、湿り気、色、手の握りかた、爪の色・形をよく観察して診断の手がかりを見つけてください。
これを見れば、今すぐ患者の手を見たくなります!

第10回 腎・泌尿器の診察 プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第10回 腎・泌尿器の診察
  • 2020/12/02(水)公開
  • 4分35秒

高槻病院の筒泉貴彦先生が尿路感染症の評価について解説します。
尿路は、実際は腎臓・尿管・膀胱・尿道で構成されています。男性の場合は、前立腺も忘れてはいけません。
フィジカルアセスメントで、どの部位において感染のフォーカスがあるのかを評価します。
肋骨脊椎角叩打痛、恥骨上部の評価方法を理解し、腎・泌尿器の診察に臨んでください。

第11回 リンパ節の診察 プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第11回 リンパ節の診察
  • 2020/12/09(水)公開
  • 17分4秒

発熱、頭痛、咽頭痛が1カ月続き、数日前に頸部のしこりに気付いた、という患者が来院。
一見、風邪を疑う症状ですが、熱の原因がはっきりわからない場合は、全身のリンパ節を診ることがとても重要で、診断のカギになります。
今回は、徳洲会 奄美ブロック総合診療研修センターの平島修先生が、頸部リンパ節、腋窩リンパ節、鼠径リンパ節、そして大事なリンパ組織である脾臓の評価と診察について解説します。
さて、症例患者の診断は?

第12回 皮膚の診察 ー皮膚軟部組織感染症ー プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第12回 皮膚の診察 ー皮膚軟部組織感染症ー
  • 2020/12/16(水)公開
  • 17分4秒

徳洲会 奄美ブロック総合診療研修センターの平島修先生が、皮膚軟部組織感染症の診察する際の注意点について解説します。
注意するポイントは、深さ、進行スピード、侵入門戸の3つ。
落とし穴の多い皮膚診察も、このポイントに絞って診ていくと、皮膚の病態がよく見えてきます。
平島ワールドを堪能してください。

第13回 神経系の診察 プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第13回 神経系の診察
  • 2020/12/23(水)公開
  • 14分46秒

多くの先生が苦手意識を持つ神経系のフィジカルアセスメントについて、総合病院国保旭中央病院の塩尻俊明先生が解説します。
診察部位によって、患者にしてほしい動作や姿勢、力の入れ方がさまざまな神経系の診察。
どの神経について診察しようとしているのかしっかり意識できていれば、患者にしてほしい動作も見えてくるはずです。
眼球、顔面感覚、上肢・下肢運動系、立位・歩行、反射系、高次機能検査まで、全身の診察方法のポイントを押さえてください。

第14回 認知症疑いの診察 ー認知症を疑った時のADL評価、長谷川式評価の実施ー プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第14回 認知症疑いの診察 ー認知症を疑った時のADL評価、長谷川式評価の実施ー
  • 2021/01/06(水)公開
  • 12分33秒

岡山大学大学院の片岡仁美先生が、認知症が疑われる患者への評価とアプローチについて解説します。
家族が「身の回りのことができなくなってきた」、あるいは「身の回りのことはなんでもできる」と言っても、実際には、かなりの幅があることを臨床時に実感することも多いと思います。
身の回りのことができなくなった、と漠然とした訴えをより客観的に評価するために「ADL評価」と「長谷川式簡易知能評価スケール」を用いた方法を紹介します。
評価を実施する際は、患者の自尊心を傷つけないよう配慮しながら行いましょう。

第15回 第一印象の把握 プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第15回 第一印象の把握
  • 2021/01/13(水)公開
  • 9分31秒

第一印象とは、最初に患者に接した時、五感を用いて数秒間で行う評価のことです。
今回は、第一印象の把握について飯塚病院の吉野俊平先生が解説します。
表情、顔貌、皮膚の色、呼吸の状態、姿勢などの特徴を、常に言語化することをトレーニングしましょう。
トレーニングを続ければ、極めて短時間で情報を収集できる、有用な臨床スキルが身に付きます。
提示される具体的な3症例の第一印象を、ぜひ言語化しながらご覧ください。

第16回 小児の診察 プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第16回 小児の診察
  • 2021/01/20(水)公開
  • 50分44秒

国立成育医療研究センターの阪下和美先生が、小児診察のコツ、診察を始める時の注意事項、性成熟の評価について解説します。
小児を診察する際、最も大切なコツは「泣かせない」ことです。泣かれてしまうと正しい所見を取ることが難しくなります。
泣かせないために、手と聴診器を温める、保護者に協力してもらう、おもちゃや人形を用意するなど、恐怖感や不快感を与えないように心がけましょう。
診察のコツを理解したうえで、学童期、乳児期のフィジカルアセスメントをスムーズに行ってください。

第17回 歩行の評価 プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第17回 歩行の評価
  • 2021/01/27(水)公開
  • 9分59秒

診察室に患者を呼び入れる時、患者の様子を見ていますか。
福島県立医科大学 会津医療センターの山中克郎先生は、必ず自身で診察室のドアを開けて呼び入れ、待合室のいすから立ち上がる様子、立ち上がった時のふらつき、診察室へ歩いてくる様子を観察すると言います。
歩行を注意深く観察することで、さまざまな病気がわかります。
ぶん回し歩行、はさみ足歩行、パーキンソン歩行など、歩行の特徴を山中先生が体で表現しながら解説します。

第18回 通しの全身診察の型 (無料公開中) プレミアム対象

  • 目で学ぶ フィジカルアセスメント大全 | 第18回 通しの全身診察の型 (無料公開中)
  • 2021/02/03(水)公開
  • 32分14秒

聖マリアンナ医科大学の北野夕佳先生がフィジカルアセスメント大全の総まとめとして「身体診察の型」について解説します。
「身体診察の型」とは、いわばどんな症例でも、同じ流れで全身診察をできる習慣。
今回は、症例をもとに、簡潔で的を絞った身体診察を実演しながら説明します。
身体診察の「型」を続けることは、トレーニングでもあり、生涯学習にもなります。
この考え方をしっかり理解し、一生つかえる自分の「身体診察の型」を身につけてください。
※「Dr.Yukaの5分間ティーチングブログ」から、この番組と連動した「身体診察テンプレート」がダウンロードできます。
ダウンロードはこちら →http://ykitano5min.hatenablog.com

評価一覧

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4.5(45)
★★★★★
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2024/02/21(水)
40代
勤務医
総合診療科
改めて普段の診療を見直すきっかけになりました。
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★★★★★
2023/12/13(水)
50代
勤務医
神経内科
さすがです。わかりやすい。実践的。
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★★★★★
2023/12/10(日)
20代以下
勤務医
臨床研修医
日常臨床に活かします
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★★★★★
2023/07/03(月)
40代
看護師
精神科の看護師です。身体疾患との鑑別がとても重要なので、短時間に全身看る方法が理解できて、とても勉強になりました。解剖を再学習して、細部まで理解できるようにしたいと学習意欲も湧きました。感謝です。
★★★★★
★★★★★
2023/06/07(水)
20代以下
勤務医
内科
新入院の患者様全員で取り組むようにします。

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