国立国際医療研究センター総合診療科presents 内科インテンシブレビュー2017(全12回)
シリーズ解説
- 第1回 リンパ腫の臨床診断 “Internist's lymphoma”
- 第2回 パーキンソン病の話
- 第3回 大血管炎〜IgG4関連疾患も含めて〜
- 第4回 Young Doctor’s Case Report
- 第5回 感染症診療のロジック~常に丹念に病態を詰め切る~
- 第6回 呼吸器内科医から見た心不全
- 第7回 小腸疾患 Update 2017
- 第8回 NEJMへの道~2017 飛翔編~
- 第9回 陰性感情を考える
- 第10回 つつが虫病 シマからみる、シマでみる ~過去と現在、日本、沖縄、世界に眼をむけて~
- 第11回 低K血症をスッキリ理解する Keep It Simple, Stupid.
- 第12回 “元気で長生き”を維持するために 科学的根拠に基づくヘルスメンテナンス
井口 正寛 先生 沖縄県立中部病院 脳神経内科 / 大曲 貴夫 先生 国立国際医療研究センター病院 /国際感染症センター長/国際診療部長 / 加藤 温 先生 国立国際医療研究センター病院 総合診療科/精神科 / 九鬼 隆家 先生 東京都立多摩総合医療センター 腎臓内科/救急診療科 / 忽那 賢志 先生 大阪大学 大学院医学系研究科 感染制御学 教授 / 國松 淳和 先生 南多摩病院 総合内科・膠原病内科 部長 / 櫻井 隆之 先生 千葉大学医学部附属病院 感染症内科/呼吸器内科/感染制御部 / 櫻井 俊之 先生 国立国際医療研究センター病院 消化器内科/総合診療科 / 佐田 竜一 先生 大阪大学 大学院医学系研究科 変革的感染制御システム開発学 / 須藤 博 先生 大船中央病院 内科 教育研修部 部長 / 成田 雅 先生 沖縄県立中部病院 感染症内科 / 萩野 昇 先生 帝京大学ちば総合医療センター 第三内科学講座(血液・リウマチ)
配信中の番組
第1回 リンパ腫の臨床診断 “Internist's lymphoma” プレミアム対象
- 2017/04/12(水)公開
- 34分20秒
国立国際医療研究センター病院 総合診療科 國松淳和先生によるレクチャーは、病理で診断されるリンパ腫の"臨床診断”について。リンパ腫においては、診断確定が早いことは患者の予後やQOLに大いに関わります。臨床症状によって診断に迫ることができる"Internist's Lymphoma”の特徴や具体的な診断への道筋について解説します。
第2回 パーキンソン病の話 プレミアム対象
- 2017/04/19(水)公開
- 50分30秒
外科医であり、化石学者でもあった英国のジェイムズ・パーキンソンがパーキンソン病に関する論文を発表して今年で200年!神経内科医の井口正寛先生がその発見の歴史をひも解き、現在の臨床現場から、パーキンソン病を再評価します。スペシャリストならではの問診や身体所見による診断のコツや、井口先生が発見した驚きのマニアック論文は必見です!
第3回 大血管炎〜IgG4関連疾患も含めて〜 プレミアム対象
- 2017/04/26(水)公開
- 62分55秒
CareNeTV講師Dr.ハギーこと萩野昇先生が大血管炎を解説します! 2016年欧州リウマチ学会で発表された最新情報など、アップデート満載な講義内容は、日々リウマチ学を研究する萩野先生ならでは。大血管炎は日常診療でよく診る疾患ではありませんが、2015~2016年にかけて新たな治療成果が発表されており、今、リウマチ・膠原病領域で注目されています。Dr.ハギーの軽妙なトークは必見!
第4回 Young Doctor’s Case Report プレミアム対象
- 2017/05/10(水)公開
- 40分29秒
Young Doctor’s Case Reportとして九鬼隆家先生が腎機能障害の症例を紹介します。 緊急外来で透析が施行された50代女性。問診によって23歳の娘にも血尿があることがわかり、母娘2人を診ることになりました。3世代にわたる家族歴の聴取などから、透析に至ったその原因疾患に迫ります!
第5回 感染症診療のロジック~常に丹念に病態を詰め切る~ プレミアム対象
- 2017/05/17(水)公開
- 44分30秒
感染症が疑われる場合、その患者がどこでどんな生活を送り、どのような経緯で病院にやってきたのか、患者の背景を探ることが大変重要です。とくに海外からの渡航者の場合は居住地であるその国をも理解しなければなりません。国立国際医療研究センター病院 国際感染症センター長の大曲貴夫先生がここ1年で診られた数多くの症例のなかでもとくに「厳しかった」「考えさせられた」という2例を紹介。「あなたは常に病態を詰めきれているか?」大曲先生の熱いメッセージを御覧ください。
第6回 呼吸器内科医から見た心不全 プレミアム対象
- 2017/05/31(水)公開
- 29分53秒
心不全診療における診療科間の押し相撲はもうやめたい! 循環器内科に見送った心不全疑いの患者がブーメランのように返ってくる。本当に心不全ではないの?しかし本当に大切なのは、できるかぎり病態を確認して、患者にどのような治療が優先されるのかを判断すること。心不全にも呼吸器疾患が関与している場合もあります。すべての内科医に向けた櫻井隆之先生の熱いメッセージ!
第7回 小腸疾患 Update 2017 プレミアム対象
- 2017/06/14(水)公開
- 36分19秒
第7回では、小腸疾患Updateとして、不明熱の原因疾患ともなるクローン病に関する知識をレクチャー。1970年代から罹患者数が300倍にまで増加し続けているクローン病。国立国際医療研究センター病院 総合診療科/消化器内科の櫻井俊之先生が消化器内科医の立場から、クローン病の疾患概念、好発年齢、診断基準、最新治療について解説。常識とは異なるクローン病診療の“実情”もホンネで語ります。
第8回 NEJMへの道~2017 飛翔編~ プレミアム対象
- 2017/06/21(水)公開
- 40分43秒
NEJMへの掲載を目指して! NEJM掲載の経験を持つ国立国際医療研究センター 国際感染症センターの忽那賢志先生がアクセプトされるコツを伝授します。 「Clinical Pictureの投稿コーナーは挑戦しやすい」「コモンな疾患のレアな所見が狙い目」など、自身の経験から、症例選択や写真撮影のポイントを解説! 日頃の臨床で、Clinical Pictureを撮るように心がけることが大事です。病態診断のため、知識の蓄積・共有のため、そしてNEJM投稿のため。これだと思う症例に出会ったら、ぜひ投稿してみてください!
第9回 陰性感情を考える プレミアム対象
- 2017/07/05(水)公開
- 26分17秒
「この患者さん苦手だな…」 アルコール依存や、ボーダー患者、はたまた普通の患者に対しても、「嫌だな」という感情はどんな医師でも起こりうるものです。そんな陰性感情はどう対処するべきかを、国立国際医療研究センター病院 総合診療科/精神科の加藤温先生が精神科医の視点でレクチャーします。陥りやすい危ないケースからの回避方法や、明日から実践できる基本の対応方法を伝授。「本物は本物の顔をしていない」などドキっとする文句が満載です!
第10回 つつが虫病 シマからみる、シマでみる ~過去と現在、日本、沖縄、世界に眼をむけて~ プレミアム対象
- 2017/07/12(水)公開
- 55分23秒
「つつが虫病」はまだ終わっていない! かつて「死の風土病」と恐れられたつつが虫病。現在でも、毎年400人以上が日本各地で罹患し、依然として生命を脅かす疾病です。 成田雅先生曰く、つつが虫病診療で重要な患者背景への認識を深めること、患者の全身を入念に診ることは総合診療医のスキルアップにつながる! 多くの症例とダニハンティングの結果からわかるつつが虫病の実態を、ぜひ御覧ください。
第11回 低K血症をスッキリ理解する Keep It Simple, Stupid. プレミアム対象
- 2017/07/26(水)公開
- 49分0秒
須藤博先生の明快レクチャーで腎生理学の基本をマスターしましょう! キーワードは「タテとヨコ」「尿血血」の2つ、これさえ覚えれば簡単に低K血症の鑑別診断ができます。 引き込まれる名講義と、個性的な5つの低K症例は必見! 須藤先生を30分間罵倒した30代女性とは!?そのとき先生は…
第12回 “元気で長生き”を維持するために 科学的根拠に基づくヘルスメンテナンス プレミアム対象
- 2017/08/02(水)公開
- 47分45秒
がん・心疾患・感染症・メンタルヘルスなど、さまざまなカテゴリーについての予防医療のエビデンスを総括した米国のUSPSTF(U.S. Preventive Services Task Force)。 予防医療、すなわち適切なスクリーニングと予防知識の普及は、現代日本における必須項目の1つです。熱き指導医、佐田竜一先生がUSPSTFをもとに予防医療の大切さとがん種別検診の妥当性について解説します!
評価一覧
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関連シリーズ
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ディジーズ・バー2(全10回) 2022/11/30(水)~
「ディジーズ・バー」が2年ぶりにリニューアルオープンしました。 内科医・國松淳和と彼と親交の深い医師との間で、今回もさまざまな疾患の治療について腹を割った対話が繰り広げられます。
日々の臨床現場で出合うさまざまな内科疾患。診断はついてもガイドライン通りに処方すれば治るわけではない。ほかの医師は一つひとつ異なる症例にどのような治療戦略を立て、実際に治療しているんだろう?医師であれば誰しもそんな疑問を感じたことがあるでしょう。
コモンな内科疾患の治療のさじ加減、コロナ前後の臨床現場の変化など、スキルの高い医師同士が、同じ臨床医の目線で自由に語り合います。
尽きることのない奥深い臨床談義をグラス片手にお楽しみください。
第1回 市中肺炎(COVID-19含む)
第2回 梅毒
第3回 糖尿病の非薬物療法
第4回 アルコール・ニコチン依存
第5回 小児の解熱
第6回 起立性調節障害
第7回 かぜ(コロナ後どうしてる?)
第8回 偽痛風
第9回 高血圧症
第10回 脂質異常症 -
ディジーズ・バー(全10回) 2021/03/03(水)~
都内某所にひっそりと佇む「ディジーズ・バー」。ここでは夜な夜な、内科医・國松淳和と彼と親交の深い医師との間でさまざまな疾患の治療について、腹を割った対話が繰り広げられる・・・
日々の臨床現場で出合うさまざまな内科疾患。診断はついてもガイドライン通りに処方すれば治るわけではない。
ほかの医師は一つひとつ異なる症例にどのような治療戦略を立て、実際に治療しているんだろう?医師であれば誰しもそんな疑問を感じたことがあるでしょう。
この番組では、コモンな内科疾患の治療のさじ加減について、スキルの高い医師同士が、同じ臨床医の目線で自由に語り合います。
今宵は、どんな医師が訪れ、どんな臨床談義に花が咲くのか・・・
※この番組は2020年1月~2月に収録したものです
第1回 機能性ディスペプシア(FD)
第2回 過敏性腸症候群(IBS)
第3回 誤嚥性肺炎1
第4回 誤嚥性肺炎2
第5回 高齢者の不定愁訴
第6回 困った精神神経症状
第7回 コモンな感染症
第8回 痛みを伴うコモンディジーズ
第9回 内科で診る不定愁訴
第10回 精神科に紹介すべき身体症状 -
Dr.國松とDr.ヤンデルの『また来たくなる外来』トーク ~コロナ禍でもうまくやる外来ノウハウ(全1回) 2020/07/08(水)~
<無料公開は終了しました>
金原出版より発行されている國松淳和先生著『また来たくなる外来』をベースに、Dr.國松とDr.ヤンデルの奇才ドクター2人が、患者さんがまた来たいと思う外来診療に求められる医師の基本姿勢などを語り合います。 『また来たくなる外来』は、新型コロナ以前に出版されたもので、現在の状況を想定して書かれたわけではありませんが、患者さんに、質の高い、満足度の高い外来診療を提供するためのノウハウが満載で、医療機関が患者減に悩む今、とてもタイムリーな内容となっています。 医師、医療者の方々が患者さんと向き合っていくうえでのヒントが得られる対談です。
Dr.國松とDr.ヤンデルの『また来たくなる外来』トーク -
Dr.國松とDr.ヤンデルの大真面目コロナトーク【2020年4月28日配信アーカイブ】(全1回) 2020/04/28(火)~
【無料公開中】
新型コロナウイルス感染拡大により政府から緊急事態宣言が出され、国民は外出などの行動を大きく制限される一方、テレビやSNSからの玉石混淆の情報にさらされ、精神的に不安定になる方も見受けられます。この環境下でいかに平常心を保って生きていくか。南多摩病院 総合内科の國松淳和先生と、Dr.ヤンデルこと札幌厚生病院病理診断科の市原真先生の2人の奇才ドクターが、國松先生が「CIAMS(シャムズ)」と名付けた“コロナ現象”を読み解き処方箋を示します。
ケアネットとメディカルノートの共同企画です。
/ でも無料でご覧いただけます
Dr.國松とDr.ヤンデルの大真面目コロナトーク -
フィーバー國松の不明熱コンサルト(全8回) 2015/10/14(水)~
循環器、消化器、呼吸器…どんな臓器の専門医でも日々の専門診療のなかでなかなか原因が突き止められない「熱」に直面することがあります。そんな専門医が抱える不明熱を「熱」のスペシャリスト・フィーバー國松が徹底分析。各科で遭遇しやすいキホンの熱から、検査ではわからない困った熱まで、不明熱の鑑別方法、対処法を詳しく解説します。 国立国際医療研究センター病院で不明熱外来を担う國松淳和先生は、各科からさまざまな不明熱のコンサルトを受け、日々、その発熱の原因究明に挑んでいます。『フィーバー國松の不明熱コンサルト』で取り上げるのは、循環器、消化器、呼吸器、腎臓、血液、神経、膠原病、感染症の8領域。「熱」に自信を持って立ち向かえる!発熱診療の強力な手がかりをお届けします!
第1回 循環器内科「パパッとエコーでわからないもの」
第2回 消化器内科「内視鏡、やってみたけど」
第3回 呼吸器内科「肺は大丈夫だけど、苦しい」
第4回 腎臓内科「腎臓がやられているというだけで…」
第5回 血液内科「骨髄検査は正常です」
第6回 神経内科「答えは脳ではない」
第7回 膠原病内科「それでもスティル病とは言えない」
第8回 感染症内科「ほかに何があるでしょうか?」