番組検索結果
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目で学ぶ フィジカルアセスメント大全(全18回)第17回 歩行の評価2021/01/27(水)公開 山中 克郎 福島県立医科大学 会津医療センター 総合内科 教授診察室に患者を呼び入れる時、患者の様子を見ていますか。
福島県立医科大学 会津医療センターの山中克郎先生は、必ず自身で診察室のドアを開けて呼び入れ、待合室のいすから立ち上がる様子、立ち上がった時のふらつき、診察室へ歩いてくる様子を観察すると言います。
歩行を注意深く観察することで、さまざまな病気がわかります。
ぶん... -
プライマリケア医のためのHIV基礎講座2(全3回)第3回 HIVの長期予後・慢性期のケア・拠点病院との連携2021/01/27(水)公開 白野 倫徳 大阪市立総合医療センター 感染症内科 医長HIV感染症は慢性疾患と捉えられるほど予後が改善し、治療の拠点は地域に移りつつあります。しかし、がんや生活習慣病などの合併症の問題があり、患者さんが地域で安心して生活をするためにはまだまだ課題があります。
HIV患者のコミュニティでの受け入れに関する研究で見つかった課題を紹介しながら、HIVの長期予後や慢性期のケア、拠点病院との連... -
Dr.須藤の輸液大盤解説(全8回)第7回 大盤解説 症例4 嘔気と低Na血症で紹介された78歳男性2021/01/27(水)公開 須藤 博 大船中央病院 院長大盤解説の症例4は糖尿病、高脂血症、高血圧で通院中の78歳男性の症例です。1週間程度前に、膝の痛みを訴え、他院にてデュロキセチンが処方され、服用後から徐々に食欲低下、嘔気を自覚したとのことです。食事もとれなくなり、かかりつけ医が低Na血症を指摘して紹介されました。 受診時の検査によって、低Na血症、濃縮尿、細胞外液量の低下が読み取れ...
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(日薬研修) 薬剤疫学入門セミナー(全6回)講義1 疫学研究の分類と事例2021/01/25(月)公開 牧之瀬 勇一 一般社団法人くすりの適正使用協議会 薬剤疫学委員会(興和株式会社)【日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師制度対象講座】
疫学研究のデザイン分類のポイント、疫学研究の成果事例について、興和株式会社の牧之瀬 勇一氏が解説します。
医薬品リスクマネジメントの概略と、その手法としての薬剤疫学の位置づけについても紹介します。 -
(日薬研修) 薬剤疫学入門セミナー(全6回)講義4 分析疫学1:コホート研究2021/01/25(月)公開 坂下 雅俊 一般社団法人くすりの適正使用協議会 薬剤疫学委員会(大塚製薬株式会社)【日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師制度対象講座】
コホート研究とは、はじめに観察する対象集団を規定し、その集団を時間の経過とともに追跡し、結果の差を探す研究で追跡研究、縦断研究とも呼ばれています。
「抗てんかん薬の催奇形性」と「スタチン投与有無と透析患者の敗血症発症患者の関連性」のコホート研究について、大塚製薬... -
総合内科専門医試験オールスターレクチャー 呼吸器(全6回)第5回 肺炎2021/01/20(水)公開 長尾 大志 島根大学医学部附属病院 病院医学教育センター センター長/准教授市中肺炎、院内肺炎、医療・介護関連肺炎の3つの肺炎が統合されたガイドラインが2017年に発表されました。終末期の症例が含まれる院内肺炎と医療・介護関連肺炎を1つの診療群とし、市中肺炎と区別した診療プロセスが示され、終末期における患者の意志やQOLを尊重した治療・ケアのあり方が重要なトピックとなっています。肺炎の種別の重症度スコアリング...
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プライマリケア医のためのHIV基礎講座2(全3回)第2回 HIVの治療・標準予防策2021/01/20(水)公開 白野 倫徳 大阪市立総合医療センター 感染症内科 医長近年、HIV/エイズの治療は大きく進歩し、服薬はシンプルになりました。しかし、治療はなるべく早期から長期間継続する必要があり、薬物相互作用にも注意が必要です。今回は、抗HIV薬の作用部位の違いや初回治療に推奨されている組み合わせ、院内での感染予防策などを解説します。医療者・患者の双方が安心して治療を継続できるようにしましょう。
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コロナワクチン緊急対談 接種済在米医師とワクチンエキスパートが近未来を見通す(全1回)コロナワクチン緊急対談 接種済在米医師とワクチンエキスパートが近未来を見通す2021/01/13(水)公開 安川 康介 ワシントンD.C. MedStar Washington Hospital Center ホスピタリストコロナワクチン接種済みの米国・ワシントンD.C.の病院に勤務する米国感染症専門医でもある安川康介氏とワクチンエキスパートの守屋章成氏との緊急対談。米国での新型コロナウイルスの感染状況とワクチン接種の実態などを安川氏が生々しくシェア。守屋氏はファイザー、モデルナ、アストラゼネカのワクチンの効果、リスクなどを論文ベースで冷徹に比較検...
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ERで闘うための手技(全8回)第8回 縫合処置2021/01/13(水)公開 久村 正樹 埼玉医科大学総合医療センター 救急科この回では単純結節縫合と垂直マットレス縫合について学びます。まずは基本の各器具や針の持ち方を正しく理解しましょう。実際にシミュレーターで実演しながら針の刺入の注意点や糸の結び方を解説しているので、間近で習っているようにすんなり頭に入ります。
基本をマスターして、自信をもって手技を行ってください。 -
Dr.林の笑劇的救急問答 season16(全8回)第5回 壊死性筋膜炎1 見た目はいいのに痛がりなのだ2021/01/13(水)公開 林 寛之 福井大学医学部附属病院 総合診療部 教授Dr.林の笑劇的救急問答16の後半は皮膚科救急です。そのなかでも見逃し厳禁の壊死性筋膜炎について取り上げます。 壊死性筋膜炎の典型といえば、血性水泡やまっ黒い皮膚。教科書でよく見る所見です。でも、そこまでいってしまうともう手遅れ。 早期では、そんな典型所見をみることはありません。 また、血液検査の数値で予測できるとされるLRINECスコ...
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目で学ぶ フィジカルアセスメント大全(全18回)第16回 小児の診察2021/01/13(水)公開 阪下 和美 国立成育医療研究センター 総合診療部国立成育医療研究センターの阪下和美先生が、小児診察のコツ、診察を始める時の注意事項、性成熟の評価について解説します。
小児を診察する際、最も大切なコツは「泣かせない」ことです。泣かれてしまうと正しい所見を取ることが難しくなります。
泣かせないために、手と聴診器を温める、保護者に協力してもらう、おもちゃや人形を用意する... -
目で学ぶ フィジカルアセスメント大全(全18回)第15回 第一印象の把握2021/01/13(水)公開 吉野 俊平 飯塚病院 総合診療科第一印象とは、最初に患者に接した時、五感を用いて数秒間で行う評価のことです。
今回は、第一印象の把握について飯塚病院の吉野俊平先生が解説します。
表情、顔貌、皮膚の色、呼吸の状態、姿勢などの特徴を、常に言語化することをトレーニングしましょう。
トレーニングを続ければ、極めて短時間で情報を収集できる、有用な臨床スキ... -
プライマリケア医のためのHIV基礎講座2(全3回)第1回 HIVの検査・疑うヒント・拠点病院への紹介2021/01/13(水)公開 白野 倫徳 大阪市立総合医療センター 感染症内科 医長近年、HIV感染者の予後は飛躍的に改善し、もはや慢性疾患と捉えられるほどになりました。しかし、いざ診療するとなると、感染を疑うべき徴候を見つけた場合の検査、発熱時の対応、院内感染の不安など、課題が大きいのではないでしょうか。
この講義では、HIV基礎講座1の続編として、地域でHIVを見るために必要な知識を大阪市立総合医療センター ... -
(日薬研修) 薬剤疫学入門セミナー(全6回)講義2 疫学研究に用いられる用語と結果に影響する因子2021/01/06(水)公開 若杉 直子 一般社団法人くすりの適正使用協議会 薬剤疫学委員会(アステラス製薬株式会社)【日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師制度対象講座】
疫学研究で用いられる用語の解説、疫学研究で考慮すべき点について、アステラス製薬株式会社の若杉 直子氏が解説します。 -
(日薬研修) 薬剤疫学入門セミナー(全6回)講義3 薬剤疫学/症例報告/症例集積研究の実際2021/01/06(水)公開 島崎 稔 一般社団法人くすりの適正使用協議会 薬剤疫学委員会(旭化成ファーマ株式会社)【日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師制度対象講座】
薬剤疫学の説明、薬剤疫学の目的、記述疫学に分類される症例報告と症例集積研究について、
旭化成ファーマ株式会社の島崎 稔氏が解説します。 -
(日薬研修) 薬剤疫学入門セミナー(全6回)講義5 分析疫学2:ケース・コントロール研究2021/01/06(水)公開 太田 美穂子 一般社団法人くすりの適正使用協議会 薬剤疫学委員会(武田薬品工業株式会社)【日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師制度対象講座】
ケース・コントロール研究とは、研究対象とする特定の疾患や状態など「対象とする事象のある群」と、「対象とする事象のない群」を比較し、以前の曝露の差異を見つけ出す研究です。
ケース・コントロール研究の進め方、評価方法について、武田薬品工業株式会社の太田 美穂子氏が解説... -
(日薬研修) 薬剤疫学入門セミナー(全6回)講義6 分析疫学3:ネステッド・ケース・コントロール研究2021/01/06(水)公開 松本 卓之 一般社団法人くすりの適正使用協議会 薬剤疫学委員会(第一三共株式会社)【日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師制度対象講座】
ネステッド・ケース・コントロール研究とは、対象集団を明確にコホートとして定義・追跡し、イベントを発症した症例をケースとして特定し、コホートから適切な対照症例を選択する研究です。
ネステッド・ケース・コントロール研究の特徴、他の研究との違い、有用性などについて、第... -
プライマリケア医のためのHIV基礎講座1(全1回)HIVの基本、疫学2021/01/06(水)公開 白野 倫徳 大阪市立総合医療センター 感染症内科 医長HIVの診療は難しい、専門病院で診てほしい、と思っていませんか?近年、HIV感染症は慢性疾患と捉えられるほど予後が改善したため、治療の拠点は地域に移りつつあり、プライマリケアの先生が診療する機会が増えています。治療の拠点は地域に移りつつあるため、HIV感染者がいきなり来院したり、今診療している患者さんが実は感染者であったりすることもあ...
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コロナ禍でのかぜの診方(全1回)コロナ禍でのかぜの診方2020/12/23(水)公開 岸田 直樹 一般社団法人 Sapporo Medical Academy 代表理事 ・ 医師無料公開は終了しました
医師であり、感染症コンサルタントである岸田直樹氏がコロナ禍でのかぜの診方について講義します。
今回はかぜ診療の指南書として評価の高い「誰も教えてくれなかった風邪の診かた(医学書院)」をベースとしてコロナ禍特有のポイントを重点的にお話しいただきます。
かぜ様の症状で受診する患者に対して、COVID... -
Dr.安部の皮膚科クイズ 上級編(全6回)第6回 痒さも診断のヒントになる2020/12/23(水)公開 安部 正敏 医療法人社団 廣仁会 札幌皮膚科クリニック 院長痒みの程度は診断の手がかり。そして痒みが生じるメカニズムを知っていると、診断を絞りやすくもなります。 第11問の所見は下腿に大量出現した黒褐色の丘疹。第12問は上腕に手拳大の赤い盛り上がり。一度見たら忘れない印象的な所見を目に焼き付け病態を理解しておきましょう。
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 呼吸器(全6回)第4回 喘息2020/12/23(水)公開 長尾 大志 島根大学医学部附属病院 病院医学教育センター センター長/准教授変動性を持った気道狭窄や咳などの症状を起こす喘息。これまで明確な診断基準は示されていませんでしたが、「喘息とCOPDのACO診断と治療の手引き2018」に、呼気一酸化窒素濃度(FeNO)値が診断に有効な指標として記載されました。近年の重要な治療方針の変更点は、以前は重症のみに使用されていた抗コリン薬が、比較的初期から吸入ステロイドと併用可能...
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目で学ぶ フィジカルアセスメント大全(全18回)第14回 認知症疑いの診察 ー認知症を疑った時のADL評価、長谷川式評価の実施ー2020/12/23(水)公開 片岡 仁美 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 地域医療法人人材育成講座 教授岡山大学大学院の片岡仁美先生が、認知症が疑われる患者への評価とアプローチについて解説します。
家族が「身の回りのことができなくなってきた」、あるいは「身の回りのことはなんでもできる」と言っても、実際には、かなりの幅があることを臨床時に実感することも多いと思います。
身の回りのことができなくなった、と漠然とした訴えをよ... -
目で学ぶ フィジカルアセスメント大全(全18回)第13回 神経系の診察2020/12/23(水)公開 塩尻 俊明 地方独立行政法人 総合病院国保旭中央病院 総合診療内科 部長多くの先生が苦手意識を持つ神経系の診察方法について、総合病院国保旭中央病院の塩尻俊明先生が解説します。
診察部位によって、患者にしてほしい動作や姿勢、力の入れ方がさまざまな神経系の診察。
どの神経について診察しようとしているのかしっかり意識できていれば、患者にしてほしい動作も見えてくるはずです。
眼球、顔面感覚、... -
目で学ぶ フィジカルアセスメント大全(全18回)第12回 皮膚の診察 ー皮膚軟部組織感染症ー2020/12/16(水)公開 平島 修 徳洲会奄美ブロック 総合診療研修センター センター長徳洲会 奄美ブロック総合診療研修センターの平島修先生が、皮膚軟部組織感染症の診察する際の注意点について解説します。
注意するポイントは、深さ、進行スピード、侵入門戸の3つ。
落とし穴の多い皮膚診察も、このポイントに絞って診ていくと、皮膚の病態がよく見えてきます。
平島ワールドを堪能してください。