在宅医療の番組検索結果
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 膠原病(全7回)第1回 関節リウマチ 乾癬性関節炎2021/06/09(水)公開 岸本 暢將 杏林大学医学部付属病院 腎臓・リウマチ膠原病内科 准教授総合内科専門医試験の膠原病の問題では、膨大に提示された症状や検査所見の数値から、素早く異常を見つけるスキルが問われます。読み解くポイントについて、疾患別に例題を使って岸本暢將先生が解説します。第1回は、国内に70万人以上の患者がいるとされ、日常診療でもよくみられる関節リウマチ。各治療薬と副作用の組み合わせや、症状別に禁忌の薬剤に...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 消化器(消化管)(全8回)第1回 ピロリ菌感染症関連2021/05/19(水)公開 宮垣 亜紀 公立豊岡病院組合立豊岡病院 消化器科 医長消化管は、内視鏡画像診断がポイント。非専門医にとっては普段見慣れない内視鏡画像ですが、総合内科専門医試験に出題される疾患はある程度絞られているので、それを押さえれば攻略できます。第1回は、胃十二指腸潰瘍や胃がんのリスクとなるヘリコバクター・ピロリ菌。ピロリ菌に起因する疾患は、胃がんや潰瘍だけではありません。ピロリ菌感染関連疾患...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 内分泌・代謝(全7回)第1回 糖尿病(1)2020/08/26(水)公開 能登 洋 聖路加国際病院 内分泌代謝科 部長総合内科専門医試験対策「内分泌・代謝」の第1回は、糖尿病の病態と診断について解説します。糖尿病には、1型、2型、その他、妊娠糖尿病の4つの病型があり、血糖値とHbA1cの数値、既往歴から鑑別します。急激な高血糖によって引き起こされる糖尿病性ケトアシドーシスや高浸透圧高血糖状態、あるいは過度の治療による低血糖は、命にかかわることも。総合...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 消化器(消化管)(全8回)第2回 消化管悪性腫瘍2021/06/02(水)公開 宮垣 亜紀 公立豊岡病院組合立豊岡病院 消化器科 医長消化管悪性腫瘍には、胃がん、大腸がん、食道がん、消化管間質腫瘍GISTがありますが、共通して総合内科専門医試験で問われやすいのは、リスクファクター、内視鏡所見の診断、疾患に関する知識です。胃がんは内視鏡所見から深達度と組織型を診断し、内視鏡的粘膜下層剥離術の適応を判断。近年のトピックスとして、バレット食道がんの報告が増えています...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 膠原病(全7回)第2回 痛風 成人スチル病 ベーチェット病2021/06/23(水)公開 岸本 暢將 杏林大学医学部付属病院 腎臓・リウマチ膠原病内科 准教授総合内科専門医試験対策「膠原病」の第2回は、赤く腫れる症状が特徴的な自然免疫系の疾患を取り上げます。痛風は、急性期に尿酸降下薬を使用すると急性発作を誘発することがあるので注意。発作を誘発する食品や薬剤を押さえましょう。ピンク色の皮疹が現れる成人スチル病は、悪性腫瘍、感染症、薬剤アレルギーとの除外診断がポイント。白血球増多に注目...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 腎臓(全7回)第1回 急性腎障害(AKI)2021/02/10(水)公開 櫻田 勉 聖マリアンナ医科大学 腎臓・高血圧内科 病院教授/大学病院腎臓・高血圧内科副部長/大学病...総合内科専門医試験対策「腎臓」の第1回は急性腎障害(AKI)を取り上げます。従来は、軽微な腎機能障害は「急性腎不全」と呼ばれ、一過性のものと見なされていましたが、2016年のガイドライン以降、概念が刷新され「急性腎障害」へと名称が変更。早期発見、早期治療が提唱されています。とくに心臓手術後など、ICUでの発症頻度が高いAKI。リスクファク...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 内分泌・代謝(全7回)第3回 下垂体疾患 副甲状腺疾患 骨粗鬆症2020/09/30(水)公開 能登 洋 聖路加国際病院 内分泌代謝科 部長総合内科専門医試験対策「内分泌・代謝」の第3回は、下垂体疾患・副甲状腺疾患・骨粗鬆症について解説します。さまざまなホルモンを分泌する下垂体。初めにホルモンの種類と全身の標的器官を押さえます。下垂体ホルモンの過剰分泌や分泌低下によって引き起こされる各疾患も要チェック。副甲状腺ホルモン疾患の鑑別には、カルシウムとリンの値に注目しま...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 膠原病(全7回)第3回 全身性エリテマトーデス シェーグレン症候群2021/07/07(水)公開 岸本 暢將 杏林大学医学部付属病院 腎臓・リウマチ膠原病内科 准教授リンパ球に関わる獲得免疫系の疾患を取り上げます。全身性エリテマトーデスSLEを発症するのはほとんどが女性で、多彩な症状を呈します。血小板数、白血球数、赤血球数の低下、CH50、C3、C4の低下が非常に特徴的な所見です。疾患と関連する抗核抗体も総合内科専門医試験に出やすいポイント。ループス腎炎はSLEに起因する糸球体腎炎です。口腔乾燥やドラ...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 膠原病(全7回)第4回 全身性強皮症 混合性結合組織疾患 皮膚筋炎・多発性筋炎2021/07/21(水)公開 岸本 暢將 杏林大学医学部付属病院 腎臓・リウマチ膠原病内科 准教授皮膚や内臓が硬化、線維化する全身性強皮症SSc。限局皮膚型とびまん皮膚型に分けられ、手指にレイノー現象がみられます。抗体の種類によって合併する臓器障害が異なる点が総合内科専門医試験試験でもよく問われます。混合性結合組織疾患MCTDの診断のポイントは、抗U1-RNP抗体と肺高血圧症。皮膚筋炎・多発性筋炎PM/DMでは、悪性腫瘍と急速進行性の間質...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 消化器(消化管)(全8回)第3回 消化管出血 腹部緊急疾患2021/06/16(水)公開 宮垣 亜紀 公立豊岡病院組合立豊岡病院 消化器科 医長消化管出血と、総合内科専門医試験に出題されやすい腹部緊急疾患について、身体所見、検査、治療を整理します。上部消化管出血の中でも緊急性が高いのは静脈瘤出血。静脈瘤結紮術で治療します。下部消化管出血で最もコモンな疾患は虚血性腸炎と大腸憩室出血。X線・CTで特徴的な画像所見を示すS状結腸軸捻転。腸閉塞とイレウスは定義を混同しないように...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 内分泌・代謝(全7回)第2回 糖尿病(2)2020/09/16(水)公開 能登 洋 聖路加国際病院 内分泌代謝科 部長総合内科専門医試験対策「内分泌・代謝」の第2回は、糖尿病の治療について聖路加国際病院内分泌代謝科の能登洋先生が解説します。糖尿病治療のポイントは、多様な薬剤の使い分け。各治療薬の作用機序、効果と副作用、禁忌事項を確認します。糖尿病のインスリン療法で重要なのが、用量調節の際の責任インスリンという概念。妊娠糖尿病は、胎児への影響を...
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日本プライマリ・ケア連合学会 第3回 学術大会(全11回)教育講演1 プライマリケアにおける肺炎診療のPearls & Pitfalls2012/12/26(水)公開 青木 洋介 佐賀大学医学部医学科 国際医療学講座患者高齢化に伴い、誤嚥性肺炎の診断をしばしば耳にしますが、真に誤嚥性肺炎か慎重に考察する必要があります。更に市中の誤嚥性肺炎と入院患者の誤嚥性肺炎では発症環境が異なるため両者の原因菌グループも基本的に異なります。 今回は、肺炎診療において役立つ診療上のポイントを、信頼のおけるreferencenと、検証的な自験例に基付いて述べると共...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 感染症(全7回)第1回 コロナウイルス2021/04/07(水)公開 忽那 賢志 大阪大学 大学院医学系研究科 感染制御学 教授猛威を振るう新型コロナウイルスについて、最新の知見をまとめます。新型コロナと、SARSコロナウイルスやMARSコロナウイルスとの特徴を比較。新型コロナの発生起源、動物を介した感染経路など、これまでに判明している事実を整理し、コロナウイルスについての理解を深めます。世界各地で拡大し国内でも増加傾向にある変異株まで、気になる最近の動向も...
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Dr.林の笑劇的救急問答【Season13】 (全8回)第1回 腫瘍救急1 FNってなんだ?2017/05/17(水)公開 林 寛之 福井大学医学部附属病院 救急科・総合診療部 教授「がん化学療法中に全身倦怠感を訴える2人の患者」 Dr.林の笑劇的救急問答13の第1回は腫瘍救急。 がん化学療法中の患者の不調の訴えは、経過も長く、すぐに主治医を呼びたくなってしまいます。 しかし、まずは、その状態が緊急性の高いのか、そうでないのかをきちんと見分けられるようになりましょう。
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Dr.林の笑劇的救急問答【Season12】(全8回)第8回 高血糖救急2 インスリン一発!それダメ!2016/12/21(水)公開 林 寛之 福井大学医学部附属病院 救急科・総合診療部 教授DKAの患者さんが救急搬送!さあ、あなたならどうしますか? インスリンを一発!いやいや、それは絶対ダメです! まずは慌てずゆっくり脱水の補正を行いましょう。 脱水の補正の仕方によっては、脳浮腫などの合併症を起こすことも考えられます。 どのように補正していくか、まだ教科書にも載っていない最新の話題“Dallas protocol”も取り入れなが...
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明日からできるインスリン導入ABC(全6回)第1回 これからの常識!プライマリケアでインスリン導入2015/11/25(水)公開 三澤 美和 大阪医科大学附属病院 総合診療科2013年以降、糖尿病治療の血糖コントロールの目標は個別化が推奨されるようになっています。またインスリンは早期から治療の選択肢に。 変化した治療方針と外来インスリン導入のメリットと意義を再度確認しておきましょう。
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 膠原病(全7回)第6回 ANCA関連血管炎2021/08/11(水)公開 岸本 暢將 杏林大学医学部付属病院 腎臓・リウマチ膠原病内科 准教授ANCA関連血管炎は、国内では高齢者が多いため顕微鏡的多発血管炎MPAが多く、対して海外では多発血管炎性肉芽腫GPA、好酸球性多発血管炎性肉芽腫EGPAの比率が多くなっています。小血管が破れるか詰まるため、紫斑や爪下出血など目に見える症状が出やすいのが特徴的。薬剤誘発ANCA関連疾患も総合内科専門医試験の頻出ポイント。MPA、GPA、EGPAを鑑別でき...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 消化器(消化管)(全8回)第5回 感染症 炎症性腸疾患2021/07/14(水)公開 宮垣 亜紀 公立豊岡病院組合立豊岡病院 消化器科 医長多岐にわたる腸管感染症から、感染性腸炎、アメーバ性大腸炎、抗菌薬起因性腸炎について解説します。感染性腸炎は、抗菌薬が必要な状況の見極めがポイント。内視鏡的所見が特徴的なアメーバ性大腸炎。潰瘍の周囲にタコいぼ様びらんが見られます。日常臨床でもよくある潰瘍性大腸炎は、重症度に応じて薬剤か手術を選択。非連続性の全層性の肉芽腫性炎症...
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透析患者を診る前に1時間で詰め込む透析管理の基礎知識(全7回)第1回 透析管理について非専門医が知っておくべきこと2017/05/10(水)公開 櫻田 勉 聖マリアンナ医科大学 腎臓・高血圧内科 病院教授/大学病院腎臓・高血圧内科副部長/大学病...非専門医でも非常勤などで透析患者を診なければならない機会があるでしょう。この番組では専門医の立場からそんな場面で最低限知っておいてほしい透析管理の基礎知識を解説します。この番組を見れば、自信を持って安全な透析を行うことができるはずです。第1回は、透析医療をめぐる現状を概括的にお話しします。
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 内分泌・代謝(全7回)第4回 甲状腺疾患2020/10/28(水)公開 能登 洋 聖路加国際病院 内分泌代謝科 部長総合内科専門医試験対策「内分泌・代謝」の第4回は、甲状腺疾患について能登洋先生が解説します。バセドウ病、亜急性甲状腺炎、無痛性甲状腺炎、プランマー病など、複数の疾患に起因する甲状腺中毒症。この甲状腺中毒症が重症化した甲状腺クリーゼは、致死率が高いので要注意。甲状腺機能低下症の代表的な疾患は、橋本病、粘液水腫性昏睡です。甲状腺腫...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 消化器(消化管)(全8回)第4回 消化管機能性疾患2021/06/30(水)公開 宮垣 亜紀 公立豊岡病院組合立豊岡病院 消化器科 医長機能性疾患の中でもよく出題される食道アカラシア。見た目ではっきりわかる腫瘍があるわけではないので、内視鏡検査では見つかりにくく、食道造影やマノメトリーという検査が有用です。新たな治療法として、経口内視鏡的括約筋切開術POEMが注目されています。機能性ディスペプシアと過敏性腸症候群は器質的疾患の除外が重要。胃食道逆流症にはびらん性...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 感染症(全7回)第2回 新型コロナワクチン2021/04/07(水)公開 忽那 賢志 大阪大学 大学院医学系研究科 感染制御学 教授国内で2021年2月下旬より医療者への先行接種が開始されたワクチン。新型コロナワクチンに採用された新しいプラットフォームであるmRNA2ワクチンについて、その原理を解説。非常に高い確率の発症予防効果ならびに重症化予防効果が証明されています。報告されている副反応や、アレルギーのある人に接種した場合のアナフィラキシーの頻度について、データ...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 消化器(消化管)(全8回)第6回 遺伝性疾患 好酸球性胃腸症 内分泌2021/07/28(水)公開 宮垣 亜紀 公立豊岡病院組合立豊岡病院 消化器科 医長好酸球性消化管疾患は、原因がまだ明らかになっていないアレルギー疾患です。遺伝性疾患では、大腸にポリープが多発する家族性腺腫性ポリポーシスは、放置するとがん化するため、大腸全摘が必要です。Peutz-Jeghers症候群は過誤腫性ポリープで、こちらはほとんどがん化しません。毛細血管拡張の画像所見が特徴的なオスラー病も総合内科専門医試験対策に...
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総合内科専門医試験オールスターレクチャー 消化器(肝胆膵)(全9回)第2回 アルコール性肝疾患とNAFLD2021/06/02(水)公開 山田 徹 東京科学大学 総合診療医学分野 講師ウイルス性や自己免疫性が除外された肝疾患は、アルコール性と非アルコール性に分けられます。非アルコール性脂肪性肝疾患NAFLDの日本での有病率はおよそ30%で、現在増加傾向。肥満でない人にも多いのがポイント。NAFLD のうち、NASHは肝硬変への進展や肝がんの発生母地になるため、臨床的に重要な疾患概念です。バイオマーカーは未確定で、鑑別には原...