番組検索結果
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聖路加GENERAL
(全8回) 第6回 腰痛篇(2)2013/01/23(水)公開 徳田 安春 臨床研修病院群プロジェクト 群星沖縄センター長前回に続いて腰痛篇をお送りします。腰痛といえば、高齢者に多いのですが、最初の症例は37歳の若い男性です。腰背部痛は17年前からと長期にわたり、数年前からは、仰臥位を取ることができず、ソファで座って眠っているとのことです。身体所見、検査ともに大きな異常は見つかりませんでしたが、カギとなった項目がESR上昇でした。腰痛の原因となる重篤な... -
“の”の字2回走査法で出来る!超音波手技大原則(全11回)第3回 胆嚢の基本走査と症例2006/11/17(金)公開 杉山 髙 医療法人社団 綾和会 浜松南病院 画像診断部顧問超音波検査は「胆嚢に始まり、胆嚢に終わる」と言われています。今回は、その奥深い臓器に徹底アプローチします。胆嚢は小さい臓器ではありますが、全体像を観察するには巨大臓器に匹敵する困難さがあります。常に2方向以上の走査を繰り返し、積極的に「胆嚢病変を探そう!」と意識することが大原則です。また、胆管と血管との鑑別にはカラードプラが威...
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コロナワクチン緊急対談 接種済在米医師とワクチンエキスパートが近未来を見通す(全1回)コロナワクチン緊急対談 接種済在米医師とワクチンエキスパートが近未来を見通す2021/01/13(水)公開 安川 康介 ワシントンD.C. MedStar Washington Hospital Center ホスピタリストコロナワクチン接種済みの米国・ワシントンD.C.の病院に勤務する米国感染症専門医でもある安川康介氏とワクチンエキスパートの守屋章成氏との緊急対談。米国での新型コロナウイルスの感染状況とワクチン接種の実態などを安川氏が生々しくシェア。守屋氏はファイザー、モデルナ、アストラゼネカのワクチンの効果、リスクなどを論文ベースで冷徹に比較検...
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Dr.山中の攻める問診(全13回)第8回 女性の腹痛 ~こんなこと聞いてもいいのかな?~2013/12/25(水)公開 山中 克郎 福島県立医科大学 会津医療センター 総合内科 教授21歳女性。9日前に右下腹部痛を発症。婦人科を受診し、右の卵巣に水が溜まっていると言われる。5日前から下痢と嘔吐がつづき、今度は内科を受診したところ感染性腸炎と診断される。3日前から右下腹部痛が再発。体温は39.7℃、性器出血あり、歩行時の振動が下腹部に響く。さて、この患者さんの診断は何だったのでしょうか?病歴や身体所見、検査所見のど...
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プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ!(神経内科編)(全16回)第11回 【一次性頭痛】鑑別に役立つ質問は?2016/08/03(水)公開 前野 哲博 筑波大学 教授/筑波大学附属病院 副病院長・総合診療科長片頭痛や緊張型頭痛などの、非器質性頭痛をどう鑑別するか。 典型的な特徴に当てはまらない場合でも、問診で見分けられるポイントは意外と多いのです。 部位、発症年齢、症状の程度や随伴症状など、鑑別の手がかりを6つの項目に分けて解説します。
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Dr.翼の心電図検定3級合格ポイント塾(全10回)第1回 洞不全2023/09/07(木)公開 駒井 翼 ソウクリニック四条烏丸 副院長洞結節に異常が生じて起こる不整脈「洞不全」が初回のテーマです。まずは洞調律の刺激伝導系の流れと正常心電図の対応をDr.翼と一緒に復習しましょう。続いて洞徐脈、洞頻脈などの洞不全がどのようにして起こるのか、それらが心電図にどのように表れるのかがわかりやすく解説されます。折に触れて示される試験対策テクニックも必見です。
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Dr.金井のCTクイズ 初級編(全12回)第9回 覚えておきたい特徴的な所見2022/01/12(水)公開 金井 信恭 東京北医療センター 副センター長・救急科科長・医療技術部長・臨床研修センター長/聖マリ...強い腹痛と頻回嘔吐のある高齢の男性。単純CTと造影CTで診断します。鳥のくちばしや花のブーケに見立てられた特徴的な所見がポイント。今回取り上げる疾患は、血流が障害されるため、進展度によって造影効果にも変化が現れます。段階別のCT所見の違いを押さえましょう。
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Dr.山中の攻める問診(全13回)第10回 めまい ~朝からめまい~2014/02/12(水)公開 山中 克郎 福島県立医科大学 会津医療センター 総合内科 教授79歳女性。朝突然、フワ~っとするめまいを発症。最初はトイレまで歩けたが、直ぐに歩くことも困難になる。上胸部に違和感があり、左下肢腫脹がある。既往歴に10年前に子宮癌あり。放射線療法をおこなった。2ヶ月前に心筋梗塞。この患者さんの診断は何だったのでしょうか?病歴や身体所見、検査所見のどこにキーワードがあり、どの様に攻める問診を行っ...
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Dr.増井の血ガスハンティング(全10回)第4回 代謝性アシドーシスpart4:意識障害の79歳女性2023/03/23(木)公開 増井 伸高 札幌東徳洲会病院 救急集中治療センター 副センター長・国際医療支援室室長今回は2症例。1例目は1週間くらい前から食事量が減少し、意識障害を起こし救急搬送された79歳女性の症例です。代謝性アシドーシスはありますが、乳酸や血糖の上昇はありません。病歴からもDKA・AKAは否定的。
2例目は2日前からの発熱・倦怠感あり、水分や食事がとれておらず、意識が混濁した72歳女性の症例です。代謝性アシドーシスで乳酸が上昇!... -
日本プライマリ・ケア連合学会 第4回 学術大会(全14回)痛みとしびれの診断学2013/11/27(水)公開 加藤 博之 弘前大学 総合診療部痛みとしびれは外来初診診療者の主訴の4割を占める重要な症状です。
いずれも患者さんの主観的な症状であり、身体診察や一般検査で異常を認めないことも多く、病態を理解した上での病歴聴取が診断の鍵となります。
本講義は、生坂政臣先生が聴講者に実際の症例の鑑別を出題しながら、痛みとしびれの病態と鑑別アプローチ法を解説します。 -
Dr.須藤のやり直し酸塩基平衡(全10回)第9回 ケーススタディ09 そして低K血症の鑑別診断の手順2018/09/12(水)公開 須藤 博 大船中央病院 内科 教育研修部 部長「著明な低カリウム血症の35歳女性」を取り上げます。 須藤博先生の初診から1週間後、診察室に訪れた患者。なんと30分間も罵倒され続けることに!!一体患者に、、Dr.須藤に何が起こったのか! そして、いくつかのケーススタディでみてきた低カリウム血症の鑑別診断を、手順に沿って、シンプルにわかりやすく解説します。 これまで何度も出てきた“KI...
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エビデンスベースド!高齢者向け“最適”処方術(全7回)第5回 抗凝固薬2016/05/11(水)公開 関口 健二 信州大学医学部附属病院/市立大町総合病院 総合診療科「転倒リスクのある高齢者に抗凝固治療は行うべきではない!?」はたしてそうでしょうか? 血栓予防効果と出血リスク。どちらをとるかは、高齢者の抗凝固療法における永遠のテーマといえるでしょう。 今回は、”抗凝固薬の真のベネフィット”はどの程度か?という昔ながらの疑問から、NOACとワルファリンはどちらが良いのか?といった最近の疑問まで、...
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Dr.ハギーの関節リウマチ手とり足とり~まずは触ってみる~ <早期介入編>(全6回)第1回 関節リウマチ診療の現在2014/07/02(水)公開 萩野 昇 帝京大学ちば総合医療センター 第三内科学講座(血液・リウマチ)プライマリ・ケア医にとってはとっつきにくいイメージのある関節リウマチ。しかし近年、治療法が格段に進歩し、今では早期発見・介入し寛解を目指すのが常識となっています。この世界的な新しい関節リウマチ治療方針がTreat to Target(T2T)。その鍵を握っているのは、プライマリ・ケア医です。早期介入編第1回は「関節リウマチ診療の現在」と題して、...
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Dr.YUKAの5分間ティーチング2 “型”で覚える研修医必修スキル(全6回)第3回 Fever work up2023/11/09(木)公開 北野 夕佳 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 救命救急センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学准...今回は入院中や救急外来でのFever work upについて解説します。Fever work upで行うべきことはズバリ!「Culture BUS」。このCulture BUSとはどのようなものであるのかを確認していきましょう。重要なことは「型」として、施設内の共通認識とすること。そうすることで指導するにも、されるにも効率よく進めていくことができるようになります。
そし... -
知らないと困る!骨粗鬆症(全7回)第1回 機序と疫学2023/12/07(木)公開 千葉 優子 東京都健康長寿医療センター 臨床検査科部長まずは、骨粗鬆症の発症機序と疫学について学びます。骨代謝回転などの基本知識や、低骨量を呈する疾患、骨折の好発部位や死亡リスクの高い部位について整理。高齢化が著しいわが国の社会課題ともいえる骨粗鬆症の現状について解説します。
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Dr.須藤のやり直し酸塩基平衡(全10回)第7回 ケーススタディ072018/08/01(水)公開 須藤 博 大船中央病院 内科 教育研修部 部長「クローン病治療にて多数の腸切除と人工肛門増設がある41歳男性の腎機能障害」の症例を取り上げます。 さまざまな病態、酸塩基異常、電解質異常などを呈するこの患者をどう診断し、どこからどのように治療していくのか。 臨床経過-血液ガスの数値と治療(輸液)の経過-を示しながら、診断と治療について詳しく解説します。
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救急で困る「精神科症状」マネジメント(全5回)第1回 精神科診断の基本を知る2017/11/29(水)公開 久村 正樹 埼玉医科大学総合医療センター 救急科(ER)精神科医として、救急医として両方の現場を熟知する久村正樹先生が、精神科診断の基本からしっかりと解説します。精神科診断のプロセスは外因→内因→心因の順番で検索していくことが基本です。 性格や環境から考えることのないようにしましょう。診断の優先順位付けをしていますので、その順番に診察していくことで、落ち着いて対応できます。
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ナベちゃん先生のだれでも読める心エコー(全6回)第6回 拡張型心筋症2015/11/18(水)公開 渡辺 弘之 東京ベイ・浦安市川医療センター ハートセンター長ちょっとした息切れ、または健康診断での心房細動などから拡張型心筋症の発見につながることが多々あります。 心臓の中で起こっている心室と心房の拡大、壁運動の低下などがどの断面でどう見えるかを心エコーの基本5断面でしっかりと確認していきます。さらにこの疾患の場合は、収縮期だけでなく拡張期の心機能も心エコーで見ていくことが大切。呼吸困...
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プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ!(消化器編)(全14回)第6回 ピロリ菌除菌後にすべきことはある?2015/07/22(水)公開 前野 哲博 筑波大学 教授/筑波大学附属病院 副病院長・総合診療科長ピロリ菌感染が明らかになった際に、何をどんな手順で行うべきか?除菌治療と治療後の注意点を簡潔にレクチャー。 また除菌が成功しなかったとき、プライマリケアでどう対応すべきかも解説します。
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一発診断(全15回)第10回 39℃の発熱と右頸部に痛みと腫脹がある33歳男性2019/08/07(水)公開 宮田 靖志 愛知医科大学 地域総合診療医学寄附講座・教授 医学教育センター・副センター長 プライマ...今回の症例は「右横腹が膨らみ、便秘になったと訴える68歳男性」と「39℃の発熱と右頸部に痛みと腫脹がある33歳男性」の2症例。
68歳男性の症例は、実は数週間前に罹患した疾患が重要なヒントに!さあ、あなたの一発診断は? -
直伝!Dr.守屋の素人独学漢方(全12回)第3回 キーワード (1)漢方脳 (2)モデル2012/09/12(水)公開 守屋 章成 長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科 グローバルヘルス専攻 熱帯医学コース(...漢方を独学で勉強しようとするとき、大きな壁として立ちはだかるのが、漢方特有の“曖昧”さ。西洋医学からかけ離れた漢方の世界を学ぶ際、心にしっかりと留めておくべき3つのキーワードがあります。 1つ目のキーワードは「漢方脳」。“分析的”思考の対極にある“感覚的”思考が、漢方の理解には欠かせません。 そして、2つ目のキーワードは「モデル」。...
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プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ!(整形外科編)(全14回)第6回 肩の痛みの鑑別2017/07/19(水)公開 前野 哲博 筑波大学 教授/筑波大学附属病院 副病院長・総合診療科長肩が痛いといっても、痛みの部位やできない動作によって原因が異なります。今回は紹介すべき疾患と、保存的に診療してよい疾患を見分ける方法を、身体診察を交えて斉藤 究先生が解説します。
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プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ!(呼吸器編)(全15回)第15回 肺の聴診のコツは?2015/04/15(水)公開 前野 哲博 筑波大学 教授/筑波大学附属病院 副病院長・総合診療科長肺の聴診は基本的な手技。どうやってカルテに書いたら伝わりやすい?今回は代表的な4つの肺雑音の特徴とカルテの記載方法をレクチャーします。 連続性か断続性か、高音か低音かなど、聞き分けるコツと、その機序も併せて解説。仕組みの講義で病態生理の理解も深まること間違いありません!
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Dr.清水のおいしい栄養療法(全11回)第9回 末梢静脈栄養の考え方(1)2012/11/28(水)公開 清水 健一郎 医師/ウェブサイト「ランドマップ研究室」点滴による栄養補給は、使い方を間違えると筋肉を崩壊させ、ADLの低下を招いてしまいます。 ブドウ糖だけの栄養がダメな理由とは・・? 脂肪乳剤を点滴しないと、たった2週間で大変なことに・・? 病気が治った時すぐに退院できる“体”を作っておくためには、末梢静脈栄養の中身をどのように組み立てたら良いのか。 「考え方(1)」では、4つの構成要素の...