番組検索結果
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Dr.岩田の感染症アップグレード-外来シリーズ-(全7回)第4回 その下痢に抗菌薬使いますか?2006/09/08(金)公開 岩田 健太郎 神戸大学 感染症内科 教授今回のテーマは「下痢」。これも外来でよく診る症状ですが、下痢診断の難しさはその原因の多さにあります。いわゆる食中毒といっても原因微生物は多種多様、慢性の下痢にも多くの疾患が考えられます。忙しい外来では、どう考えればいいのでしょうか? 「原因を突き詰めるより、臨床に則して考えましょう」と岩田健太郎先生。その下痢に、便培養は必要か、...
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Dr.田中和豊の血液検査指南 電解質編(全12回)第8回 各論1:高Na血症2021/12/22(水)公開 田中 和豊 済生会福岡総合病院 総合診療部 主任部長/臨床教育部部長Dr.田中和豊の血液検査指南「電解質編」は今回から、各論に入っていきます。電解質異常の緊急性を考えると、高K血症>高Ca血症>Na異常の順になりますが、番組では、Na→K→Ca/P→Mg/Zn/Cuの順に解説していきます。
まずは高Na血症からです。高Na血症の定義、発生機序を理解することから。そのうえで、高Na血症の際、どのようにアプローチするのかをD... -
Dr.野原のナルホド!摂食・嚥下障害マネジメント ~キュアからケアへ~(全13回)第1回 キュアからケアへ!これからの摂食・嚥下障害マネジメント2014/05/01(木)公開 野原 幹司 大阪大学歯学部附属病院 顎口腔機能治療部摂食・嚥下障害マネジメントを行う前に納得しておきたい。なぜこれから施設・在宅での摂食・嚥下障害のマネジメントが重要となるのか?また、原因疾患の進行期別の患者数の違い、それに伴う病院や在宅での患者層や対応の違い、など事項を解説。これからの摂食嚥下障害マネジメントの考え方、“キュアからケア”を理解しよう。
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創傷治療Basics(全5回)第5回 Tips & FAQ:救急でや外来での創傷ケアについて2015/05/13(水)公開 矢野 智之 横浜市立みなと赤十字病院 形成外科 副部長傷を縫合していいのは受傷後いつまでか?裂創に皮膚接着剤は有効?予防的抗菌薬投与は?傷のプロへの相談の適応は?など急性期の創傷治療に対する疑問や悩みを、エビデンスと傷のプロである矢野智之先生の経験をもとに一つひとつ解決していきます。
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Dr.岡とMT佐々木の感染症プラチナレクチャー 臨床微生物学編(全10回)第1回 黄色ブドウ球菌2024/09/05(木)公開 佐々木 雅一 東邦大学医療センター大森病院 臨床検査部 副技師長今回の微生物は「黄色ブドウ球菌」。発熱・意識障害の20歳代男性、主訴、既往歴、バイタルサイン、身体所見、検査結果から、細菌性髄膜炎、敗血症が疑われました。血液、喀痰を採取後、エンピリック治療を開始しました。さあ、その血液や喀痰から出てくる敵の正体はいかに。そして、その後の治療戦略は?
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Dr.清水のおいしい栄養療法(全11回)第5回 どうする?必要エネルギー量2012/09/26(水)公開 清水 健一郎 医師/ウェブサイト「ランドマップ研究室」今回は実際に「一日分の必要エネルギー量」を計算してみましょう。 といっても、ややこしい計算式では、忙しい臨床現場で使いにくく意味がありません。 いくつかの計算方法を紹介しますので、使いやすそうなものを選んでみてください。 もちろん、数式はあくまで数式にすぎません。「どう算出するか」だけではなく、 「算出結果は本当に適量で...
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Dr.須藤のやり直し酸塩基平衡(全10回)第10回 尿中電解質の使い方2018/10/03(水)公開 須藤 博 大船中央病院 内科 教育研修部 部長今回は尿中電解質の使い方と総まとめ。 尿中のNa 、K、 Cl、 Cr、そしてPhのそれぞれの値がなんの指標になるのか、また、それらの組み合わせによって何が考えられるのか、組み合わせて示す指標などについて解説します。 そして、達人・Dr.須藤こと須藤博先生渾身の総まとめ!「Have FUN!!」ぜひ酸塩基平衡を楽しんでください!
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CliPS - Clinical Presentation Stadium - @TOKYO2013(全25回)高齢者高血圧管理におけるUnmet Medicak Needs: 『血圧変動』に対してどう考える?【飯島勝矢】2013/10/23(水)公開 飯島 勝矢 東京大学 高齢社会総合研究機構 准教授高血圧患者さんの降圧治療に際しては、近年まで、適正値に近ければ近いほどよい、下げれば下げるほどリスクが減ると信じられてきました。しかしながら、最近の研究によると、そのような降圧一辺倒の治療ではかえってリスクが高まることがあることがわかっています。特に高齢者においては、血圧変動が相当に顕著である例が珍しくありません。1ポイント...
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プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ!(消化器編)(全14回)第3回 腹痛の部位で疾患の鑑別はできる?2015/06/03(水)公開 前野 哲博 筑波大学 教授/筑波大学附属病院 副病院長・総合診療科長腹痛の部位で疾患を鑑別する方法は複数知られていますが、局在性に乏しい腹部疾患では思っているほど役立たないことも。 今回は実臨床で使えるひとつの考え方をレクチャーします。 前野先生がこれなら研修医にもわかりやすい!と太鼓判を押したスペシャリスト西野先生のノウハウをお見逃しなく!
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Step By Step!初期診療アプローチ 呼吸器・消化器・マイナー症候編(全12回)第3回 喀血2008/09/12(金)公開 田中 和豊 済生会福岡総合病院 総合診療部 主任部長/臨床教育部部長「喀血」は現在ではさほど多くみられることはなく、寧ろ頻度は非常に少ない疾患でありますが、呼吸器の救急としては必ず押さえておきたい症候です。 なぜ喀血は臨床的に重要なのか。また似て非なる症候である「吐血」や「血痰」とはどのように違うのか。これらをきちんと見分けないと、その後の治療が全く違うものになってしまうので気を付けなければいけ...
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Dr.岸本の関節ワザ大全(全10回)第8回 身体診察のコツ3腰・股関節2008/05/23(金)公開 岸本 暢將 杏林大学医学部付属病院 腎臓・リウマチ膠原病内科 准教授腰痛は非常に多い訴えで、一説には 9割もの人が腰痛の経験があると言われています。「腰が痛い」という患者に対し、原因は腰椎なのか、仙腸関節なのか、あるいは坐骨神経なのかを見分ける必要があります。実は股関節やその周囲の筋肉や滑液包の痛みであることもあります。まず、どこが痛いのか患者さんに指でしっかり指し示してもらうことが重要です。...
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国立国際医療研究センター総合診療科presents 内科インテンシブレビュー2017(全12回)第1回 リンパ腫の臨床診断 “Internist's lymphoma”2017/04/12(水)公開 國松 淳和 南多摩病院 総合内科・膠原病内科 部長国立国際医療研究センター病院 総合診療科 國松淳和先生によるレクチャーは、病理で診断されるリンパ腫の"臨床診断”について。リンパ腫においては、診断確定が早いことは患者の予後やQOLに大いに関わります。臨床症状によって診断に迫ることができる"Internist's Lymphoma”の特徴や具体的な診断への道筋について解説します。
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CliPS - Clinical Presentation Stadium - @TOKYO2013(全25回)ガイドラインって、そんなに大事ですか? 【香坂俊】2013/10/23(水)公開 香坂 俊 慶應義塾大学 循環器内科 准教授例えば、急性心筋梗塞とみられる65歳の男性が病院に搬送されたとします。心電図を見ると著明にSTが上昇していました。現在におけるこのような患者さんへの標準的な治療のひとつは、バルーンやステントを用いて狭窄した血管を広げることでしょう。 それをカルテに記載しつつ、診断〜治療とすすめていくわけですが、さてここで問題。上記を実行するため...
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透析患者を診る前に1時間で詰め込む透析管理の基礎知識(全7回)第7回 透析患者への薬剤投与2017/06/28(水)公開 櫻田 勉 聖マリアンナ医科大学 腎臓・高血圧内科 病院教授/大学病院腎臓・高血圧内科副部長/大学病...透析に関わる医師に必ず知っておいてほしいのは、透析患者と健常者では薬物療法がまったく異なるということです。今回は透析患者における薬物動態と、透析による薬剤除去を解説します。患者のなかには無尿にもかかわらず利尿薬が継続して投与されている場合もあるため、透析管理では服用中の薬剤をチェックして、不要な薬はないか、腎毒性はないか、必...
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Dr.須藤のビジュアル診断学(全9回)第4回 頸部と甲状腺関連2008/10/10(金)公開 須藤 博 大船中央病院 内科 教育研修部 部長診断までのプロセスを文字通り「見て」いきます。今回の症例は 「59歳男性、主訴は発熱と咽頭痛」。この所見だけで何が分かるでしょうか。また、ひとつだけ検査をするとしたら何を選択しますか?ビジュアル診断学がオススメする身体所見のコツとは、あらかじめ異常があることが分かっていて、身体所見でさらにもう一回確認すること。これこそビジュア...
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直伝!Dr.守屋の素人独学漢方(全12回)第11回 漢方理論にこだわらない方剤~芍薬甘草湯、排膿散及湯、桔梗湯2013/05/22(水)公開 守屋 章成 長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科 グローバルヘルス専攻 熱帯医学コース(...方剤の中には、漢方理論にこだわらなくても症状のみで選択できるものがあります。こむら返りなど、四肢がつるときには、芍薬甘草湯。抗菌薬の全身投与がためらわれる小さな感染性炎症や膿瘍には、排膿散及湯。そして、急性の咽頭炎に即効で効くのは、桔梗湯。3つの方剤を、さっそく使いこなしましょう!
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Dr.小松のとことん病歴ゼミ(全6回)第1回 肩こりで帰してはいけない頸部痛2018/03/28(水)公開 小松 孝行 順天堂大学医学部附属練馬病院 救急・集中治療科診断に直結する病歴聴取のスキルを鍛える新番組スタート! 診断に際して、検査値や画像所見を重視して病歴聴取を軽視してはいませんか。病歴こそがもっとも重要な診断材料であり、それだけで8割方の診断はつくといわれます。しかし、Onsetの時期や発症様式などの重要な情報を得られるかは、医師の問診技術にかかっています。 この番組では講師である...
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プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ!(循環器編)(全16回)第15回 Q.精査・治療の必要な心室期外収縮とは?2013/08/14(水)公開 渡辺 重行 筑波大学大学院 教授 筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター センター長健康診断などでも見かけることも多い心室期外収縮。基本的には様子をみることで良いのですが、中には治療を要する重篤な疾患が隠れているケースもあります。渡辺先生が推奨する要コンサルティングのケースは3つです。1つは、心疾患ゆえに心室期外収縮を生じているとき。この判定は、心電図が正常なら心疾患なしと考えて良いということになります。残...
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研修医のための栄養・輸液(全10回)第1回 栄養管理のオキテ2024/06/27(木)公開 伊在井 淳子 公益財団法人宮城厚生協会坂総合病院 救急外科科長 NST委員会委員長第1回は、栄養管理の大原則について。まず理解すべきは、消化管を使うことがどれだけ大切か。絶食状態は、口腔環境の悪化、腸管粘膜の萎縮など、さまざまな問題を引き起こします。経口摂取が可能な患者に「念のため絶食させておくか…」となんとなく指示を出す前に、絶食がもたらす影響をしっかり頭に入れておきましょう。
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プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ!(循環器編)(全16回)第16回 Q.抗不整脈薬使用の最近のトレンドは?2013/08/14(水)公開 渡辺 重行 筑波大学大学院 教授 筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター センター長様々にある抗不整脈薬ですが、プライマリ・ケア医が治療で使うにはどの薬がよいのでしょうか?衝撃的な試験結果となったCAST試験からPVC、SVPCに対して抗不整脈を投与する時代ではなくなりましたが、他の不整脈に対してはどうでしょうか。不整脈の種類ごとに現在本流になりつつある治療法(アブレーション、除細動器など)をふまえながら、抗不整脈...
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プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ!(呼吸器編)(全15回)第5回 呼吸器感染症の迅速診断は臨床で使える?2014/11/26(水)公開 前野 哲博 筑波大学 教授/筑波大学附属病院 副病院長・総合診療科長インフルエンザに迅速診断は必要?肺炎を疑う場合に使うのはどの検査?信頼性は?迅速診断に関する疑問に長尾大志先生がズバリお答えします。 マイコプラズマ、尿中肺炎球菌、レジオネラ菌。それぞれの原因微生物ごとの迅速診断の特徴やキットの使い勝手など実臨床に役立つ情報をお届けします。
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Dr.YUKAの5分間ティーチング3 “型”で覚える研修医必修スキル(全6回)第2回 気管支喘息発作2024/05/09(木)公開 北野 夕佳 聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 救命救急センター/聖マリアンナ医科大学 救急医学准...今回は、気管支喘息発作のマネジメントについて解説します。発作を起こした患者が来たとき、まずは呼吸音の確認から。そのうえでどう対応するのか、根拠を示しながら、解説します。やることだけをお教えするのではなく、薬の“やめ時”についても型として示します。さらに並行して行うべき鑑別についても考えていきましょう。
Dr.YUKA自身の経験を踏... -
Dr.林とDr.Goldmanの笑劇的臨床論文放談(全12回)第1回 Prehospital Advanced Airway2014/12/24(水)公開 Ran D. Goldman ブリティッシュコロンビア大学 救急部 教授今回、紹介する論文は 「Prehospital epinephrine use and survival among patients with out-of-hospital cardiac arrest Japan」 【PubMed ID:23321764】 心肺停止患者への病院前救護の気道確保に関してです。 病院前救護の段階で、従来のバッグバルブマスクによる換気を行うべきか、Advanced airwayを用いて気管挿管あるいは声門上エアウェイを...
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聖路加GENERAL<心療内科>(全3回)第1回 プライマリケアで診る不眠症2011/03/25(金)公開 山田 宇以 聖路加聖路加国際病院 心療内科黒帯師範:山田 宇以氏
ジェネラリストの疑問に専門医が答える「聖路加GENERAL」。今回は心療内科編です。 例えば高血圧や高脂血症で診ている患者さんから「先生、最近眠れないんです」と言われることもよくあると思います。簡単な不眠であれば、心療内科に紹介する前に何とかしてあげたいと思うのが人情ですが、では具体的にどうすればいいのか...