番組検索結果
-
研修医のための麻酔科ベーシック(全10回)第8回 抜管のお作法2024/03/14(木)公開 鈴木 昭広 自治医科大学附属病院 周術期センター長・麻酔科教授今回は麻酔からの覚醒、抜管について解説します。筋弛緩モニターは、患者を事故から守るためのマストアイテム。モニターを使わない不適切な拮抗は、再クラーレ化といった最も避けるべき危険な事態を招きます。術中、術後の安全のために、令和のスタンダードを押さえましょう。抜管前のチェック項目や鎮痛薬の残し方についてもお伝えします。
-
プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ!【泌尿器科編】(全19回)第17回 性感染症2023/10/19(木)公開 松木 孝和 松木泌尿器科医院院長/香川大学医学部臨床教授性感染症は尿道炎、性器ヘルペス、梅毒を取り上げます。いずれもプライマリケアでも遭遇する可能性が高いもの。尿道炎については必ず追加すべき検査を押さえましょう。とある疾患の鑑別に性器ヘルペスを入れるべき理由は必見です。 現在流行期にある梅毒は、見逃すと訴えられるケースもあるうえ、非典型例が多く専門医も難渋している状況です。今回は...
-
Dr.林とDr.Goldmanの笑劇的臨床論文放談 Season3(全8回)第6回 コインの誤飲は金属探知機で探せ!2018/02/28(水)公開 Ran D. Goldman ブリティッシュコロンビア大学 救急部 教授今回の文献は「The utility of a handheld metal detector in detection and localization of pediatric metallic foreign body ingestion」 Javan Nation, et, al. Int J Pediatr Otorhinolaryngol. 2017 Jan; 92;1–6. 【PMID:28012507】 今回のテーマは「金属探知機」。子供が誤飲した金属の検出と位置特定にハンドヘルド金属探知機が有用かどう...
-
研修医のための小児科ベーシック(全10回)第2回 新生児の病歴聴取2024/01/25(木)公開 西﨑 直人 順天堂大学医学部附属浦安病院 小児科新生児の病歴聴取は「正常な状態から逸脱していないか」ということを念頭に情報を集めることになります。母体の状態を含む周産期の情報、出生後の児の情報など、集めるべき情報を整理して解説します。赤ちゃんは自分では伝えることができません、新生児から発するサインを見逃さないことが重要です。
-
J-COSMOチャンネル(全6回)第4回 健康寿命は「予防医療」で延ばせる【高橋宏瑞/予防医療超入門】2019/10/10(木)公開 髙橋 宏瑞 順天堂大学医学部 総合診療科日本の平均寿命は84.2歳で世界第1位。ところが健康寿命は74.8歳と約10年のギャップがあります。つまりこの10年は何らかの障害があるということ。 この余白なく死ぬまで元気でいるには何をしたらいいのか、それを教えてくれるのが予防医療です。 予防医療の効果をどう評価しているのか、WHOの定義をわかりやすく、『J-COSMO』編集委員である高橋宏瑞先生...
-
プライマリケア医のためのHIV基礎講座1(全1回)HIVの基本、疫学2021/01/06(水)公開 白野 倫徳 大阪市立総合医療センター 感染症内科 医長HIVの診療は難しい、専門病院で診てほしい、と思っていませんか?近年、HIV感染症は慢性疾患と捉えられるほど予後が改善したため、治療の拠点は地域に移りつつあり、プライマリケアの先生が診療する機会が増えています。治療の拠点は地域に移りつつあるため、HIV感染者がいきなり来院したり、今診療している患者さんが実は感染者であったりすることもあ...
-
ガイドラインから学ぶ尿路結石症診療のポイント(全2回)後編 ガイドラインから学ぶ尿路結石症診療のポイント2024/07/17(水)公開 井上 貴昭 原泌尿器科病院 副院長/神戸大学泌尿器科客員教授後編では、急性疼痛発作時の治療と自然排石、再発予防について解説。患者にどのように飲水・食事指導したらよいのか、具体的にお伝えします。
-
ケアネットまつり DAY 2 アーカイブ【2023年9月24日】(全9回)9. Fever國松のコロナ禍で浮き彫りになったシン・不明熱「機能性高体温症」2023/10/02(月)公開 國松 淳和 南多摩病院 総合内科・膠原病内科 部長國松 淳和先生(南多摩病院 総合内科・膠原病内科 部長)
「ディジーズ・バー」が絶賛公開中の國松淳和先生が、8年前のヒット作「不明熱コンサルト」のFever國松に戻って降臨!
講演のテーマはコロナ禍で浮き彫りになった機能性高体温症。ポイントは、高体温(hyperthermia)は発熱(fever)と異なるものであるということ。しかし数多いる不... -
死への立ち合い方(全7回)第4回 全医師が行うべき最初のグリーフケア2019/07/31(水)公開 日下部 明彦 横浜市立大学 総合診療医学教室 准教授大切な人を亡くした時に体験する身体的・心理的な反応を”グリーフ”と呼びます。グリーフは自然な反応ですが、深刻な場合は身体・精神疾患につながることも。だからこそ、すべての医師が基本的なグリーフケアを行う必要があります。今回は誰でもができるグリーフケアの方法を解説します。
-
Dr.坂根のなるほど!納得!ダイエット!(全43回)第4回 元気で長生きする体重は?2010/02/19(金)公開 坂根 直樹 京都医療センター 臨床研究センター 予防医学研究室長最近は、単なる延命ではなく、健康寿命が重視されるようになってきました。健康寿命と関係しているライフスタイルは3つあります。肥満、運動習慣、そして喫煙です。ポックリ逝きたいと思っている人に限って、これらのリスクに気をつけておらず、寝たきりなどのジックリ型になってしまうような生活習慣をしています。頭ではわかっていてもなかなか実行は...
-
研修医のためのカルテの書き方(全10回)第3回 「S」患者の話をどう書くか2024/06/06(木)公開 菅家 智史 福島県立医科大学 総合内科・総合診療医センター5年前に大腸がんの手術をしたと患者に言われたら、SとOのどちらに記載しますか?分類の基準を知っておけば、どんなケースでも迷わず判断できるようになります。主訴、現病歴、既往歴など、Sの各項目を上手に記載する工夫と注意点を丁寧にお教えします。
-
ティアニーと青木眞に学ぶ「医者の神髄」(全4回)第4回 友情対談3「いい医者は人と科学への関心でできている」2019/10/16(水)公開 Lawrence M. Tierney Jr. カリフォルニア大学サンフランシスコ校長年の友人である青木眞先生はティアニー先生の神がかり的な診断力にはいくつかの秘密があると分析します。対してティアニー先生は亡くなってしまったある男性患者の症例を語り、いい医者であるためにすべきこと、いい医者に共通する性格について考察します。 最終回で語られる、ティアニー先生が慕い、真似たという「いい医者」とは誰なのか?
-
Dr.藤原のこれだけ耳鼻咽喉科(全8回)第6回 成人~高齢者の難聴2022/11/23(水)公開 藤原 崇志 倉敷中央病院 耳鼻咽喉科高齢になるにつれ難聴者の割合は増加するため、難聴の程度と種類の把握はどの診療科でも役に立つスキルです。今回は、健康診断などで測られる標準純音聴力検査と難聴の程度を測る語音聴力検査の読み方を解説。さらにこれらの情報をもとに難聴の種類に応じたコミュニケーションのコツもレクチャーします。
-
救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ厳選8症例(全8回)第4回 自傷行為であれば必ず精神科入院となるか?2022/01/19(水)公開 久村 正樹 埼玉医科大学総合医療センター 救急科(ER)うつ病で治療中の27歳女性が、リストカットをして救急搬送されました。 創は浅く、縫合のみで処置は終了。「死にたい気持ちがあったが今はない」と話しています。 入院を勧めましたが拒否したため帰宅としました。 このような自傷行為の場合、必ず精神科入院となるのでしょうか?
-
外来の質が上がる心療内科的アプローチ(全8回)第5回 月経前症候群(心身症)2022/10/19(水)公開 大武 陽一 医療法人晴風園 今井病院 副院長第5回で紹介するのは月経前症候群(心身症)です。月経前症候群は更年期障害と並び、 女性の非常に大きな悩みの1つであり、産婦人科だけでなくすべての診療科で診る可能性があります。ぜひ診断・治療の基本とともに、リラクセーション法などの心療内科的アプローチについても学びましょう。
-
コロナ禍で災害が起きたらどうする?(全1回)コロナ禍で災害が起きたらどうする?2021/03/11(木)公開 稲葉 基高 特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン/空飛ぶ捜索医療団ARROWSプロジェクトリーダー今年、東日本大震災から10年を迎えました。新型コロナウイルス感染の収束が見えないなか、2月13日には福島県沖で震度6強の大地震が発生。昨年も豪雨などの避難を要する自然災害が頻発しました。未曾有の状況で災害が発生した場合、どのように被災者への医療と感染対策を両立させていけばよいのでしょうか。 今回のライブでは、コロナ禍で被災した場合...
-
Dr.名郷のコモンディジーズ常識のウソ(全14回)第14回 糖尿病篇~「明らか」なエビデンス~2006/07/07(金)公開 名郷 直樹 武蔵国分寺公園クリニック 院長今回の「Dr.名郷のコモンディジーズ常識のウソ」は糖尿病の薬物治療をテーマにお送りします。糖尿病などの慢性疾患の場合、薬効のあるなしといったサロゲートエンドポイントではなく、虚血性心疾患や脳卒中といった危険な合併症を減らすというトゥルーエンドポイントをきちんと把握して治療にあたることが重要です。糖尿病に関するエビデンスといえばUG...
-
Dr.レニックの演じる!臨床英会話(全10回)第4回 Cough - History and Examination2024/01/04(木)公開 レニック ニコラス Tokyo Medical and Surgical Clinic今回からはコモンな症状をピックアップ。まずは、咳嗽を主訴に訪れた患者の問診から検査まで。
“Do you have~?”は症状の有無を尋ねるのによく使われますが、喀痰の確認にはあまり用いられていません。では、ネイティブに一番自然に伝わるフレーズは? 随伴症状の聞き方や呼吸器内科でよく行う検査についても解説。最後はRoleplayでおさらいしま... -
救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ厳選8症例(全8回)第6回 患者の不眠の自覚だけで睡眠薬を処方してよいのか?2022/02/16(水)公開 久村 正樹 埼玉医科大学総合医療センター 救急科(ER)1ヵ月前から不眠で内科外来に通院している75歳男性。若い頃から21時頃に寝て5時頃起床、その後散歩をする習慣がありました。 しかし新型コロナウイルス感染症により散歩を止め、その頃から寝た感じがしなくなってきたと言います。 眠くなってからベッドに入ることを提案しましたが、早寝の習慣を崩したくないと訴えます。 このような患者に不眠の自...
-
オンライン診療のスキルを上げるセミナー(全1回)オンライン診療のスキルを上げるセミナー2020/06/26(金)公開 石井 聡 九段下駅前ココクリニック院長新型コロナ対応を機に、導入する先生も増えてきたオンライン診療。入院、外来、在宅に続く第4の診療とも言われ始めたオンライン診療では対面診療とまったく違う「技術」が求められます。そこで、コロナ前からオンラインを取入れ、日本有数の実績を誇る九段下駅前ココクリニック院長の石井聡氏を講師に迎え、オンライン診療スキルに特化したwebセミナー...
-
Dr.和田の救急頭部CT読影の鉄則(全9回)第4回 急激な頭痛増悪の原因は?2024/10/10(木)公開 和田 武 帝京大学医学部放射線科学講座/放射線診断専門医・IVR専門医突然発症の頭痛が急激に増悪する症例と聞いて真っ先に思い浮かぶ疾患は何でしょうか? 典型例の画像診断ポイントはもちろん、非典型例を見抜くためのコツとノウハウもじっくりと解説します。今回適応となる鉄則は「(3) 左右を比較する」です。
-
Dr.浅岡の楽しく漢方~古代からの贈りものII~(全9回)第8回 好意/六味の処方2013/02/27(水)公開 浅岡 俊之 浅岡クリニック 院長漢方薬を構成している生薬には守備範囲があります。身体のどの部分に作用するのかということですが、それを知ることはとても重要です。 複数の生薬を重ねる意図のひとつとして、主治したい部位をもとに組み合わされる場合があります。例えば、表を熱する「麻黄」と、裏を熱する「附子、細辛」を組み合せた「麻黄附子細辛湯(麻黄、附子、細辛)」は、表...
-
Dr.名郷のコモンディジーズ常識のウソ(全14回)第3回 このままでは心筋梗塞になりますか!?2004/07/01(木)公開 名郷 直樹 武蔵国分寺公園クリニック 院長ほかに原因疾患のない単純な高コレステロール血症の患者さん。コレステロール値正常な人と比べて一体どのぐらい心筋梗塞になるリスクが増しているのでしょうか? そして、スタチンによる薬剤治療によって、それらのリスクはどのぐらい軽減されるのでしょう? そして、個々の患者さんにとって、トータルな意味で、益ある治療とは? Dr.名郷は「相対危...
-
救急現場の精神科診療 若手医師が悩んだ厳選8症例(全8回)第5回 リストカットや過量内服を繰り返すパーソナリティ障害患者が、本当に自殺することはないか?2022/02/02(水)公開 日野 耕介 沼津中央病院 精神科境界性パーソナリティ障害の診断で精神科クリニックに通院中の28歳女性。 リストカットをたびたび繰り返し救急外来を受診していましたが、今回は市販の解熱鎮痛薬を50錠内服したうえで前腕を刃物で傷つけ動脈損傷。 救命救急センターに救急搬送され同日手術、入院となりました。患者は入院翌日になり、「今すぐ帰りたい」と病棟スタッフに訴えていま...