番組検索結果
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ガイドラインから学ぶアトピー性皮膚炎診療のポイント(全1回)ガイドラインから学ぶアトピー性皮膚炎診療のポイント2022/11/16(水)公開 大塚 篤司 近畿大学医学部皮膚科学教室 主任教授近年、アトピー性皮膚炎の病態理解は飛躍的に進み、次々と新薬が登場しています。アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021には、生物学的製剤であるデュピルマブや、JAK阻害薬のデルゴシチニブ、バリシチニブの記載が加わりました。
今年2022年にも新たに2つの治療薬が発売され、既存の治療方法で十分な効果が得られなかった中等症以上の患者に対す... -
研修医のための栄養・輸液(全10回)第5回 経腸栄養2大トラブル2024/07/25(木)公開 伊在井 淳子 公益財団法人宮城厚生協会坂総合病院 救急外科科長 NST委員会委員長経腸栄養の2大トラブルである嘔吐と下痢について、それぞれ投与側・患者側の原因と解決策を示します。投与側の原因では、投与量や速度を見直しすることが重要。患者側の原因では、腸内細菌叢の変化など栄養素の追加によって解決できるケースもあります。トラブルの原因を見極め、適切に対処できるようになりましょう。
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Dr.増井の血ガスハンティング(全10回)第10回 呼吸性アシドーシスpart3:呼吸苦の83歳男性2023/07/27(木)公開 増井 伸高 札幌東徳洲会病院 救急集中治療センター 副センター長・国際医療支援室室長血ガスハンティングもいよいよ最終回です。今回は、呼吸苦の83歳男性と、53歳女性の2症例。呼吸状態や血ガスも似たようなこの2症例で、どちらに“人工呼吸管理”を行うのか考えていきます。呼吸不全と言えば、気胸、心不全、喘息、COPD、肺炎などが鑑別に挙がりますが、どのようなときに“人工呼吸管理”を始めるべきか、また、その判断基準は? それを考...
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Dr.林&今の「防ぎえた死」をなくすための救急初期対応(全6回)第3回 外傷2023/04/27(木)公開 林 寛之 福井大学医学部附属病院 救急科・総合診療部 教授救急室で亡くなる外傷患者の35%は救命可能であったともいわれ、まさに「防ぎえた死」をなくすためには初期対応が非常に重要です。第3回では林先生がABCDEアプローチのうちA(気道)、B(呼吸)、C(循環)を中心に、外傷初期診療で行わねばならないこと、絶対に行ってはいけないことについて実践的に解説します。見逃すと致命的な緊張性気胸に気付くた...
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ガイドラインから学ぶ喘息診療のポイント(全2回)後編 安定期の治療とデバイスの使い分け2025/03/19(水)公開 中島 啓 亀田総合病院 呼吸器内科 主任部長後編は、安定期の治療とデバイスの使い分けについて解説。今回の改訂で分類された「タイプ2喘息」、「低タイプ2喘息」の病態を整理し、喘息管理の新たな目標となる「臨床的寛解」をどのように目指すべきか、安定期治療の段階的な実践方法を丁寧にレクチャーします。ぜひご覧ください。
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研修医のための麻酔科ベーシック(全10回)第4回 用手気道確保を極める2024/02/15(木)公開 鈴木 昭広 自治医科大学附属病院 周術期センター長・麻酔科教授酸素フラッシュボタン、押したことはありますか?これは緊急ボタンと同じで、日常的に使うものではありません。将来の急変現場にはフラッシュボタンは存在しませんから、これに頼らず、押したことがある人は必ず手技を見直しましょう。麻酔科研修中にやるべきことは、日々、TAM・両手法換気を実践すること。TAMはマスク、SGA、挿管すべてに有用な万能ツ...
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Dr.箕輪の実戦救急指南(全4回)第4回 油断ならない!失神のあった患者2004/10/21(木)公開 箕輪 良行 聖マリアンナ医科大学 救急医学教室 教授56歳男性。通勤途上の電車内で急に気分が悪くなり、失神。次の駅で下車しベンチで座って様子をみたところ、やや回復した様子。とりあえず帰宅後、かかりつけの診療所へ。高血圧、肥満、喫煙あり。果たしてこれは危険な徴候なのでしょうか?このようなケースでは緊急な処置が必要とは限りませんが、鑑別しなければならない疾患や、予後のことを考えて必ず...
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ロジックで攻める体液管理(全10回)第1回 体液量の評価2025/07/03(木)公開 廣瀬 知人 筑波メディカルセンター病院体液管理は医療の基本です。しかし、「脱水」という言葉ひとつとっても、その病態は多岐にわたります。第1回では、筑波メディカルセンター病院の廣瀬知人先生が、体液の組成から「脱水」の定義、Edelmanの式を用いた病態把握、さらには点滴や尿が体液に与える影響まで、実際の症例を交えながら分かりやすく解説します。細胞内外液のバランスを理解し、...
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Dr.わへいの在宅エコー いろはにほへ(全6回)第2回 発熱のフレームワーク2 ~胆道系感染症~2024/10/17(木)公開 植村和平 利尻島国保中央病院 総合診療科 診療部長今回は、胆道系感染症を疑う際に役立つエコースキルを2つご紹介します。1つ目は、肝小葉構造を理解し、エコーで脈管(門脈・肝動脈・胆管)を正確に鑑別する技術。2つ目は、胆嚢が見えにくい場合のアプローチ方法。エコーの当て方や圧迫法などのテクニックを駆使し、あらゆる状況で胆嚢を観察できるスキルを解説します。さらに、発展編として胆管閉塞の...
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千葉大GMカンファレンス2018(全3回)第2回 症例2:52歳男性 右手がおかしい 難易度★★★2019/02/20(水)公開 野田 和敬 千葉大学大学院医学研究院 診断推論学・総合診療科海外に出向していた男性が帰国後、右手に違和感を感じたという症例を生坂政臣先生が症候診断します。
この患者には、どこに、どういう疾患が隠れているのでしょうか?
再現VTRから、どのような問題があるのかを見つけ出してください。 -
小三J読影法でわかる!Dr.佐藤の胸部写真の楽しみ方(全6回)第5回 診断演習(2)咳・痰2006/01/13(金)公開 佐藤 雅史 東邦大学医療センター客員教授・放射線科専門医・医学博士「咳・痰」という、もっともコモンな症候に対して、胸部写真を手がかりに画像診断でどこまで迫っていくかという佐藤マジックの本領が発揮されます。特に、皮下気腫の見つけ方は、意外と見落としやすく皆さんが苦手とされているとのことで、今回は側面像も含めて、念入りに説明します。また、肺吸虫症のワンポイント講座など、知っておくと得をする内容...
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コロナ特例・オンライン診療の始め方、進め方(全1回)コロナ特例・オンライン診療の始め方、進め方2020/04/27(月)公開 小松 大介 株式会社メディヴァ取締役新型コロナ対策の時限的特例措置として、オンライン診療の規制が大幅に緩和されました。この措置は、医療者・患者の感染防止、そして病医院経営の面でも有用なツールです。 このWebセミナーでは、規制改革推進会議 医療・介護WG座長として今回のオンライン診療規制緩和を推進した大石 佳能子氏が、これまでの経緯とともにオンライン診療の枠組みを概説...
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Dr.箕輪の実戦救急指南(全4回)第2回 いきなり交通事故!頭真っ白?2004/10/21(木)公開 箕輪 良行 聖マリアンナ医科大学 救急医学教室 教授予期せぬ交通事故の患者さんが診療所に運ばれてきたという実戦救急の場面を設定。気道、呼吸、循環管理のABCから、交通事故で最も多い「予防できる死亡」と言われている緊張性気胸を解除する方法、もうひとつは腹腔内の出血を簡単に診断する方法として、腹部超音波を使った評価方法を学びます。
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Dr.野原のナルホド!摂食・嚥下障害マネジメント ~キュアからケアへ~(全13回)第8回 せっかく飲み込んだのに・・・ 食道期の障害への食事支援2014/08/13(水)公開 野原 幹司 大阪大学歯学部附属病院 顎口腔機能治療部“5つの期”のうち最後の期、“食道期”。食道は、飲み込んだ後なので嚥下と関係ないと思ったら大間違い。食べ物の逆流による肺炎を見逃してはならないのだ。第7回は、逆流を起こしやすい姿勢、薬剤、リスク、また、逆流を疑う症状は何かをお伝えする。把握して、患者さんを注意深く観察しよう。
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Dr.藤原のこれだけ耳鼻咽喉科(全8回)第3回 鼻疾患(鼻出血/慢性副鼻腔炎)2022/09/21(水)公開 藤原 崇志 倉敷中央病院 耳鼻咽喉科今回は鼻出血と慢性副鼻腔炎を取り上げます。鼻出血は出血部位を把握することが対応のポイント。 鼻内部の構造を図示し止血に使用する鉗子やタンポンの扱い方などを実演を交えて解説します。 慢性副鼻腔炎では慢性・急性の薬剤の使い分け、患者への指導にも使える鼻洗浄の方法をみていきます。 慢性副鼻腔炎に見える症例から要注意疾患を見つけるポ...
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ディジーズ・バー(全10回)第7回 コモンな感染症2021/09/15(水)公開 矢吹 拓 国立病院機構 栃木医療センター 内科副部長・内科医長国立病院機構栃木医療センターの矢吹拓先生をゲストに迎え、主に憩室炎について語ります。教科書では膿瘍を形成し即外科治療が必要な憩室炎を多く見ますが、実際の診療ではもっと軽症状態で診ることが多いと思います。そんな軽症憩室炎の患者に、本当に入院は必要なのか?軽症憩室炎なら抗菌薬フリーで治る!? 國松医師が経験した入院手術拒否症例や...
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Dr.香坂の循環器診療フロントライン(全9回)第6回 大動脈弁狭窄(AS)・僧帽弁逆流症(MR)2024/09/05(木)公開 香坂 俊 慶應義塾大学 循環器内科 准教授弁膜症に対する治療は、大動脈弁狭窄症に対して「TAVR:経カテーテル的大動脈弁置換術」が、僧帽弁逆流症に対しては「経皮的僧帽弁接合不全修復術」といった内科的治療が登場したことにより、大きく変化しました。この10年で循環器診療のなかで最も進捗があったといえるでしょう。 大動脈弁狭窄症と僧帽弁逆流症は全く別の病態です。薬物治療が全く通...
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Dr.白石のLet's エコー 運動器編(全9回)第8回 五十肩(後編)2019/10/09(水)公開 白石 吉彦 島根大学医学部附属病院 総合診療医センター センター長 隠岐広域連合立隠岐島前病院 参与今回の「Dr.白石のLet's エコー 運動器編」はさらに一歩上の五十肩診療についてみていきます。 前回紹介した五十肩の6~7割の患者の痛みを軽減させる「肩峰下滑液包へのヒアルロン酸注射」。 その注射後も痛みが取れない場合、考えられる原因とその治療法を提示します。 また、肩関節の可動域が制限される凍結肩に対しては行う手技「サイレントマ...
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死への立ち合い方(全7回)第2回 死亡診断書の書き方2019/07/03(水)公開 日下部 明彦 横浜市立大学 総合診療医学教室 准教授死亡診断書と死体検案書の使い分けは? 警察への届け出が必要かをどう判断するのか? 死亡時刻は医師が確認した時間でいいのか? 死亡診断書作成時のよくある疑問について、事例を挙げて解説します。 平成31年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル https://www.mhlw.go.jp/toukei/manual/dl/manual_h31.pdf
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Dr.岡のプラチナカンファレンス COVID-19公開症例検討 2022‐23年末年始スペシャル(全7回)第1回 外来・軽症治療編1.右被殻出血の既往、高血圧の50代男性2022/12/23(金)公開 河合 夏美 埼玉医科大学総合医療センター 総合診療内科外来・軽症治療編の1症例目は、右被殻出血の既往があり、高血圧に対して内服治療中の50代男性の症例です。 2日前に妻が発熱。COVID-19の診断となり、1日前に本人も発熱したため、市販の抗原検査を行ったところ陽性となったため受診しました。 ワクチン接種歴はなく、内服薬はアムロジピンベシル酸塩です。 どのような治療方針で進めたのか、岡先生の...
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研修医のための病棟指示(全10回)第1回 指示簿の基本2024/06/20(木)公開 筒泉 貴彦 愛仁会 高槻病院 総合内科 主任部長第1回では指示簿の基本原則について解説します。このシリーズで扱う「指示」の内容と指示簿の役割をレクチャーします。この番組を通じて、良い指示簿と悪い指示簿の違い、指示出しで注意すべき点を約10分で学べます。わかりやすい指示簿を作成できる医師になるための第一歩を踏み出しましょう。
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無敵の研修医ストレスマネジメント(全7回)第4回 オーベン、チューベンとどう接する?2017/03/01(水)公開 鈴木 裕介 秋葉原内科saveクリニック 共同代表院長 ハイズ株式会社 経営コンサルタント 内科医師想像してください。オーベン、チューベンの逆鱗に触れずに指導してもらえたら…研修生活はかなり楽しくなりませんか? 今回は忙しい上級医がキレるポイントを避け、研修医がオーベン、チューベンとストレスなく穏やかなコミュニケーションをとるための関わり方を鈴木瞬先生が伝授します。
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Dr.ハギーの関節リウマチ手とり足とり~まずは触ってみる~ <早期介入編>(全6回)第6回 生物学的製剤の使い方2014/09/24(水)公開 萩野 昇 帝京大学ちば総合医療センター 第三内科学講座(血液・リウマチ)生物学的製剤はリウマチ診療にとってなくてはならないものになりつつあります。日本では10年以上の使用経験があり、すでに一般的治療となっている生物学的製剤ですが、どの患者にどの生物学的製剤が効果があるかなどを予想する方法は、実はまだ確立されていません。しかし現時点では、生物学的製剤を使用する前に潜在性結核に罹患しているかを確かめる...
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バーチャルアイドルが教えるやさしい統計学(全20回)第4回 サンプルサイズについて2022/04/20(水)公開 紅井 さつき バーチャル講師アンケート調査を行う際にどれくらいの人数に答えてもらうべきかを考えたことがありますか?統計学的調査におけるサンプルサイズいわゆるnは、アンケートを行う前に適正な人数を設定する必要があります。nの値によって調査の信頼区間、つまり誤差の大きさが変わってきてしまうからです。今回は調査設計者としても、結果を見る者としても必要なサンプル...