番組検索結果
-
志水太郎の診断戦略エッセンス(全7回)第5回 病歴の技法2017/12/06(水)公開 志水 太郎 獨協医科大学総合診療医学主任教授 総合診療科診療部長検査値、画像、身体所見―医師は様々な情報から診断を導き出す。その中でもとくに重要な意味を持つのは病歴聴取。 志水太郎先生が日々の問診で大切にしているのは”4つのC”と"BEOアプローチ”。診断戦略の前提となる質の高い病歴の技法を伝授します。
-
Dr.岡田の膠原病大原則(全9回)第9回「手で診断!日常診療で膠原病を見逃すな」2009/06/26(金)公開 岡田 正人 聖路加国際病院 Immuno-Rheumatology Center 部長・センター長手を見て診断をつけられる膠原病は実はたくさんあります。爪周囲紅斑、爪床毛細血管異常、爪上皮延長、ゴットロン徴候、強皮などは、臨床症状と組み合わせれば特異度の高い所見となります。皮膚筋炎、全身性硬化症は決して珍しい疾患ではないのです。 また早期診断で、間質性肺炎、肺動脈性肺高血圧症を発見し、早期治療できれば予後が改善します。特...
-
Dr.長門の5分間ワクチン学(全12回)第8回 水痘・BCG・4種混合2019/11/20(水)公開 長門 直 社会医療法人長門莫記念会 長門記念病院 呼吸器内科・アレルギー科部長今回の「ワクチン学」は水痘・BCG・4種混合ワクチン。それぞれの接種回数、接種時期をはじめ、注意すべき点について触れていきます。水痘ワクチンでは2回接種する理由を確認します。そして、医療現場で課題となりやすいBCGワクチンの懸濁の仕方については、均一に溶かすポイントを紹介。さらに、4種混合ワクチンの追加接種を忘れた場合の対応、ポリオワ...
-
聖路加GENERAL<心療内科>(全3回)第3回 今日からできるうつ病治療2011/03/25(金)公開 山田 宇以 聖路加聖路加国際病院 心療内科黒帯師範:山田 宇以氏
プライマリケアを訪れる患者さんが心因性の疾患であることは少なくありません。その中でも特に多いうつ病─。しかし、それでいて診断や治療に自信のないという先生方が多いのも事実です。うつ病の診断基準を使いこなすのは一般診療では少々難しいのではないでしょうか。 今回は、「疑わしい患者さんには何をどう聞いたらい... -
“の”の字2回走査法で出来る!超音波手技大原則(全11回)第6回 上部消化管の基本走査と症例2006/11/17(金)公開 杉山 髙 医療法人社団 綾和会 浜松南病院 画像診断部顧問食道・胃・十二指腸などの上部消化管の走査と症例についてお送りします。腹部エコーでの消化管の検査は、J1259まず最初に腹部臓器の観察を行った後、コンベックスや高分解能探触子により、縦走査や横走査で観察します。また、胃・腸管の拡張病変、肥厚性病変、腫瘍性病変の存在に注目します。患者さんが症状を訴える部位については特に慎重に走査する必...
-
Dr.林の笑劇的救急問答 Season19(全8回)第1回 アナフィラキシー1:素早く判断 速攻アドレナリン2025/06/05(木)公開 林 寛之 福井大学医学部附属病院 救急科・総合診療部 教授今回はアナフィラキシー。アナフィラキシーショックは、素早く判断し、即座に対応しなければ、患者の命にかかわります。 蕁麻疹がないから、血圧が高いから、そんな理由で判断をためらわないようDr.林のABCDをしっかりと身につけておきましょう。 そしてアナフィラキシーと診断したら、すぐにアドレナリンを投与すること。そうこれは誰もが知っている...
-
プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ!(糖尿病編)(全12回)第11回 インスリン導入のタイミングと患者説明のコツは?2014/10/22(水)公開 前野 哲博 筑波大学 教授/筑波大学附属病院 副病院長・総合診療科長近年、インスリン療法は、持効型や超速効型製剤の登場により格段に導入しやすいものになっています。 ですが、インスリンは糖尿病治療の最終手段のイメージが強く、導入を嫌がる患者さんが多いのではないでしょうか。 今回は最新のインスリン療法のメリットや導入目安、患者さんへの説明ポイントなどの情報をお届けします。
-
Dr.浅岡の指導医のための漢方医学講座(全6回)第1回 東洋医学を理解するためのポイント(1)2013/03/27(水)公開 浅岡 俊之 浅岡クリニック 院長第1回の「Dr.浅岡の指導医のための漢方医学講座」は東洋医学と西洋医学、それぞれのシステムの違いについてお伝えします。東洋医学は西洋医学とは全く違う システムのうえに成り立っており、患者を診る際の視点も異なります。この違いをはっきりさせないかぎり、漢方薬を根源的に理解することは不可能なのです。 番組レジュメは添付資料をご確認ください。
-
Dr.林の笑劇的救急問答 Season18(全8回)第4回 その胸痛、心臓は大丈夫!じゃあ何なの?2024/08/29(木)公開 林 寛之 福井大学医学部附属病院 救急科・総合診療部 教授首にまつわる疾患の最終回。今回のタイトルを見ると、あれ、首って何?と思われるかもしれません。そう、胸痛がテーマなのです。胸痛患者を診るときには、まずは、心筋梗塞、肺塞栓症、大動脈解離といった重篤な疾患の除外からすること。当たり前のことかもしれませんが、まずはそれらをしっかりととやることが重要です。そのうえで、なにをどのように...
-
Dr.岡田の膠原病大原則(全9回)第8回 大胆解説!欧州リウマチ学会SLE診療指針2009/06/26(金)公開 岡田 正人 聖路加国際病院 Immuno-Rheumatology Center 部長・センター長自己免疫疾患は、膠原病のみならず、消化器内科、内分泌科、神経内科など多くの診療科で見受けられます。全身型自己免疫疾患の代表であるSLEの病態をしっかり把握することによって、臓器別自己免疫疾患に関しても理解を深められます。今回は、臨床医が知っておくと役立つ免疫系の仕組みを、豊富な図とともに岡田正人先生が解説。そして、SLEの症例を用...
-
Dr.増井の血ガスハンティング(全10回)第9回 呼吸性アシドーシスpart2:呼吸苦の 心疾患既往72歳男性2023/07/06(木)公開 増井 伸高 札幌東徳洲会病院 救急集中治療センター 副センター長・国際医療支援室室長今回は呼吸苦の症例を3つ取り上げて解説します。3症例とも心不全が疑われます。 3症例とも患者の状況は似ているのに、血ガス数値が示す状況が、まったく異なります さて、その3症例はどう違い、どう診断していくのか。そもそも心不全は血ガスで診断できるのか。確認していきましょう。
-
長門流 認定内科医試験BINGO!(全12回)第11回 神経2017/06/07(水)公開 長門 直 社会医療法人長門莫記念会 長門記念病院 呼吸器内科・アレルギー科部長認定内科医試験の神経の領域では、「脳卒中治療ガイドライン2015」からの出題が予想されます。後期高齢者の降圧目標や脳卒中のリスク因子は必ず押さえておきましょう。 また、認知症スクリーニング検査の点数で認知症の有無を判定させる問題も毎年出題されています。長門直先生の予想問題を通して、試験の「出るところ」を確認してください。
-
非精神科医のための向精神薬の使い方(全6回)第5回 老年期精神障害の薬物療法2023/10/26(木)公開 姫井 昭男 PH メンタルクリニック所長/ポジティブ・ヘルス・ラボラトリー株式会社代表取締役非精神科医も対応する機会の多い認知症とせん妄の薬物療法を解説します。治療薬の種類と特徴、効果的な投与タイミングを丁寧にレクチャー。スムーズな服薬を促すテクニックや認知症治療薬の効果期間など、家族からよく聞かれる疑問に答えます。高齢者・認知症患者だからこそ気を付けるべき副作用も提示。老年期精神障害では、薬剤を投与しても主作用が...
-
イワケンワクチン講義(全9回)第1回 ワクチンの原理2025/04/03(木)公開 岩田 健太郎 神戸大学 感染症内科 教授まずはワクチンの原理から。自然免疫と獲得免疫、生ワクチンと不活化ワクチン、細胞性免疫と液性免疫、自然か人工かなど、ワクチンの誤解されやすく、あいまいなところを例を挙げながら、わかりやすくシンプルに解説します。また、接種間隔や接種部位(筋注・皮下注)など、実際のワクチン接種方法についても整理していきます。
-
長門流 総合内科専門医試験MUST!(全12回)第7回 消化器(消化管)2017/07/26(水)公開 長門 直 社会医療法人長門莫記念会 長門記念病院 呼吸器内科・アレルギー科部長消化管の領域で注目すべき疾患は、2016年にRome IV基準が発表された過敏性腸症候群と機能性胃腸症。 ほかにもガイドラインの改訂が頻繁な消化器がんの化学療法や、治療の進歩が著しい炎症性腸疾患からの出題も予想されます。 最新のガイドラインや新薬の改訂に対応した長門流の予想問題で効率よく勉強してください。
-
Dr.大山のがんレク! すべての医療者に捧ぐがん種別薬物療法講義(全15回)第15回 緩和ケア2017/12/06(水)公開 大山 優 亀田総合病院 腫瘍内科 部長最終回はがん診療においては必須となる緩和ケア。 とくに疼痛治療の要となるオピオイドについて、開始方法や副作用を説明します。 一般内科でも疼痛ケアや術後のフォローなどを行う機会が増えています。これだけは知っておきたい緩和ケア知識をぜひチェックしてください。
-
感染症コンサルタント岸田が教える どこまでやるの!?感染対策(全9回)第4回 どうする?多剤耐性菌の感染対策2016/02/17(水)公開 岸田 直樹 一般社団法人 Sapporo Medical Academy 代表理事 ・ 医師感染対策の一番の基本である、MRSAの次の微生物といえば多剤耐性緑膿菌(MDRP)です。 多剤(薬剤)耐性緑膿菌の定義は覚えていますか?IMP (イミペネム)、AMK (アミカシン)、CPFX (シプロフロキサシン) の3剤に耐性を持つ緑膿菌です。 でも、こうなってしまうと、治療の選択肢がなくなってしまうのです。 そうなる前に手をうつことが重要です。そ...
-
CliPS - Clinical Presentation Stadium - @TOKYO2013(全25回)半年間にわたる間欠的な腹痛【小林健二】2013/10/23(水)公開 小林 健二 聖路加国際病院 一般内科 医長慢性の腹痛といえば、生命予後に関わるものは少なく、機能的なものが比較的多いために、ついつい甘く考えて真剣に話を聞かない、ということになりがちです。しかしながら、そのような診療を繰り返していると痛い目に合うこともある、という症例をプレゼンテーションしていただきます。症例は55歳女性。半年前から明け方に臍周囲から下腹部の張るよう...
-
Dr.須藤の輸液大盤解説(全8回)第8回 大盤解説 症例5 ストーマがあり慢性下痢の41歳男性2021/02/24(水)公開 須藤 博 大船中央病院 内科 教育研修部 部長輸液の大盤解説の最後の症例は須藤博先生のの思い入れのある症例。 クローン病にて、小腸・大腸切除術、人工肛門造設術を受け、慢性下痢の41歳男性です。 3週間ほど前から、体調不良、耳下腺炎などで状態が悪化し、受診。受信時のバイタルサインや身体所見から、脱水、アシドーシス、ショックなどが疑われる状態でした。検査データからも腎不全、低Na...
-
“の”の字2回走査法で出来る!超音波手技大原則(全11回)第11回 乳腺の基本走査と症例2007/03/30(金)公開 杉山 髙 医療法人社団 綾和会 浜松南病院 画像診断部顧問「ここまで走査できるとは!」とご好評いただいた本シリーズもいよいよ最終回です。今回は“の”の字ならぬ、“m”の字走査法で、乳腺の観察を行います。乳腺のエコー検査は、鮮明な画像で、流れるような走査を行うなかで、わずかな乳腺の異常所見に注目します。乳腺に異常と思われる像が描出された場合、良性・悪性所見を考えながら、非腫瘤性病変や、腫...
-
プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ!【小児科編】(全14回)第3回 小児の発熱2022/04/06(水)公開 前野 哲博 筑波大学 教授/筑波大学附属病院 副病院長・総合診療科長子どもは大人に比べて頻繁に発熱します。よくある発熱の中から、治療が必要な状態を発見するための3つの条件を解説します。3歳以下の子どもを紹介する際に行うべき処置も押さえておきましょう。
-
研修医サバイバル・ライブ!2021(全5回)第2弾 診断編 志水太郎先生2021/11/17(水)公開 志水 太郎 獨協医科大学総合診療医学主任教授 総合診療科診療部長「研修医サバイバル・ライブ!」第2弾は診断編。愛され指導医の志水太郎先生の登場です。
講師の志水先生は、多くの若手医師に慕われ、『愛され指導医になろうぜ』(日本医事新報社)では、後進の育成法を説いています。また、診断学のニューバイブルとして支持を集める「診断戦略」(医学書院)の著者でもあります。
その志水先生が、今回、研... -
Dr.松崎のここまで!これだけ!うつ病診療(全8回)第6回 1剤目が効かないときは…2015/12/23(水)公開 松崎 朝樹 筑波大学精神神経科 講師最初に処方した抗うつ薬が効かないとき、次に打つ手は何でしょうか? 処方を変更する前に、確認すべき3つの項目をレクチャーし、変更する場合の薬剤選択の基準を伝授します。 また周産期の女性や高齢者など、気を付けるべき患者についても解説。
-
Dr.野原のナルホド!摂食・嚥下障害マネジメント ~キュアからケアへ~(全13回)第5回 【コラム1】頼れる武器、嚥下内視鏡を活用しよう2014/07/02(水)公開 野原 幹司 大阪大学歯学部附属病院 顎口腔機能治療部“準備期”のチェックに有効な嚥下内視鏡について掘り下げる。内視鏡を入れたときの基本から、口内物がどこに触れると嚥下反射が起こるのか、また、嚥下造影検査と嚥下内視鏡検査それぞれのメリット・デメリットについても解説。野原氏は、施設・在宅には嚥下内視鏡検査をお勧めするが、環境に合わせての使い分けなども考えたい。