番組検索結果
-
Dr.山中の攻める問診(全13回)第11回 腰痛 ~左胸部痛、そして腰痛~2014/03/12(水)公開 山中 克郎 福島県立医科大学 会津医療センター 総合内科 教授61歳男性。10日前に左胸部痛でERを受診し肋軟骨の疑いと診断される。ロキソニンで痛みは減少するも6日前に突然腰痛を発症。3日前からは肉眼的血尿が確認される。身体所見は、左胸部に腫脹と圧痛がある。また右肘内側と腰部に腫脹を確認した。この患者さんの診断は何だったのでしょうか?病歴や身体所見、検査所見のどこにキーワードがあり、どの様に攻...
-
聖路加GENERAL<呼吸器内科> (全8回)第3回 胸が痛いのは、心臓のせいだけではありません CASE1 42歳男性2011/12/07(水)公開 徳田 安春 臨床研修病院群プロジェクト 群星沖縄センター長黒帯師範:仁多 寅彦氏(聖路加国際病院呼吸器内科)
突然刺されるような胸痛を訴えた42歳の男性。胸痛といえば、循環器疾患を思い浮かべますが、今回の患者さんは呼吸器による胸痛です。労作時に呼吸困難があったことから、胸部X線写真を撮った結果、気胸であることがわかりました。 気胸は、つい見逃しがちな疾患といえます。まずは、胸痛の鑑... -
Dr.松崎のここまで!これだけ!うつ病診療(全8回)第4回 うつ病の発症機序を理解する2015/11/11(水)公開 松崎 朝樹 筑波大学精神神経科 講師うつ病は発症機序が完全には解明されていない疾患。しかし現時点でわかっている発症のメカニズムを理解することは、疾患の理解と治療にとても有用です。 今回は相互に関連しあっているうつ病の3つの発症機序の仮説を、松崎朝樹先生がわかりやすく解説します。
-
Dr.岩田のFUO不明熱大捜査線(全13回)第12回 膠原病 case2 ―70歳女性・・上気道症状と不明熱―2010/07/23(金)公開 岸本 暢將 杏林大学医学部付属病院 腎臓・リウマチ膠原病内科 准教授もしかしたら膠原病かも知れない不明熱…。そんなとき、専門医に紹介する前にできることがあります。もちろん診断には専門的な検査が必要なこともありますが、多くの膠原病疾患の診断基準からもわかるように、病歴聴取、身体診察という一般的な検査だけで、ある程度診断を絞り込めるのです。そのためにはやはり何回でも繰り返して聞く病歴聴取と丁寧な身...
-
COVID-19 5類移行でどう変わる?(全1回)COVID-19 5類移行でどう変わる?2023/03/22(水)公開 黒田 浩一 神戸市立医療センター中央市民病院 感染症科 副医長5月に迫ったCOVID-19の5類感染症への移行は診療にどのような影響を与えるのでしょうか? 今回のライブでは、5類移行による院内感染対策の変化、オミクロン対応2価ワクチン、早期診断・早期治療の重要性、発症早期の治療における薬剤の選択などの情報をアップデートします。講師は最前線でのCOVID-19診療に加えて、診療体制と感染管理体制の構築にも従事...
-
岡田正人のガイドラインから学ぶ関節リウマチ(全1回)岡田正人のガイドラインから学ぶ関節リウマチ2023/02/08(水)公開 岡田 正人 聖路加国際病院 Immuno-Rheumatology Center 部長・センター長専門医によるマネジメントが求められる一方、その絶対的不足から、一般内科医に対応が求められることも少なくない関節リウマチ。20年前の生物学的製剤の登場から、その薬物治療は劇的に進歩しています。 6年ぶりに改訂された「関節リウマチ診療ガイドライン2020」には、新たに承認された生物学的製剤、JAK阻害薬、抗RANKL抗体、バイオシミラーの記載が...
-
USA発!関節X線ASBCD(全6回)第4回 腰の読影に挑戦!(1)-股関節と仙腸関節をASBCで読む-2009/03/13(金)公開 山本 万希子 東京都立大塚病院 リウマチ膠原病科腰痛の中でも前方や側方の痛みを訴える場合が多い、股関節と仙腸関節の読影を解説します。 ASBCDを心得ていればもちろん読影は簡単です。変形性関節症や関節リウマチを初めとする炎症性関節炎の診断のポイントは、これまでの関節の読影を理解していれば全く難しくありません。また、阻血性骨壊死など股関節に起こる病変も、その特徴が頭に入っていれば...
-
Dr.白石のLet's エコー 運動器編(全9回)第7回 五十肩(前編)2019/09/18(水)公開 白石 吉彦 島根大学医学部附属病院 総合診療医センター センター長 隠岐広域連合立隠岐島前病院 参与今回の「Dr.白石のLet's エコー 運動器編」は五十肩(肩関節周囲炎)の超音波診療について取り上げます。 五十肩は、肩峰下滑液包炎、腱板断裂、上腕二頭筋長頭腱炎、変形性肩関節症、石灰沈着性腱板炎、凍結型などの疾患が含まれています。その中でX線で診断できる疾患は変形性肩関節症、石灰沈着性腱板炎のみで、五十肩のうちのわずか10%程度であ...
-
聖路加GENERAL<呼吸器内科> (全8回)第4回 胸が痛いのは、心臓のせいだけではありませんCASE2 58歳 女性2012/01/11(水)公開 徳田 安春 臨床研修病院群プロジェクト 群星沖縄センター長黒帯師範:仁多 寅彦氏(聖路加国際病院呼吸器内科)
3ヵ月前から慢性的に右胸痛を訴える58歳の女性。労作時呼吸困難を伴うため、胸膜炎などによる胸水が疑われます。単純エックス線写真を撮影したところ、右肺にかなりの胸水が貯留していることが確認されました。CTも撮影してよく確認してみると、胸水の貯留している右肺ではなく、比較的健康に... -
Dr.東田の今さら聞けない病態生理(全5回)第3回 糖尿病は飢餓である!?2004/07/08(木)公開 東田 俊彦 MAC/Medical Academy Corporation今回の「今さら聞けない病態生理」は糖尿病を取り上げます。日本全国に800万人の患者さんがいると言われる糖尿病。CareNeTVでも再三で取り上げてきましたが、今回は病態生理の面からアプローチします。“そんなこと知らなくても治療は出来るよ”と言う声に、「糖尿病ほど奥の深い病気はありません」と語るのは東田俊彦先生。『経験だけではどうにもならな...
-
Dr.安部の皮膚科クイズ 中級編(全6回)第3回 患者にやめさせるべき習慣2020/04/29(水)公開 安部 正敏 医療法人社団 廣仁会 札幌皮膚科クリニック 院長第5問は、アトピー性皮膚炎の女性。頸部に生じたアトピーが悪化した原因を3つの選択肢から選んでください。第6問は過去に化粧品が原因で社会現象になったこともある疾患。治癒過程で生じる変化を知っておきましょう。
-
Dr.増井の骨折ハンティング(全10回)第6回 足関節痛2022/06/15(水)公開 増井 伸高 札幌東徳洲会病院 救急集中治療センター 副センター長・国際医療支援室室長今回は足関節痛をハンティングします。足関節骨折では、外果、内果、後果の3果骨折をまず確認します。これらの骨折は“イメージ”を持っていれば、診断およびマネジメントには困りません。しっかりとイメージングを身に付けましょう。 そのほかにもPilon骨折、メゾネーブ骨折、腓骨遠位端骨折などの微妙な骨折を見逃さないよう、みる“コツ”をつかんでく...
-
Dr.安部の皮膚科クイズ 上級編(全6回)第1回 皮膚疾患が起こりやすい部位を知っておく2020/09/09(水)公開 安部 正敏 医療法人社団 廣仁会 札幌皮膚科クリニック 院長安部正敏先生による皮膚科クイズ、第1問の所見は顔面の白いツノ状のデキモノ。第2問は前腕にできた異臭を伴う潰瘍。この2問の所見は、どちらも皮膚科疾患が起こりやすい部位のものです。ではその共通点を挙げられますか?このポイントを押さえて診断に応用力をつけていきましょう。
-
自治医大presents総合内科アップデート(全8回)第2回 神経内科「脳梗塞急性期治療の実際」2018/08/01(水)公開 益子 貴史 自治医科大学 神経内科自治医科大学内科学講座に所属する専門医たちが日々アップデートされる最新の知見をリレー講義。内科全領域における最新の重要臨床トピックをクイックに学べるので、総合内科医専門医試験対策にも役立ちます。第2回は、自治医科大学神経内科の益子貴史先生が新しい疾患概念である塞栓源不明脳塞栓症(ESUS)を含む、脳梗塞の分類と治療について解説しま...
-
Dr.能登のもう迷わない!臨床統計ここが知りたい!!(全6回)第5回 治療編1 さっそくエビデンスを読もう!2010/06/18(金)公開 能登 洋 聖路加国際病院 内分泌代謝科 部長大好評の臨床統計学入門シリーズ。今回はいよいよ臨床統計学を使って実際のエビデンスを読んでみます。もちろん数式など不要で、基礎的知識だけでエビデンスを的確にサクサクと読むことができます。 エビデンスを読む際の第一歩は、エビデンスを盲信して鵜呑みにしないことです。どんなにすばらしく見える臨床研究であっても、ズレとぶブレという誤...
-
Dr.林の笑劇的救急問答 season16(全8回)第8回 ダニ2 不明熱と発疹でつつがある?2021/04/07(水)公開 林 寛之 福井大学医学部附属病院 救急科・総合診療部 教授Dr.林の笑劇的救急問答16もいよいよ最終回!今回のテーマもダニ。不明熱+発疹で受診したときは、リケッチア病、ライム病など、ダニが介する感染症を疑う必要があります。その場合、探さなくてはならないものは「刺し口」。疑わないと見つけることができないので、疑うことから始めましょう。そして、治療については、選択する抗菌薬についても林寛之先...
-
聖路加GENERAL<消化器内科> (全8回)第2回 ”海外で””生肉”は要注意? CASE2 21歳女性2011/12/07(水)公開 徳田 安春 臨床研修病院群プロジェクト 群星沖縄センター長消化器内科の黒帯師範:小林 健二氏
1ヵ月前から下腹部痛、1日3~4回の下痢が生じ熱も出始めたため、近医を受診した21歳の女性。発熱と体重減少があったことから、機能性ではなく器質的なものを疑いました。体重の変化など、鑑別で注意すべき病歴から診断の検索をしていきます。 この患者さんの場合では、腹部診察で索状の腫瘤を触知しました。そ... -
ワクワク!臨床英会話 1(全18回)第2回 初めての問診 History Taking ~初めての問診~2010/03/05(金)公開 伊藤 彰洋 ファミリーメディスン(株)代表取締役臨床英会話の今回のテーマは「はじめの一言」。これはとても大切です。 皆さん、診療ではじめの一言は何と言いますか?スムーズに問診を行うための表現をマスターしましょう。「What brought you here today」などの臨床英語のフレーズを学びます。
-
人のハいで読める!Dr.山口の胸部写真読影 免許皆伝(全6回)第5回 演習編(2)中級セッション 読影マスターへの第一歩!2011/04/11(月)公開 山口 哲生 東京メディサイトクリニック 院長今回は中級セッションとして、少しレベルアップした7つの症例を、参加した先生方が「人のハい」読影法を使って読んでいきます。シリーズはいよいよ佳境を迎えました。先生方がギブアップした症例もそのまま放送します!
-
プライマリ・ケアの疑問 Dr.前野のスペシャリストにQ!(整形外科編)(全14回)第9回 腰痛の治療2017/09/06(水)公開 前野 哲博 筑波大学 教授/筑波大学附属病院 副病院長・総合診療科長腰痛の治療はずっと湿布とNSAIDsでいいのでしょうか?腰痛は慢性化した場合ほど、全身状態の改善や心理的なケアといった取り組むべき課題があります。そしてそれらを解消していくことが、意外にも原因療法になるのです。腰痛だけでなく慢性疼痛全般に応用できる痛みの回避モデルとその対応方法は必見です。
-
自信がつく!Dr.中野のこどものみかた(全9回)第9回 腹痛(前編)2004/09/16(木)公開 中野 康伸 中野こどもクリニック 院長こどもで腹痛を来たす疾患ベスト3は、感染性胃腸炎、便秘、そして学童期で増加している過敏性腸症候群の3つです。こどもの腹部疾患をテーマに、便秘の診察法と治療~浣腸のコツ、そして下痢の鑑別診断をするために必要なこどもの生理機能の特徴、ママたちとのコミュニケーションが必要となる問診のコツなどを中心に解説します。小さなお子さんであれば...
-
Dr.田中和豊の血液検査指南 血算編(全10回)第9回 血小板3 汎血球減少症2020/09/16(水)公開 田中 和豊 済生会福岡総合病院 総合診療部 主任部長/臨床教育部部長今回は汎血球減少症、無効造血、溶血性貧血について取り上げます。それぞれの疾患の定義と鑑別疾患をシンプルにわかりやすく解説します。 いずれも、鑑別疾患が限られる疾患ですので、しっかりと覚えておきましょう。
-
聖路加GENERAL<消化器内科> (全8回)第4回 黄疸は 急いで診断 よい治療 CASE2 63歳男性2012/02/08(水)公開 徳田 安春 臨床研修病院群プロジェクト 群星沖縄センター長消化器内科の黒帯師範:小林 健二氏
1ヵ月ほど前から上腹部の軽い痛みを感じながらも、市販の胃薬で様子をみていた63歳の男性。最近眼球の黄染が出始め、便が灰白色になったため外来を受診しました。常用薬はありましたが、黄疸を誘発するようなものではなく、海外渡航歴もないため、ウィルス性肝炎の可能性はあまり考えられませんでした。診察を... -
ここから始めよう!みんなのワクチンプラクティス -今こそ実践!医療者がやらなくて誰がやるのだ-(全12回)第7回 軽んじてはいけない 麻疹・風疹、日本脳炎 Vaccine formulation & VPD (3)2014/01/22(水)公開 守屋 章成 長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科 グローバルヘルス専攻 熱帯医学コース(...ともに排除を達成すべきVPDと考えられている麻疹と風疹ですが、2010年までに南北アメリカ大陸では全国家で排除が達成されています。しかし、日本の実情はみなさんよくご存じだと思います。排除に必要な条件として挙げられるMRワクチン接種率は目標値に程遠く、風疹に至っては接種率以外にサーベイランスが十分に整備されていないことなども相まって、未...